【バレンタインレシピ】混ぜるだけで失敗なし！マクロビチョコレートケーキの作り方

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フランス国民は、チョコレートが大好きです。

チョコレートの1世帯あたりの年間平均消費量は8.1kgで、フランス人はドイツ、スイス、エストニア、イギリス、フィンランドに次ぐ、6位に位置するほどなのです !

フランスで生産されているチョコレートの特徴は、フランス人は、ブラックチョコレートを好むため、カカオの含有量が豊富です。

私も土産として、カカオの風味が心地よく、味が深いフランス産のチョコレートをよくプレゼントします。

皆さんから、おいしいと言われ、とても喜ばれています。

フランスでは、朝食にチョコレート

フランスでは、朝からチョコレートを食べます。

日本の朝食と言えば、ごはん、味噌汁、副菜や漬け物など、また、洋食も、パンとベーコンエッグで、朝からチョコレートを食べることはありません。

しかし、フランスでは、パン · オ · ショコラやパンにチョコスプレッドを塗って食べたり、ホットチョコレートやココアミルクを飲んだり、朝食にチョコレートを摂取します。

その訳は、チョコレートは、記憶力、学習力、注意力などの認知機能に効果的で、フラバノールやセロトニン、マグネシウムも含まれていることから健康に良いと、昔から言われているからなのです。

また、皆さんもご存知の通り、チョコレートはカロリーが高い食品ですが、朝、チョコレートを食べれば日中そのカロリーを消費するということもあり、朝食に取り入れるのです。



フランスでは、売上の約36％を板チョコ（上記写真）が占め、スプレッドが24％、チョコレートバーが15％となっています。

一般のスーパーでも、オーガニックチョコレートやヴィーガンチョコレートを購入することができ、様々な種類のチョコレートが売られています。

また、フランスは、チョコレート生産の62.5％を輸出しています。

確かに、日本でもフランス生産のチョコレートをよく見かけます。（※）

チョコレートの品質管理とラベルのコントロール

もちろん、生産業者も多く種類も豊富なので、ラベル付けなどのコントロールも厳しく行われています。

フランスでは、チョコレート製品の成分は、1976年7月13日の政令で定められています。

政令で定められているチョコレートの分類

•　チョコレート
•　ミルクチョコレート
•　ホワイトチョコレート
•　フィリングチョコレート
•　チョコレートボンボン

チョコレートの場合は、もちろんカカオ分の最低値が基準となり、チョコレートの風味の強さに影響を与えます。

チョコレートボンボンを除き、ラベルに「カカオ何%以上」と記載しなければなりません。

さらに、カカオを43％以上含むとチョコレートです。

なので、ブラックチョコレートと記載しても良いことになります。

商品によっては、ミルクチョコレートのような味のブラックチョコレートもあります。

購入する際には、カカオの含有量や成分表を見て購入しましょう。

「トリュフ」という名称は、チョコレートボンボン、つまり一口サイズの製品で、チョコレートが製品の総重量の25％以上を占め、脂肪分がカカオと乳製品に由来するものにのみ適用できます。

以上のように、フランスでは細かく管理されています。

チョコレートの保存方法

チョコレートを冷蔵庫で保存する場合には、チョコレートは臭いを捕らえるので、これらの要素から遠ざけましょう。

湿気や冷たさで風味が変わる場合もあります、16℃から20℃の間で保存箱に入れておくのがお勧めです。

出典:
economie.gouv.fr
legifrance.gouv.fr

フランスで人気の職業「ショコラティエ」（チョコレート職人）

image : meilleursouvriersdefrance.org

フランスで、チョコレート生産の質の向上に貢献しているのは、国による製品管理だけではありません。

チョコレート職人のおかげでもあります。

フランスでは、「ショコラティエ Chocolatier」というチョコレート職人達がいます。

フランスでチョコレート職人になる為には、国家資格を取得しなければなりません。

• 資格レベル 4 – 商業技術免状 (BTM) ショコラティエ、コンフィズール（ジャム・砂糖菓子職人）

• 資格レベル 5 – 職業適性証 (CAP) ショコラティエ、コンフィズール（ジャム・砂糖菓子職人）

また、レベルアップを目指すショコラティエたちは、国家最優秀職人章（M.O.F フランス国家最優秀職人章、Meilleur Ouvrier de France）のコンクールや国際大会にも参加できます。

