乳製品不使用・材料3つで超簡単!グルテンフリー・ヴィーガン「粉チーズ」の作り方。プロセスチーズに潜むリン過剰摂取の危険性とは・・?
そのチーズ「ナテュラルチーズ」?それとも「プロセスチーズ」?
チーズには、
生乳を乳酸菌または凝乳酵素で固めて熟成させた「ナテュラルチーズ」、
このナテュラルチーズに乳化剤などを加え、
もう一度加熱して成形し直した「プロセスチーズ」があります。
主に日本でよく食べられているナテュラルチーズの例としては、
カマンベールチーズ
カッテージチーズ
チェダーチーズ
マスカルポーネチーズ
クリームチーズ
プロセスチーズは、
スライスチーズ
ベビーチーズ
粉チーズ
味付きチーズ
などが挙げられます。例からもわかるように、
プロセスチーズはナテュラルチーズよりも保存性に優れているのが特徴。
この2つは市販のチーズのパッケージの裏を見ることで分かります。
(参考:雪印メグミルク「商品紹介」http://www.meg-snow.com/products/list.php?c=cheese)
保存にも便利なプロセスチーズ。でも乳化剤って一体何が使われてるの?
ナテュラルチーズよりも保存が効き、さらにスライスチーズや味付きチーズなど、
すでに食べやすい形に加工されているプロセスチーズはとても便利です。
しかしその原材料に含まれている「乳化剤」として使われているのが「リン酸塩」。
詳しくはこちらもご覧ください。
やっぱりチーズは体に悪いの?リン酸塩、乳化剤・・市販プロセスチーズの問題点。チーズの添加物の危険性と安全なチーズの選び方
そもそも「リン」ってどんなもの?
そもそも「リン」とは私たちの体に欠かせない必須ミネラルの1つで、エネルギー代謝、脂質代謝、骨格形成に大切な役割を果たします。
リンは私たちが普段口にする食品に多く含まれているので、
不足することは稀です。
むしろ気をつけたいのが過剰摂取。
過剰摂取が長期間にわたると、
腎機能の低下、副甲状腺機能の亢進、カルシウムの吸収抑制
などの症状を引き起こすリスクがあります。
(「健康食品」の安全性・有効性情報「話題の食品成分の科学情報:リン」)
気をつけたいのは「リン酸塩」。
とは言っても様々な食品に含まれる「リン」、どうやって過剰摂取に気をつけたらいいのでしょうか?
まず気をつけていただきたいのが添加物としてよく使われる「リン酸塩」。
結合材としてリン酸塩が頻繁に使われる食品は主に、ハム、ソーセーシ、ベーコン、魚肉ソーセージ、プロセスチーズ
などの加工食品に多く含まれています。
一般的に保存が効き、すぐに食べられるように加工してある加工食品ですが、
リン酸塩を含む添加物が多く含まれている他にも、塩分が高いのが特徴。
(参考:食衛誌「加工食品中の天然に存在しない化学的合成食品添加物の日本人の1日摂取量」)
リンの上限摂取量は18歳以上の男女(妊婦、授乳婦を除く)共に3000mg/日ですが、
平成28年の国民健康・栄養調査によると、
男性 平均1,044 mg/日
女性 平均916 mg/日
この結果を見ると一見上限摂取量を超える心配をする必要はなさそうですが、実はこのデータ、添加物として使われているリンは含まれていないんです。
実際の摂取量はこのデータよりも多い可能性が高いと言えます。
(「健康食品」の安全性・有効性情報「話題の食品成分の科学情報:リン」)
作る過程が目に見える手作りが一番安心。
お仕事や子育てなど毎日忙しい日々、
ついつい便利な加工食品に手が伸びそうになりますよね。
最近では安全でおいしい加工食品もありますが、
手に入りずらかったり、ちょっと高価なものがほとんど、
それならお家で手作りしちゃった方が意外と手っ取り早かったりします。
そして何より作る過程が目に見える手作りが一番安心。
そんな今回は材料3つで超簡単「乳製品不使用・グルテンフリー粉チーズ」の作り方をご紹介します!
レシピは大豆粉と米粉を使ったもの2種類。
さらにこの粉チーズの活用法も合わせてご紹介!
材料3つで超簡単「乳製品不使用・グルテンフリー粉チーズ」を作ってみよう!
