材料4つだけ。乳製品を使わず5分で作れる、幸せブランマンジェ
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お菓子作りをしたことがない人にとっての「お菓子作り」ってなんでしょう?
「計量の時点で本を閉じた」
「卵の泡だて?バターの攪拌?道具も時間もない!」
「砂糖と油の量に驚愕。とてもじゃないけど…」
そして、
「材料を揃えるだけで挫折」ってのが本音ではないでしょうか。
もちろんマクロビオティックを謳っているものじゃなくてもいいんです。
そこから砂糖の量や素材はアレンジしていけばいいんですから。
そもそも卵・乳製品を使わないお菓子というのは、面倒な卵や生クリームの泡立ても、バターの温度管理や湯煎処理も、何もしなくていいのです。
その手間が省けるだけでもハードルは低くなるでしょ。
恐ろしい量のトランスファットや遺伝子組み換えされた糖類で作られた市販のお菓子は買いたくない。
でも自分で作るには、家にあるもので、気構えずに作れるものでないと長続きしない。
そして、何回か作っているうちに本を見なくても分量も手順も自分のものにできるぐらいシンプルなものがいい。
5分で作れる乳製品を使わないブランマンジェ
おやつシリーズまずは、超〜超〜初心者編。ひんやりとろ〜り、
「卵・乳製品・ゼラチンを使わないブランマンジェ」です。
5分で出来ますよ。冷やす時間は除きますが。
材料もたったの4つだけ。
材料がシンプルなほど、身体に入るものもシンプルです。
卵や生クリームを使わないから湯煎焼きもオーブンも必要ありません。
牛や豚の骨髄や皮で出来ているゼラチンも使いません。
ゼラチンを使わないから温度管理も必要ありません。
砂糖も好みのもので大丈夫。
豆乳の摂取が気になる方は、ココナッツミルクやライスミルク、アーモンドミルクなどで作るのもおすすめです。
豆乳についてですが、未発酵の大豆には発芽毒があり、ミネラル・酵素の吸収を阻害する物質や甲状腺腫誘発物質などが多く残ります。
料理やお菓子に入れる程度なら問題ないですが、大豆油を含んだ生の豆乳を毎日ガブガブ飲んだりするのは控えたいところ。
なにごとも適量。
海外ヴィーガンの間では、豆乳よりもナッツ系ミルクのほうが主流になってきていますね。
夏は体の熱をとってくれるココナッツミルクが特にぴったり。
なめらかで濃厚なコクは、カレーを作る以外にも、お菓子やアイスクリーム作りなど、生クリームの代用として多様に使えます。
ココヤシの木は暖かい土地で、何もしなくてもグングン生い茂る植物のひとつなので、
それほど農薬や化学肥料の心配がいりません。
代替品としてのツール、生クリームの置き換え、ココナッツミルク。
ココナッツミルクの脂肪酸はカルシウムやマグネシウムの吸収を高め、抗酸化作用が高く、血糖値の上昇もゆるやかで低GIです。
またウイルスへの抵抗力を強め、紫外線や皮膚感染からも守ってくれる効果があるとの研究結果があり、最近はスキンケアでもココナッツオイルが注目を浴びていますよね。
ただし、言うまでもなくココナッツミルクは南国の食物なので、食べ過ぎれば体を冷やしてしまいます。
あくまでも嗜好品としてのココナッツミルクのおすすめであり、豆乳もしかり、何ごとも「これが良いと聞いたらそればかりを食べ続ける」というのが一番体のバランスを崩します。
日本には日本人に合った食べ物がまわりにたくさんあるわけですから、
ココナッツミルクも、豆乳も、アーモンドミルクも、
「手作りツールのひとつ」として楽しみましょうね。
すべてはバランスです。
抹茶を混ぜれば抹茶ブランマンジェ。
ココアを混ぜればチョコレートブランマンジェ。
紅茶を煮出した豆乳で作れば、ロイヤルミルクティ味。
チャイで作れば、チャイラテマンジェ。
トッピングには旬のフルーツをのせる?
それともベリージャムとか?
シンプルにメープルシロップや黒みつをかけても美味しいし。
子供も大人もワクワクしてきます。
材料4つだけ、乳製品を使わないブランマンジェの作り方
材料
有機ココナッツミルク(または豆乳やアーモンドミルクなど好みのミルク。) 2カップ有機くず粉(または片栗粉やコーンスターチでも可) 大さじ2
メープルシロップやアガベやココナッツシュガーなど好みの甘味料 大さじ3
バニラエッセンスorエキストラクト 少々
【トッピング】
好みのフルーツジャム、またはメープルシロップ、黒蜜など。 好きなだけ
旬の有機フルーツなど 好きなだけ
作り方
鍋に材料をすべて入れ、くず粉(または片栗粉)が溶けるまでよく混ぜる。粉が溶けたら鍋を中火にかけ、とろみがつくまで木べらで混ぜ続ける。
とろみが出てきたら弱火にし、さらに2分ほどかき混ぜる。
(全体が少しツヤっぽくなるまでかき混ぜることで、粉っぽさをとります。)
火から下ろし、あればバニラオイルを加え混ぜる。 好みの容器に均等に注ぎ入れ、冷蔵庫で半日よーく冷やす。
しっかり冷やすとより美味しくなります。
好みのジャムにお湯少々を混ぜてとろりとしたソースを作り、冷やしておく。
冷え固まったブランマンジェにジャムソースをかけていただきます。
ジャムの代りに、好みのフルーツや黒蜜、またはメープルシロップをトッピングしても◎。
こちらは抹茶を加えて作ったもの。 つぶあんを添えて抹茶ババロア風です。
抹茶やココアなどを加える場合はくず粉と一緒に加えます。
紅茶やチャイなどのフレーバーを加える場合は、最初に豆乳などで煮出し、完全に冷ましてから使います。
「作ってみた〜い!」と思った方、えと、まず作ってみて。
作ってみなきゃ始まらない。
試してみなきゃ変わらない。
発見して、思考して、食べてみる。
まずはそこから。
自分の目で見て、作るおやつは、おいしい、しあわせ。
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