古代エジプト王の難病を治したとも言われる「モロヘイヤ」その高い栄養価とは?夏にもぴったりモロヘイヤ入りとろとろ豆乳味噌ポタージュの作り方。
この時期に旬を迎え、だんだん気温が上がってきましたね。
早くも夏バテ気味・・・動きたいのに、体が思うように動かない。
朝の時間もあまり、捗らない・・・・。体がだるい。
そんな方もいるのではないでしょうか。
今日はそんな方にもおすすめな食材とレシピをお伝えします。
高い栄養価で人気の夏野菜といえば、モロヘイヤ。
葉を刻むと粘り気が出るのが特徴の青菜で、日本ではサッと茹でておひたしにしたり、味噌汁の具にしたりというアレンジが定番ですね。
夏野菜の王様、モロヘイヤ
古代エジプトでは、すでに健康食材として食されていた。
日本では、まだ歴史の浅いモロヘイヤですが、古代エジプトではすでに食用にされており、
かつてどんな薬を飲んでも治らなかった王様の難病を治したことから、アラビア語で「王様の食べる野菜、王家の野菜」という意味のある
「モロヘイヤ」と呼ばれ、あのクレオパトラも好んで食べていたと伝えられています。
今こそモロヘイヤを取り入れるにふさわしいベストシーズンだと言えます。
モロヘイヤのずば抜けた栄養価!
モロヘイヤは、エジプトを中心とする中近東地域で盛んに栽培されているだけあって、高温で乾燥した環境でも育つほど、生命力の強い野菜です。
そのため、自らを守る抗酸化成分を豊富に含み、栄養価が非常に高いことが特徴です。
しかも、ひとつひとつの栄養素が含まれている量が、他の野菜に比べてとても多く、それらの栄養素がバランスよく含まれています。
βカロテン
体内で必要に応じてビタミンAに変換される物質で、抗酸化作用、目や呼吸器などの粘膜を丈夫に保つ作用を持ちます。
モロヘイヤは、βカロテンが多いことでよく知られている人参の約1.4倍のβカロテンを含んでおり、野菜の中では、トップクラスの含有量です。
ビタミンB群
三大栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物)の代謝や疲労回復、細胞生成などに関わる水溶性ビタミンで、特に、ビタミンB1やビタミンB2、葉酸が豊富です。ビタミンC
水溶性ビタミンの一種で、抗酸化作用や、免疫力を高める作用を持ちます。また、モロヘイヤに多く含まれている鉄分の吸収を助ける効果もあります(後述)。
ビタミンE
脂溶性ビタミンの一種で、強い抗酸化作用を持ち、細胞の老化や血行促進、新陳代謝の促進、動脈硬化の予防に効果的な栄養素で、ほうれん草の2倍以上の含有量を誇ります。
カルシウム
骨を作るミネラル。野菜の中では、パセリに次いで多い含有量で、ほうれん草の約5.3倍のカルシウムを含んでいます。また、カルシウムの吸収を助けるビタミンKも豊富に含み、骨粗しょう症予防にも効果的です。鉄分
赤血球をつくるのに必要な栄養素で、不足すると貧血やめまい、疲労感の原因になります。鉄分には、動物性食品に含まれるヘム鉄(二価鉄)と、植物性食品に含まれる非ヘム鉄(三価鉄)の2種類がありますが、
鉄は二価鉄という状態でなければ吸収できないため、三価鉄である非ヘム鉄は還元作用を受けてヘム鉄に変化させなければなりません。
モロヘイヤには、その還元作用に必要なビタミンCも豊富に含むため、効率よく鉄を吸収しやすい野菜であると言えます。
ケルセチン(フラボノイド系ポリフェノールの一種)
ケルセチンは、フラボノイドの中でも特に強い抗酸化活性を示し、活性酸素による酸化ストレスを軽減する効果が期待できる成分。一時期玉ねぎの皮に多く含まれる成分として話題になりましたが、モロヘイヤにも多く含まれます。
食物繊維
モロヘイヤは、野菜の中でトップクラスの食物繊維を含み、しかも水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランスよく含みます。特に、葉を刻むと出る粘り成分は、粘性多糖類(水溶性食物繊維)の一種で、血糖値の上昇やコレステロール値の上昇を抑えたり、
胃腸粘膜の表面を保護し、腸内環境を整える効果もあるといわれています。
こんなに栄養価が高い野菜はめずらしい!
