子供の「ハンバーガー食べたい！」にマクロビ・自然派ママはどう対処したらいい？叱らなくても「食べたい」と言わなくなる方法。市販バーガーのように遺伝子組み換え食材を含まない！とっておきのベジバーガの作り方。

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子供の「ハンバーガー食べたい！」は、親なら誰もが通る道？

お子さんのいるおうちの方、ファーストフードは食べさせていますか？

子供の就学前までは、園も選べますし在宅でも問題ありませんので、さほどファーストフードについて気にならなかったかもしれません。
しかし、さすがに小学校にあがると様々な刺激を受けてきます。

我が家でも、

「友達の家でコーラ初めて飲んだ。パチパチしてびっくりした！」
「あの子こないだの日曜日ハンバーガー食べたんだって。」
「ハンバーガー屋さん行くとおもちゃもらえるんだって！」
「あの滑り台は、お店で買って食べないと遊べないの？」


少しずつ体験や情報が積み重なり、ついに

「どうしてうちはハンバーガー屋さん行かないの？食べてみたい！」

と言うようになりました。

さて、そんな時お父さんお母さんはどのように対処しますか？

そもそも、子供はなぜファーストフード店に魅力を感じるのでしょうか。

是が非でも行かない、「大きくなってからね」と言い聞かせる、「体によくないんだよ」と説明する等、対処の仕方はさまざまありますよね。
ただ、うちの場合は、子供がハンバーガーという存在を知った以上は、「ハンバーガーというもの」は食べさせてあげたいと思います。

仮に子供に頭で理解させたとしても、後になって反動が来るのを避けたいからです。

ただ、普通に店に行って食べるという方法は取らず、

子どもにとっての満足度がより高くなり、より強く思い出に残る方法を考えます。

そうすれば、大きくなってからもファーストフードの習慣化は避けられるからです。
そのために、ファーストフード店から私たちが学べることはたくさんあります。

あれこれ言う前に、まず「どうして行きたいのか」子供の声を聴いてみましょう。

我が家では、こんな答えが返ってきました。

・友達に言われたから（「おいしいよ」「行った事ないの？」等）
・おもちゃがもらえるから
・外のすべり台で遊んでみたいから
・テラス席で食べてみたいから
・シェイクやアイスなどデザートも食べられるから

企業は、「おいしいと感じる味」を追及していることもさることながら、子供をひきつけるしかけもしっかり考えています。

なるほど。

ファーストフード店を批判するだけではなく、大いに学ばせてもらい、日々の子育てに取り入れさせてもらったらいいんです。

食育の一環として、ベジバーガーを作ってみるのは価値のあることです。

子供の味覚は小さなうちにしっかり育てておきたい！

某ファーストフード企業の日本法人の創業者は、かつてこのように断言しました。

「人間は12歳までに食べてきたものを一生食べ続ける。」

だから、子供のうちにハンバーガーを食べるようになれば、大人になってからもずっと顧客のままでいる、というわけです。

2012年に東京医科歯科大学のグループが行った調査によれば、子供の味覚障害が増えているという結果が出ています。
→味覚を正確に認識できない子供が30％超。
このままでは日本の食文化は崩壊する

https://hbol.jp/10938

このような結果の原因として、子供の頃からファーストフードなどをはじめとする
濃い甘さ、しょっぱさ、うま味に慣れてしまって、正常な味覚が育っていないことがあげられています。

こちらの記事もごらんください。
→今からでも治せる！「味覚の発達は3歳までに決まる」の嘘。問題視される子どもの味覚障害。今すぐできる！味覚を育てる「昆布トレーニング」で正常な味覚を取り戻そう。

https://macrobiotic-daisuki.jp/kodomomikaku-99107.html

正常な味覚を持つことができなければ、その後の食生活や健康に大きな影響が出ることは間違いありません。

一つ百円のハンバーガーを大量にかって冷凍して毎日食べる学生たち

放置するとどうなっていくのか、先ほどの創業者の言葉通りになっていると感じざるを得ない出来事がありました。


皆さんは、かつてあるファーストフード店のハンバーガーが１つ100円以下の激安になった時代を覚えておられますでしょうか？

当時の私は学生でしたが、1人暮らしの多くの友人たちが、店に行ってはハンバーガーがどっさり入った大きな紙袋を提げて戻ってくるのです。

店は常に長蛇の列でした。

そんなに大量に買ってどうするのかと聞くと、

「全部冷凍しといて、後で１つずつ電子レンジであっためて食べる。ごはんとか、お腹が空いた時とか。」
「おいしいものが安くなってるんだから、たくさん買わなきゃ損。」
「俺、毎日ハンバーガーでもオッケー。」

