こどもの日やお祝い時に作りたいレシピ!土鍋で炊くオーガニックな本格お赤飯と美味しい柏餅の作りかた
端午の節句が男の子のお節句になったわけ
5月5日はこどもの日。
端午の節句は五節句の一つで、
こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかり、母に感謝する日です。
「端午」は5月最初の午の日のことですが、
五という音に通じることなどから、5月5日が端午の節句とされました。
3月3日には女の子の節句として雛祭りがありますが、
5月5日は後継ぎとして生れた男の子が無事成長し、一族の繁栄を願う男の子の節句として定着。
鎧や兜を飾ることは、武家社会から生まれた風習ですが、
大切な子どもを守るという願いも込められています。
鯉のぼりは、激流が連なった竜門と呼ばれる滝を登り切った魚は
竜になれるという中国の登竜門伝説からはじまりました。
男の子が様々な困難に打ち勝って大成するようにとの
願いが込められています。
また、菖蒲は中国の浴欄節という邪気を払う風習からきていて、
無病息災を祈って軒に吊るしたり、菖蒲酒にして飲んだり、枕の下に敷いて寝る風習から。
菖蒲湯に入る習慣は、日本では「菖蒲」が、武を重んじる「尚武」や「勝負」と
同じ読み方であることからはじめられたとも言われています。
端午の節句のお祝いに食べたいもの
端午の節句のお祝いには、関西ではちまき、関東では柏餅が知られていますね。我が家は女の子ですが、やっぱり5日5日はお祝いのお菓子が食べたい!
生の柏の葉が手に入ったので、柏餅を手作りしてみました。
柏の葉は中国産の塩漬けしか手に入らず、
知人からいただけることになって生まれて初めてフレッシュな柏の葉で本物の柏餅を作れました。
柏の葉は、よく洗って5分くら蒸してから使います。
柏餅の中身は、以前ご紹介したモリンガと米粉で作る手軽な手作り和菓子です。
あんこは、こちら。
小豆はこちらを使いましょう>>
希少価値の高い奇跡の大納言小豆。有機肥料すら使わない、栄養価豊富な完全自然栽培!
作り方は同じですが、今の時期はオーガニックのりんごが手に入らないので
杏やレーズンなどのドライフルーツや玄米水飴で作ることが多いです。
せっかくあんこを炊くならと、我が家で今年生まれた男の子のお人形のために、
お赤飯を作ってお祝いすることになりました。
小豆は赤い色がお祝いにふさわしく、
邪気を払うと考えられ、昔からハレの日に食べられてきました。
小豆の煮汁にはポリフェノールなど
体に嬉しい成分も含まれているから、
定期的にとりたい食材です。
保存料や着色料入りのお赤飯、買っていませんか??
http://p.twipple.jp/bNzcW本来、お赤飯は一晩水につけて、
茹でたささげの汁をお米にうって蒸すのですが、今回は土鍋で手軽に作れる炊きお赤飯をご紹介します。
市販のお赤飯は素材の素性がわかりません。
自宅で作るお赤飯は農薬のない小豆やお米が選べます。
市販のお赤飯は彩りを良く見せるために
着色料が使われたり、食中毒を避けるために保存料が使われていることもあります。
また、国産でない古いお米をツヤツヤに見せるために、
光沢剤が使われていることも多いのです。
せっかくお金を出して買うお赤飯が
農薬や添加物にまみれているものだと知ったら、がっかりしませんか?
お赤飯を手作りすれば、家族みんなで安心して食べられます。
そして何より、炊きたてのアツアツは美味しいですよ!
