うまみがギュッ!旬のアスパラが抜群に美味しく食べられる「アスパラの昆布締め」の作り方。
デトックス力抜群の「春野菜」をおいしく食べようシリーズ。
今回は、滋養強壮、疲労回復、抗酸化力の王様、アスパラガスです。
みなさん、「アスパラギン酸」って効いたことありますか?
栄養ドリンクや医薬品などに含まれている疲労回復・滋養強壮成分です。
アスパラガスに多く含まれる成分です。
糖類や添加物のたっぷり含まれている栄養ドリンクを飲むよりは、
旬のアスパラガスをタンパク質などの栄養素と一緒に摂ることのほうが
体は喜ぶかもしれませんね。
アスパラガスの滋養強壮成分はアスパラギン酸だけではありません。
アスパラには強力な抗酸化物質であるルチンやリポ酸が豊富に含まれています。
活性酸素を除去してくれるこれらの抗酸化成分は、かつてチェルノブイリ原発事故で被害を受けた人達に医師が「ルチン、リポ酸、ビタミンC、カルシウムの錠剤を飲め」と促したことでも知られているのです。
そのくらい抗酸化力が非常に高い成分なのです。
さらにアスパラにはストレス物質を除去し、神経を安定させてくれるGABAが豊富に含まれています。
通常GABAは大豆や穀物に多く含まれる物質ですが、アスパラには玄米と同じくらい豊富にGABAが含まれています。
そしてアスパラの主要ビタミンである「ビタミンA」は体の粘膜を強くし、
免疫力を高めてくれるので、口内炎や日焼け対策、ウィルス対策にも効果大。
アスパラの脂溶性ビタミンは、タンパク質や脂質と合わせて摂ると、グンと吸収力が上がります。
特に卵との相性が良いです。
from CREA WEB
海老のアスタキサンチンとも相性バツグンです。
食べ合わせを考えながら、タンパク質やビタミンの吸収をアップさせましょ。
知っておくと便利!旬のアスパラを長持ちさせる保存方法と、おいしいゆで方。
アスパラは買ってそのまま冷蔵庫に入れておくと、長持ちしません。
先端から鮮度がなくなっていき、栄養価も激減してしまいます。
かといって一度に下茹でしても使い道がなく、結局ダメにしてしまうということも少なくない。
そこで、アスパラを生のまま冷蔵庫で長持ちさせる方法をお教えします。
この方法で保存しておけば1週間〜10日はじゅうぶん鮮度を保てますよ。
1、買ってきたらすぐにアスパラの根元を1cm切り落とし、浅く水をはったコップに立てて入れる。
2、上からビニール袋をかぶせて冷蔵庫の野菜室に入れておきます。
コップの水がなくなってきたらその都度、水を変えてあげましょう。
これで1週間以上は新鮮なまま。
アスパラの先端のつぼみのような部分が開いてしまったら鮮度がなくなってきた証拠です。
つぼみがきゅっと締まっているうちに食べきりましょう。
うまみがギュッ!ゆでアスパラが抜群に美味しく食べられる「アスパラの昆布締め」の作り方。
抗酸化力がバツグンに高まってる旬のアスパラ。
アスパラの旬は短いので、いまのうちに楽しんでおきましょう!
ゆでたてのアスパラは、塩をつけるだけで美味しい!
手作りマヨネーズを作って、そのままわしわし食べるのも美味しい!
子供のおやつにもぴったりです。
そして、ゆでアスパラをさらに美味しく食べる方法、
私の大好きな食べ方は、
「昆布締め」です!
シャキッと茹で上げたアスパラを昆布に包んで一晩おくだけ。
簡単、シンプル、おいしい!
昆布の旨みがしっかり移った濃厚かつさっぱりとしたひと皿。
お弁当のおかずにもいいし、焼酎や冷酒にも合いますよ。
1、アスパラを束にして上の方を持ち、沸騰した湯にまず根元だけ20秒ほど入れる。
20秒たったらアスパラを横にして全部湯につけて40秒ほど茹でる。(計1分ぐらい。太いものなら2分ぐらい。)
2、ゆで上がったらザルにあけ、水にさらさずにそのまま冷ます(水にさらすと大切な栄養分やうま味が流れてしまいます)。
ますは美味しいゆでアスパラの完成。
3、昆布を濡れた布巾で軽く拭いて、少し柔らかくし、
写真のように昆布でアスパラを上下から挟んで、ぴっちりとラップで包み、冷蔵庫に一晩おく。
(長く1本で漬けてもいいし、食べやすい長さに切ってから漬けてもOKです。)
冷蔵庫から出してみて、昆布がやわらかくなり、アスパラが色よく締まっていれば出来上がり。
程よい塩気も移って味つけいらず。
お好みで鰹節や生醤油をふりかけても。
オリーブオイルや溶かしバターをかけて食べても美味しい!
使い終わった昆布は、味噌汁の出汁に使いましょう。
昆布には逆にアスパラの栄養が移っていますよ。
さらに!
味噌汁で使い終わった出がらし昆布はせん切りにして、
「醤油1:みりん1:酒1」でちゃちゃっと煮詰めて、佃煮に。
おにぎりの具や、炒めもの、サラダにも重宝しますよ。
その季節に採れる旬の野菜を食べることは、まさに「食養」。
自分の目でみて、作るごはんは、おいしい、しあわせ。
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