と答えるのです。これは衝撃的でした。

この時期、そのファーストフード店のハンバーガーは全国で爆発的に売れたと聞きます。

どこかの時点で味覚を正常に戻さなければ、このような食生活は延々と続いていくことでしょう。
子供の頃にきちんとした味覚が育っていれば、子供が親元を離れた時に自然とファーストフードもセーブできるはずです。

添加物を毛嫌いせず、なぜ万人受けする味なのか調べてみましょう。そこには参考になることがたくさん！

そもそも、なぜファーストフードは多くの人の味覚を虜にするのでしょうか？
添加物を悪者扱いするだけではなく、そこから学べることはないでしょうか。

以前、私はよく考えもせずベジチーズバーガーを作ったことがありましたが、
中身の味のバランスを考えずに作ってしまったので、トマトソースもハンバーグもチーズも味の質が似てしまいました。

何か塩っぽい１つの塊を食べているような、わざわざ具を作り分ける必要もないような面白くない味になって、家族の不評を買い、大失敗に終わりました。
企業というものは、どういう味だと人気が出るのかを、日夜お金と労力をかけて研究して、必死に他社と競争しているのです。

悔しい思いの中で、「ファーストフードのハンバーガーって、いったいどうなっているんだろう？」と気になって調べてみたのですが、

某有名ハンバーガーチェーンでは、すべてのメニューについて原材料が詳細にいたるまで公開されていたのでした。

信じられない！遺伝子組み換え作物由来の添加物も、多用？！
某ファーストフード会社のチーズバーガーの原材料詳細

※海外仕様の原材料であり、日本では認められていない添加物もあります。

Cheeseburger：チーズバーガー

100% BEEF PATTY, REGULAR BUN, PASTEURIZED PROCESS AMERICAN CHEESE, KETCHUP, MUSTARD, PICKLE SLICES, ONION
（100％ビーフパティ、標準のバンズ、パスチャライズドプロセスチーズ→後に説明、ケチャップ、マスタード、スライスピクルス、玉ねぎ）

これらの原材料はさらに詳細が説明されており、

100% BEEF PATTY：ビーフパティ
100% Pure USDA Inspected Beef; No Fillers, No Extenders.
Prepared with Grill Seasoning (Salt, Black Pepper)
アメリカ農務省で検査済みの100％ピュアビーフ。
混ぜ物なし、増量剤なし。グリルシーズニング（塩、ブラックペッパー）で味を調製

KETCHUP：ケチャップ
Tomato Concentrate from Red Ripe Tomatoes, Distilled Vinegar, High Fructose Corn Syrup, Corn Syrup, Water, Salt, Natural Flavors (Plant Source)
赤く熟したトマトの濃縮液、醸造酢、高果糖コーンシロップ、コーンシロップ、水、塩、天然香料（植物由来）

MUSTARD：マスタード
Distilled Vinegar, Water, Mustard Seed, Salt, Turmeric, Paprika, Spice Extractive.
醸造酢、水、マスタードシード、塩、ターメリック、パプリカ、スパイス抽出物

PICKLE SLICES：スライスピクルス
Cucumbers, Water, Distilled Vinegar, Salt, Calcium Chloride, Alum, Potassium Sorbate (Preservative), Natural Flavors (Plant Source), Polysorbate 80,Extractives of Turmeric (Color)
キュウリ、水、醸造酢、塩、塩化カルシウム、ミョウバン、ソルビン酸カリウム（防腐剤）、天然香料（植物由来）、ポリソルベート80、ターメリック抽出物（着色料）

PASTEURIZED PROCESS AMERICAN CHEESE（日本語該当訳見当たらず。チーズフードのようなもの？）
Milk, Cream, Water, Cheese Culture, Sodium Citrate, Contains 2% or Less of: Salt, Citric Acid, Sodium Phosphate, Sorbic Acid (Preservative), Lactic Acid, Acetic Acid, Enzymes, Sodium Pyrophosphate, Natural Flavor (Dairy Source), Color Added, Soy Lecithin
ミルク、クリーム、水、チーズカルチャー（チーズ製品を作るためのバクテリア）、クエン酸ナトリウム（2％以下含有）、塩、クエン酸、リン酸ナトリウム、ソルビン酸（防腐剤）、乳酸、酢酸、酵素、ピロリン酸ナトリウム、天然香料（乳製品由来）、添加色、大豆レシチン

見ての通り、添加物はもちろんコーンシロップなどの遺伝子組み換え作物だと疑われる原材料も多用されているようです。

※バンズに関しては、あまりに添加物が多く長くなってしまうので割愛します。
フライドポテトやシェイクに関しても載せたかったのですが、これも添加物のオンパレードで長くなるのでやめました。

ご興味ありましたら「ingredients」+企業名で検索してください。pdfが出てきます。

（ちなみに日本法人では公開されていません。
チーズバーガーの原材料詳細はこの記事の終わりに載せてありますので、興味のある方は読んでみてください。あまりの添加物に驚きます）

