暑さバテから気が不足してませんか?疲労回復効果抜群!食欲がなくてもご飯が美味しく食べられちゃう 簡単しそキムチの作り方
毎日暑い日が続きますね。
室内で一日中仕事をしていた頃は、季節の気温の変化にも疎かった私ですが
毎日子供達と公園へ出かけるような生活をしている今は、気温の変化に敏感になってきました。
そして、季節の変化に伴って、身体も変化するということも肌で感じられるようにもなりました。
やっぱり人も自然の一部なんだなぁと感じます。
気温の変化に疲れて
「気虚」の状態になっていませんか。
こう暑い日が続くと、暑さにばててしまっている方も多いのではないでしょうか。
気温の変化が激しい季節の変わり目は、その変化に対応するため日ごろよりも余計に「気」を消耗してしまいがちです。
そうなると、気が不足する「気虚」の状態になり、
・だるい
・疲れやすい
・気力がわかない
・食欲がない
・胃腸の調子が悪い
などの症状が現れやすくなり、身体はお疲れモードに。
特に暑さが続き湿気も増える今からの時期は、食欲が落ちて、気を食物から補うことが難しくなってしまします。
ちなみに食欲が落ちているときは、消化器官が弱っているということなので、無理に食べる必要はありません。
でも、当たり前のことですが食欲が落ちて何も食べる気がしないというのはやはり健康な状態ではありません。
たくさん食べる必要はありませんが、
質の良い消化に良い食事を、よく噛んでしっかり吸収させてあげることで
徐々に身体は回復していきます。
そこで今回お勧めしたいのは、
食欲がないときでも美味しく食べられちゃう
しそキムチ。
しそは、赤紫蘇と青紫蘇とありますが、今回使用するのは青紫蘇の大葉です。
大葉自体は、気を補うというよりかは、気の巡りをスムーズにするために使用されることが多いのですが
食欲が落ちることで、気虚の症状になる方が多いこの時期には
食欲増進効果のある、香辛料と大葉で作った「しそキムチ」がおすすめ!
食欲がないときも、これがあるとごはんが美味しく感じられますよ。
また、しその殺菌作用から食中毒の予防にも効果的です。
高い抗酸化作用 抗アレルギー作用 貧血予防、、、
大葉って実は超優秀な食材だった!
大葉って、どんなイメージがありますか?
「お刺身のつまの下にひくもの」なんてイメージを持っている方も多く、あまり頻繁に食べるものではないかもしれませんね。
でも、大葉って実はものすごーく優秀な食材なんです。
中でも、アトピーや花粉症などのアレルギー体質の方は特におすすめ。
積極的に摂りたい食材です。
大葉に含まれるファイトケミカルの一つ「ルテオリン」にはアレルギーを抑える抗ヒスタミン効果が認められています。
また、抗炎症作用のある「ロズマリン酸」という成分も含まれていて、その点からもアレルギー体質の方にはおすすめ。
他にも、大葉には以下のような様々な効果が期待できます。
◎βカロテンが豊富
⇒がんや動脈硬化の対策
⇒シミやしわの予防に
◎ビタミンCと鉄分がバランスよく含まれる
⇒貧血の予防に
◎α-リノレン酸が多く含む
⇒体内で分解されると「EPA・DHA」に
⇒認知症・動脈硬化の対策 アレルギー体質対策
◎殺菌効果
⇒食中毒の対策
◎精神安定効果
私自身、今はほとんど症状が出ないものの、幼いころからアトピーや鼻炎で悩まされていたので、
生活にもっと取り入れたいなと思っていた食材です。
もちろんそのまま刻んでご飯に混ぜたり、冷ややっこの上にのせても美味しいのですが、
なかなか頻繁に食卓に上るというほどではありませんでした。
何か良い常備菜がないかなあといろいろやってみて大ヒットだったのが今回ご紹介させて頂くしそキムチ。
これなら、ごはんのお供として頻繁に食べることができ、大葉の嬉しい効果をたっぷり頂くことができます。
しそキムチを作ってみよう
作り方はとっても簡単。
漬けダレを作って漬けておくだけです。
ニンニクや生姜はお好みですが、たっぷり入れるとガツンとパンチの効いた味になります。(私はたっぷり入れてしまいます!)
今回、すりおろし玉ねぎを使用していますが、玉ねぎとニンニクは、疲労回復効果抜群の組み合わせ。
玉ねぎとニンニクに含まれるアリシンは、玄米や豚肉に含まれるビタミンB1と一緒に食べると、アリチアミンという元気のもととなる成分になります。
好みで漬けダレにお味噌を加えても美味しい。
もっと辛いのが好きな方は輪切りにした唐辛子を入れても。
お子さん向けに作る場合は、豆板醤なしで作ってあげても良いですね。
タレが余ったら、キュウリやキャベツなど、好みの野菜を入れてももちろん美味しいですよ。
【材料 大葉40枚分】
・大葉 40枚
◎漬けダレ
・醤油 大さじ4
・玄米甘酒 大さじ1
・豆板醤 小さじ1~2
・千切り生姜 お好み
・すりおろしニンニク お好み
・ごま油 大さじ1
・すりおろし玉ねぎ 大さじ2~3
【作り方】
1 すりおろし玉ねぎを弱火で煮詰める。
2 1と漬けダレの材料を全て混ぜ合わせる。
3 タッパーに2のタレを入れて、洗って水分を拭き取った大葉を一枚づつタレに絡ませながら漬けていく。
4 1日寝かしておくと味がなじんで美味しくなります。
しそキムチの活用法
一番はやっぱりごはんと一緒に。おにぎりにしても美味しい。
他にも、冷ややっこに乗せたり、素麺の薬味にしたり、手作り餃子のタネに混ぜ込んでも美味しく頂けます。
また、気虚の症状が強い方は、長芋との組み合わせがおすすめ。
短冊切りのものと合わせても良いですし、すりおろしてとろろにしたものと合わせても。
暑さにバテてしまいがちな今からの季節、
いつもの食事にしそキムチを加えてみませんか。
今、あなたの身体が求めているものは何ですか
いくら健康的といわれる食生活を送っていても、やっぱり季節や環境に応じて体調って変わります。
その場その場で臨機応変に「今身体が求めているもの」を選択していくことってとっても大切。
食欲が落ちて、疲れやすくなった身体を放っておくと
様々な病の原因になります。
忙しいときには、自分の身体のことは後回しになりがちですが
そんな時こそ自分の身体の声に耳を傾けて、必要なものをその都度摂り入れていくことが大切です。
そうすることで、結果的により効率的に動くことができ、より良いものができたりするのだと思います。
皆様のより健康でより楽しい毎日のお役にたてますように。
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