2020/05/04

【時短レシピ】夏に向けて胃腸をケア！「大根の使い回しレシピ」3選

正看護師、2児のママ。こどものアトピーをきっかけに、お薬に頼らない、自然治癒力を引き出す生活を日々実践中。「身体を整えることは人生の土台を整えること」をモットーに、ゆるーくナチュラル育児のお役立ち情報を発信しています。　こども、そして自分自身が持つ身体の本来の力を引きだし、こどもらしい、自分らしい人生を送れるように。そんなママたちを応援します！

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【時短レシピ】夏に向けて胃腸をケア！
「大根の使い回しレシピ」3選

IN YOU読者のみなさま、こんにちは。

看護師のほんのりです。

だいぶ気温も上がり、ポカポカと暖かい日が増えました。
現在、二十四節気では穀雨の季節。
「春の土用」です。
＊土用とは、季節と季節の合間のこと。

季節のエネルギーが入れ替わる時期で、五月六日頃には立夏を迎え、
暦上では夏の始まりです。

土用は「胃腸のケア」がカギ

東洋医学では「物事は全て五行から構成される」と考えられています。

季節もそれぞれ五行に対応しています。

春：肝
夏：脾（梅雨）、心
秋：肺
冬：腎

また、東洋医学では季節の変わり目の「土用」という概念があります。
そして土用が対応しているのは”脾（西洋医学でいう、胃腸の働き、消化吸収の働き全体を指す）”。
つまり、季節の変わり目は胃腸に代表される、消化吸収機能が弱りやすい時期だと言われています。

実際にわたしが働いているクリニックでも、この時期は胃腸炎やお腹の調子を崩す人が
割と増えてきます。

さらに今年は、皆さんから「コロナってお腹にまでくるの！？」と
心配の声も聞かれます。

また、胃腸は気（生命活動を営むエネルギー）と栄養を作る場所。

弱った胃腸では、十分な栄養も消化・吸収できず、気も作れず、
これが疲労感・食欲不振・めまい・やる気がでない・動悸・不眠などの心身症の症状にも繋がります。

特にこの時期、一般的に「五月病」と呼ばれるような症状は、
土用の季節が関係しているとも言われています。

胃腸は、五臓六腑の中では中心的存在です。
なぜなら、すべての栄養素は胃腸から取り込まれるからです。

東洋医学で大切にしている「気」は、元気、ヤル気の「気」。
胃腸がダメージを受けていると、この気が不足になりがちです。

ですので、季節の変わり目にダメージを受けやすい胃腸をケアするのはとても大切！
しっかりと労わって、次の季節を迎える準備をしましょう。

胃腸の心強い味方になる食材「大根」

大根は、デンプンを分解する酵素のジアスターゼ、
タンパク分解酵素のステアーゼをはじめ、オキシターゼ、カタラーゼなどの酵素類や、
ビタミンCを多量に含んでいます。

そのため、健胃作用があり、食中毒や二日酔いにも大きな効果が期待できます。

オキシターゼにはまた、焼き魚の焦げた部分に含まれる発ガン物質の解消をはじめ、
高い解毒作用もあり、焼き魚の付け合せの大根おろしはまさに理にかなった食べ方といえるでしょう。

大根に含まれる辛みは胃液の分泌を高め、消化を促し、お通じを良くする作用があります。

幅広い料理に活躍する大根

大根は、煮るだけでなく、焼いたり生のままでも食べられますし、
塩もみでしんなりとさせレバ、あらゆる料理の付け合せに利用できます。

メインから脇役までを幅広くこなせる、かなりのお役立ち食材！
わが家も常備菜の常連メンバーとしていつも使っています。

今日はそんな大根のカンタン常備菜のオススメ、アレンジレシピをご紹介します。