チーズバーガーの添加物をみてわかったこと

チーズバーガーの添加物を１つ１つ見た時に、以下のようなポイントが見えてきました。

パティ、トマトソース、チーズの味の違いやバランスが大切！

・パティは、うまみと食感と、スパイス感を大切に。
・トマトソースは、こっくりした甘さとコクを大切に。
・チーズは、乳製品らしいコクと塩気を大切に。

ここで、過去に自分が食べた記憶とすり合わせて、

味の鮮明さは、トマトソース＞チーズ＞パティ

塩気は、チーズ＞パティ＞トマトソース

うまみは、パティ=チーズ＞トマトソース

というように作り分けよう、という結論に至りました。

添加物使用によって、コストをかけることなく、味のコントラストをことさら強調して濃くして、
大量に生産し、多くの人の味覚に強烈なインパクトを残す性質のものが、店のハンバーガーなんですね。

ここまで強烈にやることはないですが、体に優しい素材を使ってそれぞれの具材の味を作り分けることは可能です。

さあ、ヘルシーで罪悪感のない、ベジバーガーを作ってみましょう！

色々書きましたが、上記をふまえてベジバーガーを作ってみましょう。

用意するのは、

・バンズ（食パンでも何でも。自分で焼いても、お気に入りの店で買ってもOK。）
・ベジハンバーグ
・トマトソース
・ベジチーズ
・炒めたみじん切り玉ねぎ
・レタス

です。

大人はマスタードを塗ってもいいですし、夏場はピクルスのかわりに「きゅうりのぬか漬け」をはさんでも意外といけます。

ベジハンバーグの作り方

ビーフ100％には真正面から対抗しません。
野菜と豆の旨み・ナッツの歯ごたえを大切にします。

【材料】…パティ8枚分

・有機レンズ豆…200g
・農薬不使用の玉ねぎ…1個
・農薬不使用のにんじん…1本
・亜麻仁粉末（なければ片栗粉）…大さじ3
・農薬不使用のくるみ…２つかみ
・有機パン粉…2～3カップ
・農薬不使用のおろしにんにく…3かけ分
・塩…小さじ２程度
・ナツメグ、こしょう…適量（気持ち多め）

【作り方】

１、亜麻仁粉末に水大さじ４を入れて混ぜ、とろみが出るまで置いておきます。
（片栗粉を使う場合はこのプロセスは省略）

２、 鍋に洗ったレンズ豆を入れて、豆より少し上まで水を入れてゆでます。足りなくなってきたら適宜水を足し、柔らかく茹であがったらお湯を切っておきます。
（豆の旨みが出ていますので、このお湯はスープに入れるなどして利用してください。）

３、くるみは粗みじんにします。玉ねぎとにんじんはみじん切りして、透明になり甘さを感じるようになるまで炒めておきます。

４、ボウルに１（または片栗粉）、２、３とパン粉、おろしにんにく、ナツメグ、こしょう(気持ち多めに)を入れてよく混ぜ、塩で味を調えます。


ベジバーグは味見ができるのが強みです。「塩気がもう少しあってもいいけどおいしい」くらいの塩分量がベストです。


混ぜていると、そのうちお肉で作るタネと同じくらい粘りが出て扱いやすくなります。

５、４をバンズの大きさに合わせて成型し、フライパンに少し多めの油を入れて、表面がカリッとするまで両面焼きます。

甘酒を使ったトマトソース

ピザソースやパスタソースにも転用できます。
人工甘味料ではなく、炒め玉ねぎと甘酒でこっくりした甘さにしましょう。

【材料】

・有機トマト缶（BPAフリー）…1缶（夏であれば生のトマト4～5個のざく切り）
・農薬不使用の玉ねぎ…小さめ1個
・塩…少々
・農薬不使用の甘酒…大さじ3～
・お好みの良質な油…適量

【作り方】

１、玉ねぎをみじん切りにして、油をひいたフライパンに入れてよく炒め、甘さを引き出します。

２、１にトマト缶を入れて崩しながら煮ます。

３、２で少し濃度がついてきたら甘酒を入れてさらに煮ます。


４、下の写真くらい水分が飛んできたら、おろしにんにくと塩を入れて軽く混ぜて1分くらい煮たら完成です。

ベジチーズ

塩を気持ち多めに入れるといいです。



↓今回はこちらの中のレシピで。チェダーに最も近い風味はニュートリショナルイーストだと個人的には思います。
★ビタミンB12 不足が気になるマクロビ家庭へ。
サプリ単体の過剰摂取はリスクあり！ニュートリショナルイーストをおいしく楽しく、気軽に使ってみよう。
https://macrobiotic-daisuki.jp/makurobi-2-92661.html


