1ミリリットルに1億個もの乳酸菌!別名「お米の飲むヨーグルト」と呼ばれるこの夏絶対話題の「ミキ」の作り方。奄美のソウルドリンク「ミキ」とは一体なんなのか!?
新しい乳酸菌飲料「ミキ」
発酵食品がブームとなり、その認知度は定着したと思えるようになりました。
中でも発酵食品に欠かせない代表的な菌のひとつ、乳酸菌は特に他の発酵食品に含まれる菌に比べ多くの市販品に加工され、何を選んだらよいか迷うほどさまざまな市販食品に応用されています。
乳酸菌入りの納豆、お味噌、チョコレート、キャンディー、ホットケーキ、ココア、ソーセージ、うどん、うめぼし・・・・
乳酸菌入りのお好み焼きの粉まで!
乳酸菌が入っている食品といえば、まっさきにヨーグルトを思いうかべますが、このように最近ではもっと身近な、さまざまな食品に入っているのを見かけます。
乳酸菌のもつ機能の関心の高さから、このIN YOUでも乳酸菌について沢山の記事を私自信書かせていただきました。
ヨーグルトや乳酸菌の機能、自家製豆乳ヨーグルトの失敗しない方法や効率的な摂り方などなど。
乳酸菌ブームの熱量はとどまることを知らず最近はその情報も多すぎて混乱している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ところが最近、さらに新たな発酵食品のニューウェーブが注目されています。
新たな発酵食品といっても、古くから伝わる神事などの際に作られている伝統的な乳酸菌飲料で、その乳酸菌の数は1mlあたり1億個も含んでいます。
神に捧げる「ミキ」
乳酸菌をたっぷり含んだ伝統的な乳酸菌飲料・・
それは鹿児島県奄美大島に古くから伝わる「ミキ」。
もともと神事に使われた伝統的な製法で作られた、麹甘酒とは少し違う乳酸菌がたっぷり入った爽やかな飲料です。
伝統的な伝統発酵飲料 奄美のソウルドリンク「ミキ」とは
「ミキ」は御神酒(おみき)とも呼ばれ、奄美や沖縄地方には神様に捧げる飲料として神事などの時に作られ奉納されてきました。元は「口噛み酒」というお酒で、巫女さんなどが蒸した米を口で咀嚼し、その咀嚼物を基に作られたお酒「口噛み酒」が原型とされています。
口噛み酒のルーツや起源は諸説ありますが、いくつかの地方で発展し、その土地で独特の進化を遂げています。
数年前に大ヒットしたアニメ映画でもこの「口噛み酒」が物語の重要なシーンとして登場し、
それまで一般的に認知されていなかった口噛み酒はそこから知られるようになっていったように思います。
神に捧げる酒、みき(神酒)は奄美地方や沖縄地方に存在し、現在でも秋の五穀豊穣を祝う祭りである豊年祭などにおいても振る舞われます。
もともと、神様に捧げる酒は、お供えされている酒とは違い、ノンアルコールが主流でした。
発酵食品の代表格でもある「甘酒(麹甘酒)」も、元々は神事用の酒であり、ノンアルコールであったといわれています。
ミキは30種類以上の乳酸菌がたっぷりのノンアルコール発酵飲料
「ミキ」は奄美地方と沖縄地方で原料の違いはありますが、乳酸菌が関与する発酵食品です。
良く似たもので今ではすっかりその名が知られるようになった麹甘酒は、米と米麹で作るのに対し、「ミキ」の原料は米とサツマイモと水のみで出来上がります。
これは奄美地方の作り方で、沖縄になると麦などを使います。
レシピは様々で、地域や各家庭でオリジナルのレシピが受け継がれています。
砂糖を使用するレシピが一般的ですが、本来は砂糖を使用せず米とサツマイモのデンプンのみで作られます。
柔らかく炊いた米にすりおろしたサツマイモを混ぜ、
これらのデンプンをエサに30種類もの乳酸菌が増殖し発酵します。
乳酸菌飲料らしいさわやかな口当たりと喉越しが特徴で、砂糖を使うレシピもありますが、使わなくても乳酸菌の特徴である酸味と、お米なのにヨーグルトのような風味でさっぱりとした夏にぴったりの新しいタイプの甘酒といったところでしょうか。
新しいタイプの甘酒といっても、もともと神事に使う頃から作られていた伝統的な飲料で奄美の各家庭にレシピが存在するほどスタンダードなものですが、あまり知られていないため、初めて口にするときは新鮮で斬新な飲み物に感じると思います。
サツマイモと米のデンプンをエサに発酵。植物性乳酸菌が豊富なミキは別名お米のヨーグルト
ヨーグルトは乳酸菌が豊富な食べ物の代名詞として知られていますが、
その反面牛乳が苦手な方やアレルギーのある方には代替え品が求められることがあります。
代替え品として豆乳ヨーグルトもありますが、こちらも大豆がアレルゲン食材であることもあり、豆乳の独特な風味が苦手な方も少なくありません。
ミキはサツマイモとお米が原料なのでこの2つが苦手な方にオススメです。
また、米麹の甘酒のような甘さと違い、マイルドで酸味もあり、とても爽やかな口当たりなので甘酒のローテーションに飽きた方や、
さっぱりとした乳酸菌飲料を求めている方にオススメです。
ミキは奄美大島ではとてもポピュラーな飲み物で、スーパーでは牛乳売り場の棚に並んで売られています。
パッケージもよく似ていますが、中身は全くの別物。
牛乳と同じように日常的に飲まれている飲み物です。
健康ご長寿の方の食生活を伺うとかならず「ミキ」を毎日飲んでいるという方も多くいらっしゃいます。
甘みの100歳以上の人口比率は全平均の3倍ともいわれているほど、健康長寿度が高い統計も出ています。
各家庭でオリジナルレシピもあり、味もさまざまですが冷蔵庫には必ず入っている奄美の島人(しまんちゅ)にとって
ソウルドリンクといってもいいほどスタンダードな飲み物です。
ミキの栄養と効果は植物性乳酸菌にあり!