フランスには、多くのカリスマショコラティエがいます。

このカリスマチョコラティエたちは、日本で活躍している方もいます。

素晴らしい技術とチョコレートのことを知り尽くした職人達のおかげで、私たちも美味しいチョコレートを食すことができるのです。

フランスのバレンタインデーの過ごし方

日本では、「バレンタインデー」にチョコレートをプレゼントしますが、フランスでは、「クリスマス」と「イースター」にチョコレートをプレゼントする習慣の違いがあります。

フランスでも、バレンタインデーはカップルで愛を祝う日です。

バレンタインデーの過ごし方は、レストランで食事を共にしたり、お互いにプレゼントし合います。

私の勤めるタラソテラピーセンターでも、バレンタインデーの為にシャンパン付きの特別メニューを用意し、カップルで受けることのできるマッサージ · デュオやチョコレートを使ったエステを毎年2月から提供しています。

実は、フランス人は、バレンタインデーを、日本のように特別なイベントとして祝うわけではありません。

2020年の『yougov.com』のデータでは、フランス人の3人に1人がバレンタインデーを祝う予定（33％）とされています。

2月14日は、フランス人の30％がパートナーと過ごす予定、3％が友人と過ごす予定とのこと。

そして、フランス人の57％は、その日は何も特別なことをする予定はないと答え、また、48％がバレンタインを商業的な日と答えています。

フランス人がバレンタインデーにパートナーに贈るプレゼントは、1位が花（22％）、香水（16％）、ジュエリー（13％）が上位を占め、チョコレートは5位でした。

出典 : yougov.com

フランスで語られているバレンタインデーの歴史

ローマ時代、皇帝クロード2世は、兵士たちに結婚を禁じました。

結婚すると思い切って戦えないから、というのがその理由です。

ローマのテルニ出身の修道士バレンタインは、愛や結婚は大事なものだと考えており、こっそりとたくさんのカップルを結婚させました。

この事が皇帝の耳に入り、彼は牢獄に入れられ、処刑されてしまいます。

彼が首をはねられた日が268年の2月14日だったのです。彼をしのんで、恋人たちの日になったと言われています。

現在のようにバレンタインデーにラブレターを送るようになったのは、オルレアン公（シャルル・ド・ヴァロア）の影響だと言われています。

彼は、アジャンクールの戦いでイギリスの捕虜となり、ロンドン塔の牢獄にいた1451年に、妻にラブレターを書きました。

このラブレターは大英博物館に保存されており、これが世界最古のバレンタインカードとされています。

フランスの「セイント · バレンタイン Saint-Valentin」村

フランスには、「セイント · バレンタイン Saint-Valentin」という名前の村があります。

名前にあやかって1967年から、2月14日に特別なイベントをするようになりました。

毎年、バレンタインデーに、世界各国からこの村に訪れるカップル達に、”愛の証明書”を村長が渡すイベントを行っています。

是非、訪ねてみて下さい。

出典 : village-saint-valentin

ご参考までに、デコレーションの材料と作り方をご紹介いたします。
このチョコレートケーキは、材料を混ぜるだけなので、初心者でも簡単に作れるチョコレートケーキです。

分量を丁寧に計り、指定した温度と時間で焼くことができれば、失敗なく仕上がります。100％植物性チョコレートケーキで、甘さ控えめです。

また、ココナッツソースを加えれば、風味がでて、よりいっそう美味しく頂けます。

日頃、手作りケーキを作った事のない方でも、上手に仕上がるチョコレートケーキなので是非、このレシピで愛を込めて作ってみて下さい。

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