ざっと書き並べただけでも、これだけの高い栄養価を誇る野菜ですから、まさに「王様」と呼ばれるのも納得でしょう。しかし、日本ではまだまだ生産農家も少なく、収穫時期も限られることから、なかなか一年中その恩恵を受けることは難しそうです。
モロヘイヤをもっと日常的に摂りたい!そんな方にオススメなモロヘイヤパウダー
栄養価は申し分ない、しかし入手しづらいモロヘイヤ。
そんなモロヘイヤをそのまま乾燥させてパウダー状にした製品が、こちらの有機モロヘイヤパウダーです。
安心安全なオーガニックモロヘイヤがなかなか手に入らない・・・
そんな時にご活用いただけますのでとっても便利です。モロヘイヤのとろとろ豆乳ポタージュの作り方
さて、今回は、モロヘイヤパウダーの水分を含む特徴を生かした、栄養価・腹持ち抜群のポタージュのレシピをご紹介します。■材料(2人分)
有機無調整豆乳・・・300cc
良質な水・・・50cc
有機モロヘイヤパウダー・・・小さじ4
無農薬味噌・・・小さじ2~3
天日塩・・・少々
(トッピング)
有機ヘンプシードナッツ・・・お好みで
有機えごまオイル・・・少々
■作り方
1.フードプロセッサーに、豆乳、分量の水で溶いたモロヘイヤパウダーを入れ、攪拌し、均一にする。
2.鍋に入れ、沸騰直前まで温め、味噌を溶きのばす。(味を見て、塩を追加する)
モロヘイヤパウダーに保水力があるため、小麦粉や米粉、葛粉、片栗粉必要なし!!
朝食にもぴったりな腹もちの良いポタージュに仕上がります。
また、全ての材料を、フードプロセッサーで混ぜ合わせたら、冷製ポタージュとしてもお召し上がりいただけます。
モロヘイヤパウダーのおすすめの使い方
IN YOUMarketで今話題のモロヘイヤパウダーは、モロヘイヤ100%。
ただ、性質上ダマになりやすいです。少量の水分でよく溶いてから、溶き伸ばすようにして使用してください。
より均一に混ぜたい場合は、フードプロセッサーやブレンダーを使うとよいでしょう。
また、モロヘイヤに豊富に含まれるβカロテンやビタミンK、ビタミンEは、脂溶性ビタミンのため、
ナッツやオイルを合わせて摂取するとより体内に吸収されやすくなります。
今回レシピで使った、有機モロヘイヤパウダーはここが違う!
有機JAS認定
IN YOUMarketで今オススメしているこちらの商品。
原料のモロヘイヤは、無農薬無化学肥料栽培。
やっぱり料理には、オーガニックを使いたいところ。
しかも、栽培から加工に至るまで、全ての工程で有機JASの認証検査に合格しています。
手軽にモロヘイヤを摂取できるタブレットタイプも!
抗酸化対策に!毎日飲みたい無農薬 ・無化学肥料栽培のモロヘイヤ(パウダー OR サプリメント)
つなぎ剤などを一切使用せず、モロヘイヤ100%のパウダーを独自の技術で固めた天然サプリ。
吸収力が高く効率的に栄養分を摂取できます。全く食品と同等なので、全ての方に安心してお召し上がりいただけます。
モロヘイヤ100%、完全無添加
成分を精製せず、モロヘイヤをそのまま乾燥してパウダー状にしているので、モロヘイヤそのもの。
完全無添加です。
細かいパウダー状だから、様々な料理に使うことができますし、消化に優しいので、
小さなお子様からお年寄りの方々まで、安心して摂取いただけます。
食欲がないときにでも美味しくいただけます。
あたなも、この夏、夏バテ予防に試してみては??
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良質な水・・・50cc
有機モロヘイヤパウダー・・・小さじ4
無農薬味噌・・・小さじ2~3
天日塩・・・少々
(トッピング)
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