甘酒で夏を乗り切る!(後編)
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お盆真っ只中、皆様いかがお過ごしでしょうか?暦上では立秋(先週7日でした)を過ぎ、もうあとは残暑・・・といったところですが、ここ最近は秋がなくなったと言われるほど粘り強く暑さが続きますよね。先週この記事の前編で、江戸時代では夏を乗り切るためのビタミン剤的存在として甘酒を飲んでいた、というお話をご紹介しました。
甘酒はただ飲むだけじゃなく、スイーツとして、料理の味付けとして色々なアレンジをすることができます。この後編では、甘酒のなかでも特に栄養価が高く、アルコールが苦手な方や妊婦さんも飲める『玄米甘酒』のレシピと、おすすめのアレンジ方法についてご紹介します! ※『玄米甘酒』が、アルコールが苦手な方や妊婦さんにも飲んでいただける理由は、前編をご参照ください。
玄米甘酒の作り方
甘酒で夏を乗り切る!(後編) レシピ
By 8月 12, 2014
公開:- 出来上がり量: 800ml
- 準備時間: 5 分
- 調理時間: 10 時間 0 分
- 出来上がりまでの時間: 10 時間 5 分
材料
- 玄米 160g 1合
- 生米麹(乾燥米麹でも可) 200g
- (乾燥米麹) 100g
作り方
- 玄米を洗って、炊飯器でお粥として炊きます。
水の量は炊飯器の指定分量に従ってOK!
- 乾燥米麹を使う場合、60℃のお湯125ccを加えて戻しておきます。お湯の量は乾燥米麹の1.25倍です。
- お粥が炊けたら、ミキサーでドロドロにして50~60℃まで冷まします。十分冷めたら再度炊飯器に移して、米麹を混ぜます。
※米麹の量で甘さを調整できます。米麹を増やすほど甘くなります。
- 炊飯器のふたを開けたまま、ふきんを被せて8時間保温して出来上がり!
- そのままでも十分飲めますが、舌触りが気になる場合は裏ごししたり、またミキサーを使っても◎
裏ごしすると甘みが増します。
- ジャム状にしたい場合や、料理に使いたい場合は、鍋に移して極弱火で火入れします。冷めると固まるので、少しとろっとしたくらいで火からおろします。
- 難易度: 簡単
玄米甘酒のいただき方
飲み物として
冬は温めて、夏は冷やして飲むだけで十分美味しいのですが、アレンジすると毎日飽きずに楽しめます!例えば・・・☆混ぜるだけ、超簡単!
豆乳・飲むヨーグルト・ヤクルト・シナモンパウダー・黒糖などを甘酒に混ぜるだけでOK!☆ちょっと火入れして、ラテ風味!
おろし生姜・穀物コーヒー・抹茶・チャイ・はちみつ・柚子などと、甘酒、甘酒と同量の水を混ぜて火入れするだけ!温かいままでも、氷をいれて冷まして飲むのもありです。スイーツとして
いつものスイーツに、ちょっと混ぜるだけでたちまちヘルシースイーツに大変身!☆かけるだけ!ぬるだけ!
一口大に切ったフルーツや、ヨーグルトにジャムとしてかけても、トーストしたパンにぬって食べてもおいしい。☆混ぜるだけ!
パンケーキやマフィンなどに、砂糖の代わりとして混ぜるだけでヘルシー&栄養だっぷりに。☆凍らすだけ!
ジャム状にした甘酒に同量の豆乳を混ぜて凍らすだけで、暑い夏に嬉しい甘酒アイスが楽しめます。お好みでフルーツを混ぜるとさっぱり仕上がります。黒ゴマを混ぜたり、黒糖をかけると和風の味付けに☆料理にも応用可能!
甘酒は、料理の味付けとしても応用できます。料理に使うときは、米麹を少なめにした方がそれぞれの料理の味に馴染みやすいです。☆シチュー料理に
クリームシチュー、クラムチャウダーなどに牛乳の代わりとして使えば、お子さんも抵抗なく食べられます。☆ホイル焼きに
ホイル焼きに、ジャム状にした甘酒を加えるとクリーミーな味付けになります。☆煮込み料理とも相性◎
醤油と混ぜれば、醤油麹として使えます。味がまろやかに&独特の舌触りが楽しめます。健康的なだけでなく料理にも応用可能な甘酒。作り置きして色々試してみたいですね!
炊飯器を長時間占拠してしまうのが難しい場合は、保温ポットでも代用可能なのだとか。もしくは、赤ちゃんのミルク作成に使われているcombi社製の『調乳じょ~ず』も使い勝手が良いそうです。
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