メニュー

  • LINE
  • facebook
  • Instagram
  • twitter
  • お気に入り

メニュー

Organic Life to all the people.

  • LINE
  • facebook
  • Instagram
  • twitter
  • お気に入り
本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ IN YOU Market 本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
IN YOU Market

【菌活・腸活レシピ】和食に合う!大根を使ったネパール定番の発酵漬け物「ムラコアチャール」の作り方 

現代日本では、高い機能性を備えた豊富な健康食品が簡単に手に入るため、
健康作りのための食習慣も近年めざましく変わってきているようですね。

ひと昔のことが、現代も受け入れられるのかは疑問ですが、
外食産業が今ほど発達しておらず、コンビニのお惣菜や
お弁当も存在していなかった時代の日本の家庭では、
手作りの家庭料理を食べることが当たり前でした。

それは、ご飯に味噌汁、漬物、お惣菜を基本とする和食の献立であり、
発酵食品の味噌や醤油、酢などの調味料を上手に活用したホッとする味わい、
安心かつ愛情たっぷりの健康食でもありました。

そういった家庭ごとのオリジナルな味付けの料理は、時に、
『おかあさんの味(お袋の味)』とも情緒的に呼ばれ、
機能性優先の健康食品とは正反対の素朴さが大きな魅力です。

かつての日本の面影が残る、ネパールの食生活

私は今、アジア最貧国のひとつといわれるネパールで暮らしています。

かつて暮らしていた日本での、加工品や出来合いのお惣菜に頼りがちな食生活を振り返ると、
なぜあれほど冷凍食品や加工食品を盛んに食べていたのかと不思議に思います。

対してネパールでの食生活は、米飯、豆スープ、野菜のおかず、アチャール(漬物)
が一揃になった「ダルバートタルカリ」という定番メニューが日常食。
これはいわば、一汁、一菜に、香の物(漬物)を基本とする
和食のネパール版といえるでしょう。

「ダルバートタルカリ」に必要な食材は、米と豆類と野菜と香辛料と調味料。
野菜は自宅の畑から調達したり、市場に買い出しに行ったりして手に入れ、
野菜以外の食材は近所の商店で購入します。
現地には加工食品の数が圧倒的に少ないため、必要以上の加工品を口に入るすることもなく、
ネパールでは、かつての日本とよく似た健康的な食生活が自然に叶います。

そんなネパールでご馳走を作って食べるのは宗教的な儀式や祭りや祝い事の時のみ、
日頃の食事はつましく、貧困層の食卓はおそらく日本人が想像できないほどの質素さです。

ただ驚くことに、貧しいはずの彼らは、その暮らしぶりとは対照的に
明るさと丈夫さに溢れているのです

ネパールのお母さんの味「アチャール」


お母さんやおばあちゃんが、家庭内をとり仕切る主婦としての地位を保っているネパールでは、
今も、家庭料理が盛んに食べられています。

なかでも、お漬物は各家庭の定番のおかず。
お漬物は店で買うのではなく、家庭で手作りするのが一般的です。

お漬物をネパール語では「アチャール」と呼び、メインとなる食材は、
日本の漬物と同じく野菜。

日本の漬物と異なるのは、唐辛子・香辛料・にんにく・ショウガといったスパイスが含まれること。
刻んだ野菜を天日干しにしたり、発酵させたりして作られますが、
その様子はネパールを象徴する風景のひとつで、私が家の近所でもよく見かけます。

日本人が梅干しひとつでお米を美味しく食べることができるように、
ネパールでは、米飯にアチャールだけでも食が進むといわれるほど、
現地の家庭の食卓では大きな位置を占める存在です。

日本人にオススメのアチャールは大根を使った「ムラコアチャール」


種類豊富なアチャールの中でも、日本人の口に最も合うのが
「ムラコアチャール(ムラ(大根)コ(の)アチャール(漬け物))」です。

発酵させずにサラダ風漬物としても楽しめますが、本場ネパール式に、
出来上がりをタッパーに入れ、日光に当てて発酵させると
酸味と旨味がさらにまして、段違いに美味しくなります。