ミキは郷土色の強い飲料であること、甘酒などに比べエビデンスデータや科学的や医学的な観点でのデータは少ないのが実情ですが、
鹿児島大学大学院連合農学研究科の報文によると、ミキの主要な酸は乳酸であることから乳酸菌の関与が考えられること、
ミキ中のデンプンは生サツマイモのβアミラーゼにより加水分解された麦芽糖を生成していることなどが明らかにされています。
甘酒などの糖もマルトース(麦芽糖)を含んでいますが、乳酸菌はごく少量であり、その数や種類はミキの方が多く含まれています。
また、ミキに含まれる乳酸菌は植物由来の乳酸菌が主な乳酸菌であること、乳酸菌の数は30種類にものぼることがわかっています。
ヴィーガンプロバイオティクスで作る、簡単!ミキの作り方
ミキは手軽に家で作ることができます。
自家製甘酒を作ったことがある方ならなおのこと手軽にチャレンジすることができます。
今回は乳酸菌として、IN YOUでも今一番人気の「ヴィーガンプロバイオティクス」を使用しました。
甘酒とまた違った風味と味わいのミキをおうちで作ってみませんか。
材料はたったの3つ!
無農薬米・・1合(水800mlでおかゆを作る)
有機サツマイモ・・・60g
ヴィーガンオーガニックプロバイオティクス粉末・・・1粒から2粒(中身)
1)米1合でおかゆを炊く(水800ml目安)
2)おかゆを炊いている間、サツマイモは皮をむいて水にさらしておく。
3)おかゆが出来上がったら、40℃~50℃くらいまで冷ます。
4)おかゆが冷めたらサツマイモをすりおろし、プレバイオティクス粉末をカプセルから摂り出汁おかゆとよく混ぜる。
5)混ぜているうちにおかゆが緩くなってくるので、ゆるくなってきたら一度ブレンダ―にかけて撹拌する。
6)煮沸消毒した容器に入れ、夏は1晩ほど、冬は2~3日ほどでできあがります。
プクプクと発酵してきたら出来上がりです。
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※プレバイオティクス粉末は混ぜなくても作る事は出来ますが、
乳酸菌のスターターとなるプレバイオティクス粉末を一緒に入れて発酵させることで、乳酸菌が安定して増殖し、失敗しにくくなります。
そのため、入れることをおすすめします。
甘みが足りない場合はバナナやモモなどの甘みのある果物やハチミツ、甘酒などで調整するのがおすすめです。
また、米1合を2合(その場合の水は1L)にしお米の配合を増やして(サツマイモの量は60gのまま)みると甘さが増します。
家にヨーグルトメーカーがある方は35℃の24時間で設定すると失敗なく作ることができますので是非使ってみてください。
出来上がったミキは良く冷やしてそのまま飲むのはもちろん、
豆乳で割ったり、炭酸水、バナナ、モモなどの甘みの強めのフルーツと一緒にミキサーにかけたりしていただくと、いろんな味で楽しむことができます。
お米が原料の砂糖不使用のミキ。
夏にぴったりのさっぱりした乳酸菌飲料です。
甘酒に少し飽きちゃった、なんて時はミキを作ってみたらいかがでしょうか。
甘酒と混ぜても美味しいのでいろんな味が楽しめますよ。
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ヨーグルトを食べる、発酵食品を食べる、etc色々あると思いますが、残念なことにほとんどの乳酸菌は腸に、届く前に死滅してしまいます。さらに動物性の乳酸菌は賛否両論あります。しかも近年では植物性の乳酸菌のほうが効果があるのではないかとも言われています。
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エビデンスのある質の良い乳酸菌を選ぶしかありません。
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通常の乳酸菌は腸に届かないうちに死滅しますが、ブルガリア乳酸菌GLB44を摂取してから、
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乳製品などを使っていないため、ビーガンの方でも楽しめます!
原材料はブルガリア乳酸菌と野菜エキスのみ。植物性だからお腹にガスだまりをしないのが特長のサプリメントです。
ほとんどの乳酸菌は粉乳と化学塩基の複合液体で培養されています。その結果、最終商品にはその物質の少量が混合されることに。
含まれる乳酸菌は原料がラクトースフリー、培養もグルテンや大豆などの主要アレルゲンが一切含まれていない野菜ジュースというこだわり加減。
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