しかし、このサイトにはおいしそうなベジチーズのレシピもたくさんありますので検索してみてくださいね！
きっとお気に入りのベジチーズが見つかるはずです。

材料たったの５つ！ピザにも使える。混ぜるだけ超簡単とろ〜りクリーミーな「ヴィーガンチーズの素」の作り方

世界一の長寿村の人々が食す「最強食材」ヘンプシードを使った乳製品不使用の濃厚ヴィーガンクリームチーズの作り方。

さて、準備できた具をはさみましょう。


上下半分に切って軽くトーストしたバンズに、オリーブオイルを塗って、
レタス→炒め玉ねぎ→パティ→トマトソース→チーズと重ね、最後にバンズをのっけます。

子供たちと一緒にやると、楽しい作業です！
（そこら中とっても汚れますが…）

具材だけ用意しておいて、手巻き寿司感覚でめいめいバンズにはさんで食べるのも楽しい！
お手製の「マイバーガー」は何倍もおいしく感じるようです。

完成はこちら、ベイクドポテト、ドリンク、ポタージュスープ付きのベジバーガーセットです。


それぞれの具材の味にメリハリがついているのが大切です。
トマトソースの甘みとチーズのコク・塩気がパティを引き立てています。

ボリュームがかなりあっても、子供たちはあっという間に完食。

応援している農家さんのじゃがいもで作ったベイクドポテトは、フライパンでカリカリに焼いて塩をふっただけのシンプルなものです。
青のりをふって食べてもおいしく、毎度我が家では奪い合いになるほどの人気です。


シェイク代わりに、ゆず味の甘酒豆乳ヨーグルトドリンクもミキサーで混ぜるだけ、爽やかでお腹に優しいです。


1人分だと、豆乳ヨーグルト200㏄をベースに、甘酒を足してミキサーにかけ、
「ちょっと濃くて甘めかな？」と感じた時点で水を適量入れて伸ばし、皮ごと絞った無農薬のゆず搾り汁を風味づけに入れます。
仕上げに塩少々を入れて混ぜ、甘さを引き立たせて完成（必ずちょいちょい味見してください！）。

ゆず果汁入りで、冬らしいシェイクです。

おうちでも、植物性のものだけでも、「これおいしい！おかわり！」と言ってもらえるものを作ることは可能です。

作ったものをただ食べるだけでなく、プラスαのお楽しみも大切。

ハンバーガー店に行くよりももっと素敵な味を覚えてもらって、プラスαで楽しい思い出を作ることができれば、
きっと、子供たちは店に行くことには興味を持たなくなります。

たとえば、こんなプラスα。

天気のいい休日は、みんなで公園に出かけて外で食べましょう。

我が家では、子供たちが「どこか行きたい」とうるさい時にもよく使う手段なのですが、春や新緑の頃は特におすすめです。
気持ちのいい日に外で食べるランチはとっても幸せ。

広々として、きれいな花もたくさん咲いていて、思い切り遊んでも大丈夫な公園は、狭いお店のテラスよりずっと開放的ですね。

パパママもリフレッシュできて、別になんてことのない休日が、ちょっと素敵に変わります。
特別遠出したわけでもないのに、子供たちは「なんか濃い一日だったねー！」と言ってくれます。

お手伝いできるようになった子供には、ハンバーガーの具材を作るところから手伝ってもらいましょう。
食べて楽しいだけではなく、「自分で作るとけっこう大変な作業なんだ」とわかり、どうして店のハンバーガーはあの値段なのかなど、様々なことに気づき、考えるきっかけになります。

おいしかった思い出だけでなく、何か非日常的なワクワク感を感じてもらえるように。

ハンバーガー作りはけっこうな手間暇がかかることですので、頻繁にやる必要はまったくありません！

たとえそれが1度であっても、とにかく「あの時おいしかったし楽しかったから、またやりたい！」
と思えるくらい、子供にとってインパクトの強い思い出になればいいんです。

楽しかった体験＞店でハンバーガーを食べる事への興味

このようになれば、自然とお店のハンバーガーのことは言わなくなります。
友達に何か言われても、「うちはうちだから」と、他と比較しなくなるはず。

昨年遠方の実家に帰省して、そこでフードコートに行くことがありました。
「今日は特別に何食べてもいいよ」と言うと、興味本位で産まれて初めてハンバーガーを選んだ子供もいたのですが、反応は「可もなく不可もなく」でした。
以来今日にいたるまで、子供の誰からも「ハンバーガー食べたい」という声はありません。

「だめ！」と禁止しなくても、
「大きくなってからね」と諭さなくても、
「体に悪いからね」と頭で理解させなくても、

円満に子供からファーストフードを遠ざける方法は、あるんです。

あなたもぜひ心地よい生活をスタートしてみては。

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