お粥は脾を養生できる東洋医学的アンチエイジングフード!アレンジ次第でこんなに自由自在。おすすめお粥アレンジ5選
薬食同源の考えが浸透している韓国や中国では、定番の朝食メニューであるお粥。
日本ではお粥というと、風邪をひいたときや下痢をしたときに食べるもの
というイメージを持たれている方も多いかもしれませんね。
でも、「食べ過ぎ」により体調を崩す人が多い、飽食の今
消化に良く身体に負担をかけにくいお粥は、ぜひ毎日の生活にも取り入れてほしいメニュー。
食べる量を減らすことで
見た目年齢に驚愕の差が!
昔から少食による健康法も多くあるように
食べ過ぎを防ぎ、食べる量を減らすということは
健康的な生活を送る上で大きなキーポイントと言えます。
猿を使った実験でも、
30%のカロリー制限を行ったサルと、
自由に食べていたサルとの比較では
20年間で驚きの差が出ています。
普通に三食食べていると、実は食べ過ぎかも
私は別に食べ過ぎてはいないから大丈夫と思っていても
食事を消化するって、実はものすごくエネルギーがいることで、
平均的な食事でも、
消化に使われるエネルギーはフルマラソンで消費するエネルギー量に匹敵するといわれています。
食後はなんだか眠くなるという経験は皆さんされたことがあるかと思いますが、実はあれも
「もう!こんなにいっぱい食べて!今は消化が大変だからしばらくは身体を動かさないでよ~!」
という身体からのサインなのです。
三食普通に食べているだけでも、やっぱり消化器官は大変。
三食のうち、一食をお粥に切り替えることで、消化器官を休ませてあげることができます。
お粥は脾を労わる
東洋医学的アンチエイジングフード
東洋医学の観点からみても、
消化に良いお粥は「脾」を労わることができると言えます。
東洋医学で言う「脾」とは消化吸収を司り、気血を生み出す源でもあります。
この脾の働きは五臓の中でも非常に重要で脾が不調をきたすと他の臓腑にも大きく影響します。
脾に負担をかけすぎないよう、食べ過ぎないこと、消化に負担のかかるものを避けることで
より若々しく元気な体でいることができるんですね。
脾は肌肉と深く関係していて、その状態は肌に現れます。
脾に普段から負担をかけているかどうかで、見た目年齢はかなり左右されるんですよ。
そういった意味でお粥は東洋医学的アンチエイジングフードと言えますね。
お粥ってこんなに種類があったの!?
でもお粥って、味気ないし飽きちゃいそうだな。
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが
実は、お粥はすごーくアレンジしやすく
レパートリーが豊富なんです。
◎豆乳を入れてクリーミーなお粥に
◎トマトを入れて、オリーブオイルを垂らしてイタリアンなお粥に
◎少しカレー粉を入れてカレー風味に
◎鶏肉とナツメ、クコの実などをプラスしてサムゲタン風に
などなど。
もちろんシンプルに米と水と塩だけで作っても美味しい。(結局それが一番落ち着く味)
だから毎日食べても飽きるということはありません。
我が家の子供たちはお粥の方が好きなようで、
おかずが少なくても満足感があるし、作り手も楽です。
まずは基本のお粥の作り方
材料は 【生米、水、天然塩】1 洗った生米と水を1:5の分量で鍋にセット
2 天然塩を入れ強火にかけます。沸騰したら蓋をして弱火に。
3 玄米なら50分 白米なら30分程度弱火でコトコト。(圧力鍋だと玄米20分 白米15分)
4 5~10分蒸らして完成
柔らかくしたいときは水加減を調整してくださいね。
好みで出汁昆布を入れても良いですね。
もちろん余っている、炊いたご飯で作っても。
その場合も、じっくり火にかけたほうがやっぱりふっくらとして美味しく出来上がります。
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おすすめのお粥アレンジ5選
◎クリーム粥【豆乳+とろろ+なつめ+白みそ】
元気を補いたいときにおすすめ
とろろと豆乳でクリーミーな味わいのお粥。
なつめはそのままドライフルーツとして食べてもおいしいのですが、
火をじっくり加えることで柔らかくねっとりとしてまた違ったおいしさが楽しめます。
長芋となつめは気を補ってくれる食材なので、疲れがたまっているときにおすすめの組み合わせです。
◎黒粥【黒豆+黒ゴマ+黒米】
