2017/12/19

クリスマスのメインディナーにもオススメ！豆で作る簡単ヴィーガンハンバーグの作り方

IN YOUオーガニックアドバイザー。女子大理学部で助手をする一方、三人の子育てを通して30年以上、自然療法から始まりマクロビオティック、シュタイナー、エドガー・ケーシー、アロマテラピーなどを勉強または資格取得。医者の息子、建築家とジョンズ・ホプキンズ大学院主席で卒業した娘２人らからの現場の情報も含め、様々な相談に対して知識と経験を活かし多方面からアプローチ。現在は生米インストラクターとして活動中。IN YOUではナチュラルフードライフを推進できる情報とレシピを発信していきます。ナチュラルライフ応援サロンLe lien ルリアン主宰 instagram https://www.instagram.com/lelien_rumi/ 　

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クリスマスのメイン料理は決まりましたか？

IN YOUオーガニックエキスパートのlilienルリアンです。

クリスマスにチキンというのは日本のオリジナル習慣のようですが、
欧米では感謝祭に七面鳥または鶏１羽を丸ごと焼いて家族で分けあって食べるのが普通です。
日本の習慣は１９７０年代に有名なお髭のおじいさんのお店が宣伝したのが、
日本中に広まったというのが真相のようです。

一般的に鶏や食肉がどのような餌を食べ育てられているか、
そして、その後の店頭に並ぶまでを知ると食べたいとは思わなくなる人も多くなりますね。
（理由はまた別の時に書きたいと思います）
今回はチキンの代わりに大豆を使ったハンバーグを紹介します。

国産有機大豆を薦める理由

農林水産省のデータ(平成27年度)によると国内の大豆需要量は、年間およそ338万tで、自給率が７％です。
豆腐・油揚、味噌、納豆、豆乳、醤油等に加工される食品用に限ると自給率は25%に上がります。

しかし、このうち有機栽培になってるかは不明ですが、
近年、アメリカの遺伝子組み換え（GMO）大豆の生産が増加したことから、
食品用大豆ではnon-GMO大豆の流通が進んでいるようだと農林水産省のHPで書かれています。

一般社団法人の農民連食品分析センターが2016年7月~10月、東京都内で販売されている
「遺伝子不使用」表示のある豆腐、豆乳、納豆、健康食品、油揚げ、煮豆など、
大豆を含む食品など31製品にGMOが含まれていないかを調べた結果、
11製品は不検出でしたが、約半数の15製品から組換え遺伝子を検出し、
5製品は、検査不可だったとしています。

詳細はこちらからみれます。

GMOは将来に及ぼす影響データも気になる所ですが、GMOは農薬に強い品質に変えているため、
雑草や虫を殺すより強い農薬が使うことができます。
つまり、残留農薬が以前よりも強いものになっているということです。

財団法人残留農薬研究所化学部残留第2研究室が発表した、
「加工および調理による大豆試料中残留農薬の濃度変化」食品衛生学雑誌 49(3), 160-167, 2008-06-25　の論文の中で、
14種類の農薬が大豆から加工でどれくらい農薬が残るかを発表しています。

それによると、『浸漬工程において，調査したほとんどの薬剤で、大豆中の残留農薬量の約60%以上が、水浸漬大豆に残っていた。
豆乳および、製造工程においては，薬剤間での差が大きかった。
豆乳への移行率は37～92%，豆腐には7～63%であった．』としています。