甘味と塩味の絶妙なバランス!何にでも活用できる使いまわしに便利な「玄米りんごソース」の作り方
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寒さに加えて、年末に合わせて人との付き合いも、
仕事も、家のことも忙しくなるこの時期。
バランスを取りにくい時期だからこそ、
食でまかなえるように意識していきたいですね。
今日は甘味と塩味が絶品の
心と身体のバランスを整える簡単便利な
玄米りんごソースをご紹介します。
そのまま食べるだけでは終わらない!玄米のあたらしい使い道
玄米は直接食べてもいいですし、
おせんべいにしても美味しいです。
以前にご紹介しましたがリゾットにしても美味しいし、
デザートとしても大活躍。
まさに「万能」食材だといえるのではないでしょうか。
今日はそんな素晴らしい玄米をソースにしてみました。
ソースにすると、例えばこんないいことがあります。
●消化によく栄養が吸収されやすくなる!
●ソースを加えるだけで簡単に栄養バランスを補ってくれる!
●使いまわしができる!
現代人は噛まなくなった?
「唾液は不老長寿の妙薬」
白米は玄米と比べて消化しにくく、
消化吸収が95%を超える白米に対して、
玄米は70~80%。
栄養のバランスも、デトックス作用もある
玄米の栄養を吸収していくには、
とにかくよく噛むことが大切です。
「30回噛みましょう。」と昔から言われますが、
玄米の場合は50~80回噛むといいという人もいます。
よく噛むことで、
唾液にもごはんにも含まれる、糖質を分解し、体内に吸収しやすい状態にする
消化酵素のアミラーゼが消化を助けてくれます。
唾液の中のネバネバした物質であるムチン
今の旬の食べ物で言えば
山芋やレンコンにも含まれていますが、
そのムチンは胃を保護し、
食べ物を飲み込みやすくさせてくれるだけでなく、
バイ菌の増殖を抑える抗炎症剤としての役割を持つ成分なども含まれています。
唾液は寝ている時はほとんど出ず、一分間で0.3ml~0.5ml程度。
しかし、噛むと5倍~10倍も出るため、
噛むほど消化も助け、身体自体を中から強くして、顎を強くしてくれるので、
嬉しいことづくしですね。
忘年会など人との付き合いが多くなる今の時期は、
胃腸への負担もかけがち。
そんな時だからこそ、しっかり咀嚼をして、
消化がよりされやすくしていきたいですね。
ただなかなか食べる時間も限られていて、
ゆっくり50~80回噛むことは難しい、という方は、
まずは30回噛むことを意識したり、
玄米ソースを使うなど、調理法を工夫してみてくださいね。
身体も心もバランスを崩しやすい時期だからこそ、
食べ物の力を借りよう!
身体が冷えやすく、寒さゆえに筋肉が硬くなりやすい冬。
そんな時だからこそ、
自分の体質やその時の状態に合わせて
身体の状態が陰に偏りすぎたり、
陽に偏りすぎたりしないように心がけたいところです。
特にイベントも重なり、年末ということもあり、
身体も心も疲れがたまりやすい冬。
そういうときは中庸を心がけて食べ物を口にしていきましょう。
あなたの食生活はどんな振り子?
振り子が大きくなりすぎないようにしよう
例えば、「疲れた時こそスタミナつけるのにお肉!」
「あったかい鍋をいっぱい食べよう!」と
陽性の強い肉類や塩辛いものを食べすぎてしまうと、
今度は身体が陰性のものを求め、
お酒、甘いスイーツなどが欲しくなります。
振子と同じで、
ふり幅が大きい、極端に陰のものを摂りすぎれば、
同じようにふり幅の大きい、極端に陽のものを身体が求め、
結果、その繰り返しで体調を崩してしまいます。
陽性のものが悪い、
陰性のものが悪い、
と決めつけるのではなく、
それぞれの良い点や特性を把握して、
自分の最近の食べ物の傾向を見つめなおすということが良いと思います。
セルフケアの一歩!
自分の最近の食生活を振り返ってみよう。
例えば、
疲れた時、ストレスを感じた時、どんなものを食べていただろう?
