証明された朝食抜きはデブの元！一口で食べられるラズベリーのオートミールバーで体調管理。

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菊の花が香り収穫の秋となり、太るのが少し気になり始める時期でもあります。
IN YOUオーガニックエキスパートのLelienルリアンです。



この季節に合わせるかのように先日、朝食を抜くと太るメカニズムは
「体内時計の乱れ」が原因と興味深い発表をしました。
ニュースにもなっていましたから、知っている人も多いでかも知れませんね。

朝食を抜くと太るメカニズム

今までにも、朝食を抜くと肥満やメタボリックシンドロームにつながるというデータはあり、
テレビやネットでも話題にはなってきましたが、
そのメカニズムに関しては裏付けがなされていませんでした。

しかし、今回　名古屋大学の小田准教授らは、
餌を断続的に食べ続ける習性のあるラットを使いこのメカニズムを解明しました。　

実験では、５６匹のラットを
「午前8時に朝食を取る人」「朝食を抜いて正午に最初の食事を取る人」に見立てた
2グループに分け、餌を与える時間に4時間の差を設け、
それぞれに14日間同量の高脂肪食を与えました。

実験の結果は、朝食を抜いたラットの方が体重が平均８％増加しました。
また、脂質代謝に関わる肝臓の体内時計が乱れ、
体温の高い時間が短くなっていたことが判明しました。

つまり、体内時計が狂うことでエネルギー消費が抑えられ、
体重増加につながっていたということです。

目覚めてすぐに餌を食べると、代謝の中枢である肝臓の活動スイッチが入るため、
エネルギーが消費される時間が長くなりますが、食べる時間が遅くなると、
活動スイッチが入る時間も遅れ、エネルギーの消費が減り、
体重が増加するということです。

出典：PLOS「Delayed first active-phase meal, a breakfast-skipping model, led to increased body weight and shifted the circadian oscillation of the hepatic clock and lipid metabolism-related genes in rats fed a high-fat diet」


起床後に、できるだけ早く朝食を済ませたほうが良い理由である
体内時計について説明しましょう。

体内時計

「体内時計」は、２０１７年のノーベル賞でも話題になりましたが、
体内の時間軸を1日単位で調整するメカニズムです。

1997年に哺乳動物の「時計遺伝子クロック」が発見され、体内時計は脳だけでなく、
全ての臓器で機能していることが判明しました。

システムとしては脳の「視交叉上核」に主（親）時計があり、
同時に働く副（子）時計が内蔵や血液などの末梢組織にあります。

朝日が目に入り視交叉上核に情報が入ることで、主時計はリセットされ1日がスタートします。
副時計は朝食を取ることにより内臓が動くことで、1日がスタートします。
それぞれのスタートがずれると、時差ぼけのような状態になり、不調になりやすいです。

従って、朝食をいつ食べるかも大切になってきます。
規則正しい生活をするためにも起きてすぐに内臓を刺激するものを摂り入れたいでものです。

では、何を食べるかも気になるところですが、
起床とともに交感神経と副交感神経の働きが交代します。
寝ている間は副交感神経が働いていて、実は消化器官は活発に働いています。
朝が来ると、交感神経が働き、体は活動しますが、消化器系の働きは低下します。

起きてすぐにはお白湯をお勧めします。
ひとつまみのお塩を入れても良いです。

寝ている間にコップ１杯の汗をかきますし、内臓を優しく刺激してくれます。

その後、食事の用意をして落ち着いて、
玄米ご飯とお味噌汁など栄養のあるものをとって欲しいものです。

でも、時間のない人には週末に３0分でできるオートミールバーを作り置きしませんか？
冷蔵庫で5日は持ちますし、トースターで軽く温めると美味しくいただけます。

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