究極のアンチエイジング粥
ほっくり黒豆と黒ゴマの香りがおいしい真黒なお粥。
黒の食材は、アンチエイジングの臓器「腎」を補うとされていて
白髪や抜け毛の予防にもおすすめです。美肌効果もありますよ。
黒米はプラスしたらその分米を減らして調節してくださいね。
黒豆は、私はいつもゆでたものを使用していますが、水に半日ほどつけておけばお米と一緒に炊くこともできます。
◎サムゲタン風粥【鶏の手羽先+なつめ+ショウガ+ニンニク+クコの実+松の実+もち米】
スタミナ補給にぴったり
滋養強壮 美肌効果 夏バテ予防などの効果が期待できるサムゲタンも
お粥にすれば、とっても簡単に作れてしまいます。
そんなにたくさん材料をそろえるのは無理という方も、とりあえず鶏とショウガとニンニク、もち米があればできます。
本当は高麗ニンジンがあれば薬効としては最強。
ここぞというときには私も入れて作ります。
興味がある方はぜひ高麗人参も加えて作ってみてくださいね。
夏バテにはウナギというイメージがあるかもしれませんが、サムゲタンも夏バテにぴったりの食事なんですよ。
◎かぼちゃ粥【かぼちゃ+クルミ】
肌つやを良くしてくれる!
かぼちゃの甘みがおいしいお粥。クルミの食感もアクセントになって良いですよ。
かぼちゃはビタミンA、C、Eが豊富で抗酸化作用が期待できます。
脾の働きを高めて気を補うとされているため、疲れているときにもおすすめ。
また、血行を促進して体を温めてくれるため、血行が悪く肌がくすみがちな人にもおすすめです。
◎トマト粥【トマトペースト+味噌+オリーブオイル】
夏の紫外線対策にも。
イタリアンなお粥。
甘味がほしい方はすりおろした玉ねぎを一緒に煮込むか、みりんを足すと良いです。
トマトの豊富なビタミンとリコピンは抗酸化作用が強く、紫外線が気になるこれからの季節の強い味方。
リコピンは加熱すること、油と一緒に摂取することで効率よく吸収することができるため、
質の良いオリーブオイルを垂らして食べるとより良いですね。
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朝食か夕食に
取り入れるのがおすすめ
韓国や中国では朝食にお粥を食べることが多いようですが、夕食で取り入れても。
朝は排泄に適した時間帯ですから、
朝食に消化器官に負担のかからないお粥を食べるというのはとても理にかなっています。
一方、夕食をお粥に切り替えるメリットは、睡眠の質を上げることができるという点。
睡眠前に消化器官に負担をかけると、睡眠の質が下がり体をしっかり休ませることができません。寝ている間、身体が消化活動をしなくてもよい環境を整えてあげると、
身体は細胞の回復にエネルギーを使うことができるのです。
子供の成長にも
お母さんの美容にも
睡眠の質を上げることができるということは
単に疲れがとれるというだけでなく
睡眠時に成長ホルモンがたくさん出されるということです。
睡眠の質を上げることは
当然子供の体の発育にも良いし肌や髪をきれいに保つのにも大切です。
消化器官に負担をかけないということ
個人的に自分にはこのスタイルが一番効果があるなと感じたのは、夜8時までにお粥で夕食を済ませて、朝食はフルーツや青汁など消化に負担をかけないものを少し食べる程度にするというスタイル。
やはり、食べ過ぎると疲れやすくなったり、集中力が低かったり、肌が荒れたりと調子が悪くなることが多いように感じます。
人によってそれぞれベストな取り入れ方は違うでしょうが、
「消化器官に負担をかけず、休ませる時間を作る」ということは、
より健康的に生活をするうえで結構キーポイントになるかなと思います。
身体の目線から
食べるものを考えてみる
胃腸は働き者。
朝、昼、晩の食事におやつやコーヒー、夜の飲み会なども加われば休む暇がありません。
なんか小腹がすいたな、と冷蔵庫を開ける前に
最後に何か口にしたのは何時間前なのか考える癖をつけると良いかもしれません。
今、自分の胃腸は疲れてないかな?
と考えてみる。空腹ではなく、ただ口寂しいだけかもしれません。
お白湯を飲んで、一息つくと何か食べたいという欲求が収まりやすいですよ。
皆様のより健康でより楽しい毎日のお役にたてますように。
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