【4つの材料で】ビタミンC含有量はレモンをしのぐ!万病を遠ざけると言われるゆずを活用した使いまわせる「丸ごと柚子ペースト」の作り方
皮だけ使った柚子、もったいないなぁと思いつつ持て余していませんか?
柚子は消費量も生産量も日本がトップの柑橘類です
独特の芳香が魅力的な日本を代表する柑橘
柚子。
Wikipediaによると、その消費量も生産量も日本が最大なのだそうです。
お正月にお節料理の器にしたり、吸い口として浮かべたりして味わったばかりの方も多いのではないでしょうか。
柚子は「名わき役」という異名もあるように、皮を香りづけに使うことが多い果実ですが、
果肉にも多くの栄養や魅力的な成分が豊富なのをご存知ですか?
柚子のビタミンC含有量はレモンより多い
強い抗酸化作用があり、風邪の予防や疲労回復に大切な栄養ビタミンC。その含有量はレモンより多く、柑橘類でもトップクラス。ビタミンCはコラーゲンの生成も助けるため、美容に大切なのはもとより、怪我を早く治すにも必要な成分です。
ビタミンCは、熱に弱い性質があるので生のまま摂るのがおすすめです。
(参考:五訂増補食品栄養成分表)
疲労回復に欠かせないクエン酸は果肉に豊富に含まれています。
柚子の独特の酸味の成分はクエン酸。クエン酸は疲労物質である乳酸を分解し、
疲労回復を助けます。また、クエン酸にはキレート効果があるとされ、ミネラルの吸収を助けます。
血行を促進するリモネン
柚子のよい香りはリモネンという成分に由来しています。リモネンは血行を促進するので体を温め、冷えにも良いのです。リモネンはリラックス効果もあるとされています。柚子湯につかるとポカポカと温まり、リラックスできるのはリモネンの働きです。さすが万病を遠ざけると言われる柚子!花言葉は健康美!
食べるのが皮だけではもったいない。
そこで、柚子を丸ごと使った、母直伝の柚子ペーストの作り方をお伝えします。
フレッシュなオリーブオイルを使って作るペーストは、甘く味付けした柚子が苦手な方にも是非試してほしいレシピです!材料はたったの4つ。全部入れて攪拌するだけの手軽さです
材料(作りやすい分量)
農薬不使用の柚子 2個
フレッシュなオリーブオイル 100cc
塩胡椒 適量
※柚子の大きさは野球ボール大のもの。柚子の大きさで調整してください。
柚子を丸ごと使うので、無農薬のものをおすすめします。
オリーブオイルは断然フレッシュなものがおすすめ。
オリーブオイル好きでもビックリ!1970年代から完全自然栽培!最高品質オーガニックエクストラバージンオリーブオイル
作り方
1.柚子をよく洗い、横に2つに切って種を取り除きます。種も捨てないで!
柚子の種にはペクチンという成分が含まれていて、保湿能力に優れています。取り除いた種は集めておいて、種の重さの3~4倍ほどの水に漬けておいてください。
ししばらくすると種の周りがぬるぬるになっているのがわかります。
そのぬるぬるごと肌につけると保湿に優れた化粧水のできあがり!
柚子の種にはペクチンという成分が含まれていて、保湿能力に優れています。取り除いた種は集めておいて、種の重さの3~4倍ほどの水に漬けておいてください。
ししばらくすると種の周りがぬるぬるになっているのがわかります。
そのぬるぬるごと肌につけると保湿に優れた化粧水のできあがり!
2.ミキサーに入れて、オリーブオイルと塩胡椒をいれ、十分に攪拌します。
工程はたったこれだけ!
できました!
柚子の酸っぱさが気になる方はオーガニックはちみつをティースプーン1杯混ぜてください。カドがとれ、まろやかになります。
素材の味を引き立てる柚子ペーストはいろいろなお料理に合います
まずお勧めしたいのは、シンプルな野菜スティック。柚子の風味を堪能してください
柚子のよい香りがお野菜の新鮮さを引き立たせます。
ヴィーガンマヨネーズと混ぜるとコクがでます。グリル野菜サラダはいかがですか?
今回、ヴィーガンマヨネーズはこちらを参考にさせていただきました。トランス脂肪酸ゼロ!リピート確定。簡単・美味しい豆腐マヨネーズの作り方。
そのほかにもこんなレシピがあります。
ビタミンたっぷり!トランス脂肪酸ゼロ。失敗なし!おいしく安全な「ヴィーガンマヨネーズ」の作り方。
柚子ペーストとヴィーガンマヨネーズを1:1で混ぜ合わせるとコクのある柚子風味のマヨネーズペーストのできあがり。
お野菜にオリーブオイルをかけて、オーブンで200度15分ほど焼いてお皿に盛りつけます。
(トースターやグリル、フライパンでも調理できます)
柚子風味のマヨネーズペーストでいただきました。
とくにほくほくのじゃがいもにはベストマッチ。
新鮮な卵でつくったゆで卵にもおすすめです。
最高に美味しかったのは、柚子ペーストon揚げ出し大根!
柚子と大根は相性のよい食材ですよね。お漬物の柚子大根も大好きです!それならば、冬に時々作る揚げ出し大根にもきっと合うはず!と思い作ってみました。
<揚げ出し大根の作り方>
材料(2-3人分)
作り方
1.大根は、食べやすい大きさに切り、かぶる程度のだし汁でかために煮る2.水気をよく切り、片栗粉をまぶし、油で揚げる
3.小鍋に片栗粉以外のあんかけの材料をいれて火にかけ煮立てたら、片栗粉でとろみをつけて大根にかける
そして、あつあつの揚げ出し大根に柚子ペーストをオン!
お出汁の味がしみたあつあつもっちりな大根に、柚子ペーストの爽やかな酸味が効いて最高です。
やっぱり柚子と大根の相性は素晴らしい!
同じ要領で金柑でも試してみました
母の家の庭には立派な金柑の木が2本あり、冬にはたくさんの実をつけます。そのまま食べても、ジャムにしても余る金柑を同じ要領でペーストにしてみました。
本当にまるごとです!!
結果は、甘くて美味しい!柚子よりも粒粒感が残る感じです。
ジャムとは違うフレッシュな金柑の香りが引き立ちます。
こちらは、ヴィーガンスイーツに添えるとおいしそうです。
知人友人からも庭にたくさん成って持て余している(うらやましい!)
知人にたくさんもらって困っている
皮以外使い方がわからない・・・との声を聞きました。
たくさん作って冷凍もできるので、万病を遠ざける柚子!ぜひ丸ごと使いきってくださいね。
そして、他のかんきつでも同じ要領で作って楽しんでみてください。
オススメオーガニック食材を揃えて、このレシピを再現してみよう!
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