簡単!生いちじくのはちみつ漬け(コンポート)の作り方|秋の乾燥対策にもおすすめ!
美肌やアンチエイジングに効果抜群の「いちじく」が美味しい季節を迎えました。
いちじくは、人類が食べる最古の果実ともいわれる歴史深いフルーツ。
とろっと甘くてプチプチの食感は、食べるほどにクセになりますよね。
旬の今の時期にいちじくを美味しく食べて秋の不調に備えましょう。
今回は、旬のいちじくとはちみつを使ったおいしいデザートをご紹介します!
旬を迎えたいちじくの効能とは?
消化酵素が豊富でデザートに最適
いちじくに含まれる水溶性消化酵素は便秘に有効です。
また、フィシンなどの分解酵素を多種類含んでいるのが特徴で
食後にいちじくを食べると消化を助けてくれます。
ただし空腹時に食べ過ぎると胃を荒らすことがあるので要注意です。
薬膳から見たいちじくの効能とは?
中医学的に見るといちじくは平性ですので、
体を冷やすこともあたためることもなく、
あらゆる体質の方に取り入れて頂きやすいです。
また肺、胃、大腸に作用し、呼吸器系と消化器系の働きを助けてくれる力があります。
腸内環境を整える
いちじくは生で食べると健胃、整腸の作用があります。
下痢、便秘を改善し、二日酔いにもよいとされています。
胃腸が弱く、下痢をしたりする症状には実を3~4個食べるとよいとされています。
消炎、解毒作用
いちじくの消炎、解毒作用は痔やのどの痛みを緩和してくれます。
ヨーロッパでは民間薬として珍重され、便秘、腫物、精力増強に効果があるとされています。
渇きを潤す
更に肺を潤して口の渇きを抑えるなど、乾燥が気になる秋にも嬉しい効果があります。肺を潤すことで、ウイルスの侵入を防いだり咳を止める作用に繋がります。
1年中楽しめるドライいちじく
生のいちじくがおいしい季節は8月~11月であり、
生ならではのとろりとした食感を味わうにはまさに旬である今がオススメです。
また生で食べるほか、ドライいちじくも広く流通しています。
ドライであれば1年中手に入ります。
ドライいちじくの楽しみ方
ドライいちじくはそのまま食べるほかにも、
刻んで、パウンドケーキに混ぜ込んだり、
サラダのトッピングにしたり、
クリームチーズや胡桃と合わせてクラッカーにのせれば、
ちょっとしたおもてなしメニューにもなります。
ドライにすることで栄養が凝縮
またドライいちじくはカルシウムの含有量がとても高く、
食物繊維も生のいちじくより多いと言われています。
いちじくは、はちみつと合わせて美容効果アップ!
いちじくと同じく、抗酸化作用がありアンチエイジングに効果があるとされているはちみつ。
はちみつといちじくは、味だけでなく栄養面でも相性の良い組み合わせといえます。
抗酸化作用のあるポリフェノール
はちみつに含まれる豊富なビタミン類やポリフェノールは、
肌の酸化を防いでくれます。
またいちじくに含まれる「アントシアニン」も
老化の原因となる活性酸素を除去するポリフェノールの一種ですので
いちじくとはちみつを合わせて食べることで美容効果のアップも期待できます。
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オープンサンドや白和えにも
「いちじくとはちみつ」ときくと甘いデザートを連想しますが、
ライ麦パンにこの2つを乗せて黒胡椒を振って、粉チーズをかけると
ワインにも合うオードブルの一品になります。
また和のおかずにしたいときには豆腐と合わせて白和えにするのがおすすめです。
この場合、はちみつは少なめに、すりごまと木綿豆腐、少しの醤油をプラスすれば、
旬の素材を取り入れた気の利いた一品になります。
いちじくデザートレシピ2選
様々なレシピに使っていただけるいちじくですが、食後に食べることで、消化を助けてくれますので、
ぜひ美味しいデザートにして、食後のお楽しみにしていただければと思います。
旬の無農薬いちじくとはちみつのコンポートの作り方
材料
下準備
いちじくは皮をむいておく。
作り方
1、小鍋にいちじくを並べ、水、甜菜糖、はちみつをいれて火にかける。
3、10分経ったら、上下を返してさらに5分煮る。
生のいちじくならではのとろりとした食感を味わえるコンポート。
このままヨーグルトなどにのせても美味しいですが、コンポートにしておけば様々なデザートレシピに使えて便利です。ト
無農薬のいちじくとさつまいものクランブルの作り方
材料
下準備
さつまいもは2〜3センチ幅にカットして蒸しておく。
作り方
1、クランブル生地の材料をボウルにいれて混ぜる。
2、蒸しておいたさつまいもを耐熱皿に並べて、いちじくコンポートも乗せていく。
3、2の皿に1のクランブル生地をのせ、170度に予熱したオーブンで30分焼く。
クランブル生地に焦げ目がついてきたら完成。
旬のさつまいもをタルト生地のような役割にした、ヘルシーなデザートです。
いちじくのコンポートで甘みがあるので、さつまいもには甘みを加えずそのままで。
ローズマリーなどのハーブをのせて焼くと風味が加わって美味しくなります。
秋の夜長にいちじくデザートで美容効果
体を潤して、消化を助けてくれるいちじく。
乾燥の気になるこれからの季節、食後にいちじくの手作りデザートで
内側からケアしていきましょう。
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参考: からだの自然治癒力をひきだす旬の食材 土橋よみ子 サンマーク出版
日本の食材図鑑 レジア 新星出版社
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