逆に、嬉しいことがあった時、どんなものを口にしていただろう?
食べるときはどんな気持ちで食べていただろう?
そうやって自分で自分の食事や
そのときの身体や心の状態を見つめなおしていくこと、
そして何か気が付くことがあれば、
バランスをとるために何ができるか考えてみる、
ということがとても大切です。
そうすることで、
小さなことにイライラしなくなったり、
自分のことがよりわかるのでセルフコントロールしやすくなり、
毎日がより生きやすく、ハッピーになっていきます。
ぜひ試してみてくださいね。
中庸を意識した玄米りんごソース
陰陽の考え方では、玄米、りんごは中庸の食べ物として位置付けられているため、
特に今体調が崩れていることもなく、バランスが取れているという方にもぴったり。
玄米でミネラルや食物繊維、
ビタミンなど豊富な栄養素を補えるだけでなく、
りんごの抗酸化作用や血液をサラサラにしてくれ、
老化防止に助かるリンゴポリフェノール、
腸内環境を整えるペクチンなどの効果で、
身体の中からきれいにしてくれます。
そして、塩を加えることで
さらに豊富なミネラルを補うだけでなく、
甘さと塩味を楽しんでもらえればと思います。
玄米りんごソース おすすめ使い方
①パンと一緒に
②手作りお菓子の上に
豆乳ヨーグルトにのせたり、
直接食べても美味しいですよ。
私は柿とリンゴの全粒粉と米粉のパウンドケーキを作った際に、
上にのせてみました。
③クラッカーと一緒に
それでは、簡単おいしく、
身体の中からきれいになる玄米りんごソースをご紹介します。
玄米りんごソースの作り方
材料
作り方
1 玄米に水を加えて煮て、おかゆをつくる
私は、甘みより塩味が欲しいと思ったので、
「ちょうどいいな」と味見をしながらちょうどいい塩加減を心がけました。
はちみつの量なども調整してみてくださいね。
ただ食べるだけでなくても、
玄米を使ったソースを作っておくだけで、
より食べるバリエーションが増えて楽しめますし、
忙しい今に大活躍します。
ちょっとお時間と心の余裕ができた時作っておけば、
数日間持ちますのでとても便利ですよ。
ぜひ試してみてくださいね。
「いい食べ物」が
みんなにとって「いい」とは限らない。
人によって体質も、ものの考え方も、価値観もそれぞれ。
なので、ある人にとって「いい」とされる食べ物も、
ある人にとっては「避けたい」食べ物でもあります。
例えば、「酢」が身体にいいと思って、
冷え性の女性がお酢を毎日飲んでいたとしたら、
お酢は陰性なので、余計に身体を冷やしてしまい、
体調を崩しやすいことも考えられます。
なので、自分のその時の体調や体質に合わせて、
食べ物を選んだり、
身体だけでなく、心が求めているものも
把握して満たしてあげることが
バランスがとれており、ホリスティックな考え方なのです。
無農薬のものや旬のもの、身体にあったもの、
愛情のこもった食べ物を口にしていくと、
感度が敏感になっていき、
身体が探知機のようになっていきます。
「食が変わって人生が変わった」
“You are what you eat.”
私もその一人ですが、毎日が人生の積み重ねのように、
食生活そのものも、人生一つ一つを表しているのだと思います。
自分の体質と
自分に合った食材、避けたい食材を把握して
中庸を意識しよう
私自身のことで言えば、
今まで子どもの時から
貧血、車酔い、ニキビなどの肌荒れがあり、
年齢と共に、
肩こりや腰痛、末端冷え性などの症状が
加わっていきました。
自分にとっては、当たり前の症状でも、
食生活を見直し、
自分の身体が食に敏感になって生きて、
味の好みが変わっていきました。
実際に、自分に合う食材や体質など、
陰陽の考え方に沿ってセルフチェックしてみたところ、
陽性寄りの体質であることもわかりました。
自分の体質がわかれば、
食材選びやレシピを考えることもとてもしやすくなり、
今まであった症状も改善されていきました。
今は冷え性に関しては、
季節関わらず足先や指先まで熱が通っているのを自分で感じますし、
体温は36.5度以上をキープしています。
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