ネパールの味ではありますが、今回私が紹介するレシピは、
現地の味を少しだけアレンジし、
日本のご飯と味噌汁にも合うように工夫しました。

もちろん、発酵食品なので菌活や腸活にも役立ちます。

買ってくれば簡単な漬け物ですが、一から手作りすることが習慣化すると、
これもひとつの立派な健康法なのだ、としみじみ実感しています。

大根の発酵漬物「ムラコアチャール」の作り方


このレシピを印刷

材料

・有機大根   中2本
天然塩    大さじ1
・有機油    大さじ1
・有機ティンブール(山椒で代用ok) 少々
・有機マスタードシード       少々
・有機フェネグリーク        少々
※フェヌグリークが手に入らない場合は
以下のウェブサイト(外部サイト)で紹介されているような代用品を使うことが可能です。
・有機クミンシード         少々
・有機ターメリック         少々
・有機赤唐辛子 (無くてもok)適宜
有機にんにく         1片
・有機ショウガ         1片

下準備

大根を短冊切りにして、塩を加えてもみ込みます。
(水分が出てくるので何度か水を切ってください)
水分を切った大根を一日、天日干しします。

作り方

1, ニンニクとショウガは細かく刻んでおきます。材料を全て用意します。
2, ティンブール、マスタードシード、クミンシード、赤唐辛子をフライパンで乾煎りします。
3, スパイスグラインダーまたはすりこぎなどで2 を粉末につぶします。
4, フライパンに油を入れて、そこへターメリック、フェネグリークを入れて
焦げる寸前まで炒めます。
5, 天日干しした大根に3と4とすりおろしたニンニク・ショウガを加えて混ぜ合わせます。
6, 5をふた付きのタッパーに入れて、天気の良い日にベランダなどに
5日程度置くと自然発酵して酸味が付きます。

ポイントアドバイス

・豊富なスパイス類をによる健康効果が期待できます。

★レシピで使用した各スパイスの効能★

・ティンブール
消化促進、整腸作用、食欲増進効果
・マスタードシード 
アンチエイジング効果。ガン予防。殺菌力ある。食中毒予防など
・フェネグリーク  
コレステロール値や中性脂肪を下げる。生活習慣病の予防に効果的など
・クミンシード
老化や生活習慣病の予防など
・ターメリック 
アンチエイジング効果・消化不良の改善・肝機能の改善など

●●●もうひとつのレシピ『サラダ風アチャール』●●●
干した大根にターメリックとニンニク、ショウガ、油、塩を加えて混ぜ合わせ、
1日太陽に当てるだけというスパイスを控えたアチャールは、さっぱりした風味です。

糠味噌漬けを始め、最近は、日本でも漬物を手作りする家庭が増えていますね。
ちょっとしたことにも丁寧に時間をかける習慣を持てる心の余裕、
既製品にはない自家製漬物の自然な味わいを楽しむ習慣、
そういった暮らしのあり方もまた、日常に健康作りにはとても大切なポイントだと思います。

オーガニック食品やコスメをお得に買えるオーガニックストアIN YOU Market

IN YOU Market

IN YOU Marketで人気のオーガニック漬物&ご飯のおともはこちら!


自然栽培のお漬物【4種から選択可!(赤かぶ漬・たくあん漬・赤大根漬・野菜のきざみ漬)】|農薬不使用・無添加!古式乳酸発酵法でつくられた昔ながらのお漬物の味!
¥ 420 (税抜)

無添加の梅干し(2瓶)|農薬不使用!EM農法。手間暇かけてつくられた本物の梅干し!毎日食べて免疫対策。
¥ 2,500 (税抜)

南高梅のオーガニック梅干し|添加物ゼロ!
¥ 1,600 (税抜)

モリンガふりかけ|農薬・化学肥料不使用!お茶漬け・サラダ・スイーツなどあらゆるものに使いまわせる万能栄養ふりかけ
¥ 908 (税抜)

こちらのレシピ記事もオススメです

【ヴィーガンレシピ】大定番のネパール料理「タルカリ」を誰でも簡単に作る方法|お家にいながら旅気分!

常備すると心強い「基本の佃煮」の作り方3種。砂糖と添加物だらけの市販品よりもシュガーフリーで手作り!日本の伝統料理を復活させよう。

【初心者の方向け】おすすめ簡単レシピ付き「ヴィーガン&マクロビオティック入門講座」 vol.2/マクロビは菜食?

この記事のタグ
お気に入り登録する
シェアする

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

あなたにお勧めの記事
ページ上部へ