小腹がすいた時に最適!シナモンとジンジャー香るインドの人気郷土菓子「ハルワ」レシピを健康的にアレンジした作り方。
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皆さま、インドというとどのようなイメージをお持ちでしょうか?
毎日カレーを食べる国?
宗教上ベジタリアンに関心のある国?
ざっくりと言うとこんなところでしょうか?
きっと、行ったことがない方にとっては、どこまでも謎を秘めた国ではないでしょうか?
今回はそんなインドの食文化の謎に触れてみたいと思います。
インドは宗教上の理由でベジタリアン料理もかなり発達している
「宗教のるつぼ」と言われているインドでは
ヒンドゥー教、イスラム教、スィーク教、ジャイナ教、キリスト教、仏教徒など様々な宗教徒が混在しています。
人口の大半は豚や牛を食べないヒンドゥー教とイスラム教だそうで、肉を食べるとなると鶏か羊がスタンダード。
しかし、そもそもお肉自体ほとんど食べることはなく、人口の大半が菜食主義者だと言われるインドはベジタリアン料理もかなり発達しています。
インドで提供される食事はベジタリアンかノンベジタリアンかはっきりしており、どちらなのか分かるようにそれぞれマークがついています。
緑…ベジタリアン
赤…ノンベジタリアン
出典:indxpress
疑い深い人が多いインド人は、家庭料理が一番安心できる
また、宗教上、食に対する制約が厳しいインド人にとって外食は「何が入っているか分からない、信用できない」という考えが強く、信用できる人(家族)が作ったものを口にするのが一番安全性が高く、家庭で食事をとることがほとんど。
そのため、日本のように職場にお弁当を持ち込みお昼に食べるのも珍しいことではありません。
日本人は市販のものを手軽に食べる国民性なのでその点は真逆ですよね。
菜食主義のインド人が頻繁に食べているもの
カレー大国というイメージの強いインド。
インド人は三食カレーというのは本当なのか???というと、
はい、本当です。
もちろん、麺類や日本でいうチャーハンのような米料理もあるのですが
街のどこもかしこもカレー屋が立ち並び、レストランに入ってもメニューの大半がカレー。
そして家庭でも基本的にはカレー。
飽きないのか?という声が聞こえてきそうですがインドはスパイス大国・・!
毎度違うスパイスや食材を使ったカレーを作るため、飽きるだとかそういう概念が無いんだそうな。
私たち日本人が味噌汁を毎日飲んでも、なかなか「飽きる」という感覚にはなりにくいですよね?
そんな感覚に近いと思います。
お菓子にもスパイスを入れる国、インド。
インドはカレーだけではなく、ドリンクやお菓子にもスパイスを使うことが多いです。
特にお菓子に使われることが多いスパイスがシナモンやカルダモン。
雨季や猛暑など気候の変化が激しいインドではスパイスやお砂糖を沢山使う保存向きのお菓子が好まれるようです。
そんなインドの一般家庭でもよく作られているお菓子「ラドゥ」を
ヘルシーレシピにアレンジしてご紹介したいと思います。
ヘルシーにアレンジした
「ハルワ」の作り方
材料
作り方
1.かぼちゃは皮をとって火が通りやすいように薄切りにし、ひたひたになるまで水を注ぎ、中火で煮込みます。
ナッツ類に加えて、カルダモンとココナッツパウダーもトッピングしてみました。
・ブルーアガベシロップを使うので、通常のお砂糖を使うよりも血糖値が上がりにくくダイエット中でも安心!
・シンプルな材料で、鍋ひとつでできます。
・かぼちゃを使うのでおなかにたまりやすいです。
・甘味を抑えることでかぼちゃ本来の味を楽しめます。
アンチエイジング効果の高いカボチャ。旬はこれから!
これから旬になるかぼちゃは食べどきですよね。ハロウィンレシピにもいいかも。
かぼちゃは抗酸化作用が高いと言われており、βカロテンやビタミンE、ビタミンCなどを豊富に含む緑黄色野菜。
かぼちゃには大きく分けて2種類あり、よくスーパーなどで目にする表面がでこぼこのかぼちゃは「日本かぼちゃ」。
表面がツルツルしているものが西洋かぼちゃです。
その他にもビタミンB1、B2、カルシウム、鉄などをバランス良く含んだ優秀な野菜です。中でも特に多く含まれているのがβカロテン。
かぼちゃに含まれるβカロテンは体内でビタミンAとなり、皮膚や粘膜を保護し丈夫な肌を作ります。
また、ビタミンCはコラーゲンの生成をサポートし、シミの元となるメラニン色素の生成を防ぐ働きがあります。
また、かぼちゃには食物繊維やカリウムも含まれており、便秘解消やむくみ予防にも効果があると言われています。
そんなわけで、かぼちゃは特に女性に積極的に摂ってほしい野菜のひとつでもあります。
おうちで異国情緒を楽しんでみませんか?
インドは3〜4月の雨季に入ると気温がぐんと上がり、なんと45度にまで達します。そんなじめじめとした蒸し暑い時期にはインド人にもさっぱりと口当たりの良いものが好まれ、
スパイスが効いた甘さ控えめのお菓子が好んで食べられます。
今回はかぼちゃ本来の味を生かすため、美味しい黒糖風味のオーガニックブルーアガベシロップで甘さ控えめに仕上げてみました。
お砂糖を使うよりもかぼちゃとの馴染みもよく、黒糖風味がかぼちゃの自然な甘味を引き立ててくれます。
また、牛乳を使うお菓子などは傷んでしまうのを防ぐ為にコンデンスミルクやベサンと呼ばれるひよこ豆を粉にしたもので代用するケースが多いです。
今回ご紹介させて頂いた「ハルワ」は、インド現地では人参を使うことが多いですが、
アラブでは胡麻や果物、クスクスなどを使う場合が多いのですよ!
同じお菓子でも地域によって全く異なる味になるユニークなお菓子「ハルワ」。
一度おうちでも試してみませんか?
IN YOUMarketで美味しいハルワを作ってみませんか?
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