それでは、早速作り方をご紹介します。
ふっくら甘い小豆の炊き方
お赤飯には、胴われが縁起が悪いということでささげ豆が使われることが多いです。
我が家では、やっぱり味を優先して小豆を入れたご飯が人気。
自宅で食べるものだから、多少割れたとしても
ふっくらと甘みが出た小豆の入ったお赤飯の
味にはかないません。
小豆は自然栽培のものを使います。
お赤飯には、あんこを炊く途中、
7割くらい火が通ったものを取り分けて
もち米と一緒に炊きます。
小豆を炊く時は、土鍋がオススメ。
火の通りが柔らかく、
甘くふっくらと仕上がります。
1.30分ほど水につけた小豆をザルにあげ、
土鍋にかぶるくらいの水とともに入れたら強火にかけます。
この強火は、小豆の皮を柔らかくしてくれるので、
グラグラと煮えたぎるくらい沸騰させるのがコツです。
2.出てきたアクはすくって、
びっくり水を200ccほど入れます。
びっくり水というのは、
沸騰している鍋に水をドバッと入れることで
温度を一気に下げて豆の芯まで柔らかくしてくれます。
3.アクを取りながら、
沸騰したらびっくり水を3回ほど繰り返し、
弱火にして蓋をし、40〜50分ほどするとお豆が柔らかくなります。
あんこにする時は小豆が柔らかくなってから
甘みや塩分を入れるのが
ふっくらと煮るコツ。
今回は、弱火にしてから20分ほどの
まだ指でつぶれない程度の煮え具合のところを取り分けます。
煮汁も一緒にとりおくことで、
お赤飯に色付けをすることができます。
小豆を取り分けたら、
お赤飯も土鍋で炊いてみましょう。
土鍋で炊くオーガニックなお赤飯
材料 4人分
オーガニック小豆(7割ほど炊いたもの) 1カップ
もち米(白米)3合
水 340cc
小豆の煮汁 200cc
作り方
1.もち米は研いでザルで水を切り、2時間ほど分量の水につけておく。
2.土鍋に1、小豆の煮汁、小豆と昆布を加え、中火にかける。
3.沸騰したら強火にして鍋の中の水を対流させる。
4.弱火にして12分ほど炊く。最後に一瞬強火にして余分な水気を飛ばす。
5.火からおろして、10分蒸らす。
アツアツの炊きたてお赤飯の出来上がり!
小豆さえ用意しておけば、
こんなに幸せなお赤飯が炊けちゃうんですよ。
お祝いの席にはもちろん、
我が家では娘のリクエストで度々登場するメニューです。
もち白米の時は、お水の量はお米と同体積で炊けます。
蒸して作るお赤飯は一晩浸水が必要ですが、
もち米は吸水しやすいので炊きお赤飯の時は
最低30分ほどつけておけば大丈夫です。
今回は、お祝いなのでもち米を白米に精米しましたが、
もち玄米でも水加減を調整すれば同じように作れますよ。
弱火の時間は、もち分づき米なら20分ほど、
もち玄米なら40分ほどがオススメです。
白米、分づき、玄米、お好みのお米で作ってみてくださいね。
IN YOUMarketでも大人気の緑米でもおいしくできますよ。
古代のお米:もちもち緑米
端午の節句のお祝いに、
小豆とお米、米粉さえあればまだ間に合います。
端午の節句には、
手作りあんこで和菓子、お赤飯を
ぜひお試しください!
そして、菖蒲湯でほっこりゆっくり、
お父さんとお母さんの疲れも
とれるといいですね〜。
菖蒲湯は、湯船に少し高めのお湯を入れる
適度に冷ましてから入浴すると効果的なのでそうです。
古来からの風習を大切にする習慣を
次の世代にも伝えていきたいですね。
IN YOUMarketでおいしい小豆と古代米をGETしてみよう。
丹波で作られている丹波大納言小豆。
丹波大納言小豆は、その大きさと甘さ、食べ応えから 古くは幕府に献上され、
老舗の和菓子店も使う高級豆です。 こちらの丹波大納言小豆は、7年ほど自然栽培を続けてきた丹波の土地で 自然のままに育てられています。 最初の2年ほどは有機農業を取り入れていましたが、 遺伝子組み換えの問題などに疑問を持ち、完全自然栽培に転換。
農薬を一切使わず、 肥料も最低限の籾殻や米ぬかと 緑肥を漉き込むだけです。
是非あなたにもご賞味いただきたい一品です!
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