メニュー

  • LINE
  • facebook
  • Instagram
  • twitter
  • お気に入り

メニュー

Organic Life to all the people.

  • LINE
  • facebook
  • Instagram
  • twitter
  • お気に入り
本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ IN YOU Market 本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
IN YOU Market

のどの漢方薬、咳止めに使われてきた「花梨」でつくるはちみつ漬け、黒糖漬け、花梨酒の作り方

%e8%8a%b1%e6%a2%a8 %e5%88%86%e8%a9%b0%e3%82%81a

ぐっと秋が深まり、冬支度の季節がやってまいりました。

落日がはやく、冷えがち、めいりがちな心とからだを、ふわりとほどいてくれるのが、花梨のあまいかおりです。

花梨は、ふるくから咳止め、喉の漢方薬に使われてきましたが、そのほかにも、うれしい効能はたくさん。

今回は、この花梨のありがたい薬効をいただくべく、かわいらしいストック法をご紹介します。

おおきな容器や大量のホワイトリカーを仕入れなくても、ジャムの空き瓶やお気にいりのミニボトルで、ちゃちゃっとかんたんにつくれます。

贈っても、もらっても、うれしい、プチ冬支度のご紹介です。

%e8%8a%b1%e6%a2%a8

花梨の効能



花梨といえば、のど飴が有名ですが、その効能は咳止め、のどの痛みだけにはおさまりません。

花梨には、抗酸化作用の高いビタミンC、ポリフェノール、カリウム、クエン酸、植物繊維が豊富にふくまれています。

そのことから、感染症予防、美白、美肌効果、血流促進、疲労回復、むくみ改善、便秘解消、高血圧や動脈硬化の予防、改善とさまざまな効能にめぐまれています。

今回は、とりわけ薬効成分を濃くふくむ、皮、種ごと使います。

手にはいったのが、きみどり色の花梨でしたら、きいろく熟すまで、2~3日、まってみましょう。

花梨の蜜や油分が表皮ににじんで、あまいかおりがたつころが、使いどきです。

あまいかおりの印象とはちがい、花梨はかたいので、切るときは、お気をつけください。


%e8%8a%b1%e6%a2%a8%e3%81%af%e3%81%a1%e3%81%bf%e3%81%a4

花梨はちみつ漬け

材料

花梨   
はちみつ 適宜
〈花梨1:1はちみつ〉 同量を目安にどうぞ

つくりかた

1 花梨をぬるま湯でよく洗い、水気をふきとり、皮ごと、種ごと、5mmほどの厚さにスライスする。輪切り、いちょう切り、乱切りなど、ボトルにあわせて、お好みの切りかたでどうぞ。

2 煮沸消毒した空き瓶に、花梨を入れ、はちみつを注ぐ。

3 花梨がはちみつから顔をださないように、朝夕、ボトルをふって、直射日光をさけて保存する。2ヶ月ほどから食べられます。


のど飴のかわりに食べたり、あたたかい飲みものに入れていただきます。
発酵しやすいので、なるべく、ひと冬で食べきってしまいましょう。


%e8%8a%b1%e6%a2%a8%e7%93%b6%e8%a9%b0%e3%82%81b

花梨黒糖漬け

材料

花梨
黒糖
自然塩 適宜
〈花梨2:1黒糖〉を目安にどうぞ

つくりかた

1 花梨をぬるま湯でよく洗い、水気をふきとり、皮ごと、種ごと、1~3mmほどの厚さにスライスする。輪切り、いちょう切りなど、お好みの切りかたでどうぞ。

2 スライスした花梨を塩水に5分ほどさらして、キッチンペーパーで水気をきる。

3 煮沸消毒した空き瓶に、花梨、黒糖をかさねるように入れて、冷暗所に保存する。2日で水があがり、冷蔵庫に保存して、二週間ほどで、シロップ、果実ともに食べられます。


種や芯が、気になるようでしたら、塩水にひたしたあと、ガーゼや出汁袋にとりわけてから、果実、黒糖とともに漬けてください。
黒糖でなく、てん菜糖、きび砂糖、いろいろミックスしても、おいしくできあがります。

%e8%8a%b1%e6%a2%a8%e9%bb%92%e7%b3%96

こちらは、黒糖とアガベシロップのミックスです。
風邪ひきさんへの、おくりものに。


%e8%8a%b1%e6%a2%a8%e9%85%92

花梨酒

材料

花梨
35度以上のお酒 適宜
(焼酎、ジン、ラム、ウォッカ、テキーラ、ウィスキー、ブランデーなど)
〈花梨1:2お酒〉を目安にどうぞ

つくりかた

1 花梨をぬるま湯でよく洗い、水気をふきとり、皮ごと、種ごと、5mmほどの厚さにスライスする。輪切り、いちょう切り、乱切りなど、ボトルにあわせて、お好みの切りかたでどうぞ。

2 煮沸消毒した空き瓶に、花梨を入れ、お酒をそそぐ。3ヶ月から飲めますが、半年以上漬けると、よりまろやかになります。


寒い夜にお湯割りにするとあたたまります。
酸味がほしいときは、柑橘類、甘みがほしいかたは、花梨の半量以下の黒糖、てんさい糖ほか、お好きな糖分をプラスしてください。無糖でつくり、飲むときの体調にあわせて、甘みをつけてもよいですね。


%e8%8a%b1%e6%a2%a8%e3%82%b9%e3%83%91%e3%82%a4%e3%82%b9

アレンジは無限大です


お砂糖やはちみつの種類、お酒の種類だけでなく、花梨にあうシナモンやカルダモン、クローブなどのスパイス、ハーブ、生姜、ゆず、レモンなどの柑橘をプラスしても、おいしいです。
「もっと、ちがう風味がいいかな」と感じたら、あとから、いくらでもアレンジできます。


%e8%8a%b1%e6%a2%a8%e3%81%af%e3%81%a1%e3%81%bf%e3%81%a4

冬支度は、数ヶ月後のじぶんへ、たいせつなご家族やお友達へのおくりものです。

その季節ごとに、人間にとってひつような薬効をもつ植物がきちんと育ってくれる、不思議。

知識とは、大自然や命のちからに、もっと、おどろき、もっと、よろこぶためにも、あるのかもしれません。

日々、出会う知識、先人の知恵、そして、大自然に感謝です。

%e8%8a%b1%e6%a2%a8

このレシピを読んだ人におすすめのほかのレシピ

「柿が赤くなれば医者が青くなる」のは本当だった!すぐ焼ける!フライパンで「とろとろ焼き柿」の作り方。

養生のどシロップ「はちみつ大根」の作り方。気温差が気になり、乾燥する季節、内から潤してお手当しよう。

食欲のない時や風邪の引きはじめにおすすめ!材料4つで簡単。体を温めるパンプキンキャロットポタージュの作り方

この記事のタグ
お気に入り登録する
シェアする
%e8%8a%b1%e6%a2%a8 %e5%88%86%e8%a9%b0%e3%82%81a

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

あなたにお勧めの記事
ページ上部へ