大豆粉バージョン
【材料】(作りやすい量)
– 無農薬白味噌:30g
– 有機大豆粉:30g
– 無農薬ココナッツオイル:20g
【作り方】
下準備:オーブンは余熱100度
1)白味噌と大豆粉がパラパラとなるまで手でよく混ぜ合わせる。
2)ココナッツオイルを加えたら、ひとまとまりになるまで手でこねる。
3)生地がまとまったらクッキングシートで挟み、麺棒で薄さ約1〜2cmまでのばす。
4)100度に熱したオーブンで約30分焼いたら涼しいところで冷ます。
5)生地が冷めたら粉状になるように手でほぐして出来上がり。冷蔵庫で保存しましょう。
味噌の香りとココナッツオイルのコクが、
まるで本物のチーズの様な味わいを作り出してくれます。
大豆粉を使うことで香ばしさもアップ◎
丁寧にほぐすことでより滑らかな舌触りになります。
米粉バージョン
【材料】(作りやすい量)
– 無農薬白味噌:30g
– 有機米粉:30g
– 無農薬ココナッツオイル:20g
【作り方】
大豆粉バージョンと同様。
大豆粉よりも色が白っぽいのが特徴の米粉バージョン。
見た目はより本物の粉チーズに近くなります。
大豆粉バージョンが香ばしい感じなのに対して、
こちらは米粉の優しい甘さが感じられます。
出来上がった「乳製品不使用・グルテンフリー粉チーズ」を活用してみよう!
活用法その1:パスタにかけて
粉チーズといえばパスタ!合わないわけがありません。
トマトパスタやナポリタンなどと相性がいいです◎
活用法その2:揚げないチーズフライ
【材料】
– 無農薬かぼちゃ(またはお好みの野菜):1cmにスライスしたもの4枚
– 無農薬米粉:大さじ2
– 有機無調整豆乳:大さじ2
– 粉チーズ:大さじ5
【作り方】
下準備:オーブンは余熱160度
1)米粉と豆乳は混ぜ合わせておく。
2)1にスライスしたかぼちゃをつけたら、全体的に粉チーズをまぶす。
3)160度に熱したオーブンで約10〜15分焼いたら完成。
揚げていないのに、
粉チーズに入っているココナッツオイルのおかげで程よいジャンキーな感じが味わえます。
コクのあるチーズフライは、
にんにくのきいたスコッチボネットソースとの相性バッチリです。
活用法その3:ほろほろチーズクッキー
【材料】(8個分)
– 米粉:100g
– 粉チーズ:30g
– 無農薬ココナッツオイル:60g
– 無農薬ココナッツシュガー:50g
– 有機無調整豆乳:10g
「【作り方】
1)粉チーズはふるいにかけ、米粉と一緒にボウルで混ぜ合わせる。
2)ココナッツシュガーは硬くて混ぜづらいので、ココナッツオイルと合わせて柔らかくしておく。
3)1のボウルに2を流し込み、全体をよく混ぜ合わせる。
4)豆乳を加えて、ひとまとまりになるまで捏ねたら、薄さ約1.5cmくらいの長方形に成形し、冷蔵庫で20〜30分休ませる。
下準備:オーブンは余熱150度
5)冷蔵庫から生地を取り出し、8等分に切り分けたら、お箸などで3つ穴を開ける。
6)150度に熱したオーブンで20〜25分焼いたら完成。
焼きたては、外はサクッと中はしっとりとした食感になります。
チーズの味が病みつきになります!
パスタのトッピングから、お料理、お菓子づくりまで幅広く使える、
「乳製品不使用・グルテンフリー粉チーズ」。
材料もたった3つだけで手順も本当に簡単なので是非試してみてくださいね♪
今回のレシピに使ったココナッツオイルをIN YOU Marketで買ってみよう!
希少なキングココナッツを使ったエクストラバージンオイル
今回ご紹介するのは、コールドプレス製法で一番搾りされた
エクストラバージンキングココナッツオイル。
美容と健康への意識の高いセレブにも人気なことで知られていますが、
今まで食べて来たココナッツオイルに幻滅した方にこそ
試していただきたいココナッツオイルです。
このエクストラバージンキングココナッツオイルは、
スリランカの大使館からの依頼で作られた特別なオイル。
スリランカにしか生息しない固有種「キングココナッツ」を使用した
100%無添加のエキストラバージンオイルです。
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