ハロウィンパーティーレシピ:砂糖不使用!かぼちゃトリュフの作り方と、脾の弱体化が進む現代人が選ぶべき最適な甘味料の選び方。
もうすぐハロウィンですね。
仮装イベントやお友達同士でハロウィンのホームパーティーなど
楽しいイベントを控えている方も多いのではないでしょうか。
私もこういったイベントは大好きなので、色々と参加する予定でいますが
ハロウィンと言えばお菓子がつきもの。
イベントごととはいえ、
砂糖や乳製品、産地の分からない小麦粉、添加物などが含まれた
市販のお菓子を用意する気にはなれませんよね。
そこで今回は、お友達にも配りやすい形にした
体に優しく、美味しくて、しかも見た目もかわいい
かぼちゃトリュフの作り方をご紹介します。
砂糖不使用でグルテンフリー、カゼインフリー。
美容と健康に良い材料の組み合わせで作るので、罪悪感なく食べれちゃうのが特徴です。
砂糖などの甘味料の摂りすぎで
脾の弱体化が進む現代人
かぼちゃトリュフの作り方のご紹介の前に、ちょっと甘味についてのお話をしておきますね。
というのも、甘味の選び方は私たちの健康を左右する重要なポイントだからです。
砂糖の悪影響の一部
・砂糖を消化する過程で多くのビタミン ミネラルが失われる・血糖値の上昇下降の波が大きくなることで、精神的に不安定に
・糖化による老化、肌荒れ
・悪玉菌の餌となり、腸内環境が悪化する
など、その結果としてアレルギーやアトピー、血行不良や冷え、女性器系の疾患、がんなど
様々な症状を招きやすくなります。
砂糖などの甘味料が及ぼす体への悪影響はINYOUでも度々取り上げていますが
東洋医学的に見ても、
砂糖の摂りすぎは「脾を破る」と考えることができます。
脾とは五臓の一つで、消化吸収を司り、生命力の源である気を生み出す重要な役割を担っています。歴史的にさかのぼると、かつては考えられなかったような
砂糖や精製された穀物などの、不自然な甘味の摂取。
中には、食事代わりに菓子パンやジャムをぬったパン、砂糖がたっぷりのシリアルなどを食べている方も。
そうでなくとも、日本食は食事の味付けに砂糖が使われることも多いですよね。
そう考えると、現代人のほとんどが「脾の弱体化」が進んでいる状態と言えるのではないでしょうか。
「脾の弱体化」のサイン
◎唇が乾燥しやすい 口内炎や口の周りに吹き出物ができやすい
◎胃もたれや消化不良、胸やけやげっぷなどの胃の症状
◎下痢や便秘、おなかがちゃぷちゃぷした感じ、お腹が張るなど腸の症状
◎全体的に筋肉がない、手足が疲れやすい
◎寝つきが悪い あくびが良く出る
◎胃もたれや消化不良、胸やけやげっぷなどの胃の症状
◎下痢や便秘、おなかがちゃぷちゃぷした感じ、お腹が張るなど腸の症状
◎全体的に筋肉がない、手足が疲れやすい
◎寝つきが悪い あくびが良く出る
以上のような症状は脾に負担がかかっているサイン。
例えば、下痢や便秘が続いていて、なかなか理想的な便が出せないという方や
なかなか眠れない、昼間良く眠くなる、疲れやすいなど
そういった症状が慢性化している方は
日常的に脾に負担をかけてしまっているために、そういった体質になってしまっているのかもしれません。
上述した通り
脾は消化吸収を司り、気・血・水のもととなる水穀の精微を司る重症な臓器です。
その脾が弱ることは、身体全体の健康レベルの低下につながります。
では、弱ってしまった脾を元気な状態に戻してあげるにはどうすれば良いのでしょう。
選ぶべき自然な甘味
中医学では「五味調和」という考えがあって
甘味は脾 辛味は肺 酸味は肝 苦味は心 鹹味は腎
というように、五味それぞれの味は五臓を補うとされ
五味のバランスを取ることで身体のバランスが取れると考えられています。
「過ぎた甘味は脾を破る」が
「自然で適度な甘味は脾を補う」
そう、実は甘味は脾を補うともされているのです。
ただ誤解を招きやすいのですが、東洋医学で言われる甘味は
キャベツや、かぼちゃ、玉ねぎや豆類、米、人参、イモ類などの自然な甘味のことです。
砂糖はもちろん五味でいうと甘味に分類されることはされますが
先ほど挙げた自然な甘味とは甘さのレベルが違いますよね。
行き過ぎた甘味は、脾を破るとも言われています。
歴史的にさかのぼると、考えられなかったような砂糖や精製穀物にあふれた現代社会ではしっかりと知識を付けて甘味を選択していかなければ
たちまち五味のバランスがくずれ、身体のバランスが崩れてしまうということなのです。
だからこそ、やっぱり砂糖は避けたほうが良いと私は考えています。
一度舌が慣れてしまえば、ご飯やかぼちゃ、人参やお芋、豆類の甘みで十分満足できます。
今回作るかぼちゃのトリュフは、そんな脾を補う自然な甘味を使って作っていきますよ。
かぼちゃトリュフの作り方
主な材料は
クルミ、ココナッツオイル、かぼちゃ、ココア、レーズン。
レーズンとかぼちゃの自然な甘みだけなのに、びっくりするほど濃厚な美味しさです。
かぼちゃトリュフの作り方
材料
下準備
・ココナッツオイルは湯銭で溶かしておく
・かぼちゃは蒸しておく。(無水鍋があると甘味が引き立ってベストですがなくてもOK)
・ラム酒を火にかけてアルコールを飛ばす。(アルコールが気になる場合)
作り方
1、ガナッシュの材料をフードプロセッサーに全て入れて撹拌し、バッドに平らにして入れておく。
*ここで味見をして、甘味がもう少し欲しければマヌカハニーなどで甘味を調節してください。
2、蒸したかぼちゃの皮を取り除く。トリュフに顔を作る場合は、皮で目や口を作る。
3、かぼちゃマッシュの材料をフードプロセッサーに全て入れて撹拌し、バッドに平らにして入れておく。
4、小さく丸めたガナッシュをかぼちゃマッシュで包んでコロコロ丸めれば完成!
かぼちゃマッシュをガナッシュで包んでもOK。
写真のように、刻んだナッツやココナッツをまぶしても美味しいですよ。
疲れやすい、朝が弱い、常に冷えているなど
全体的に体力のない人が多いのは甘味の選択を間違えているからかも
今、少し歩くとすぐに疲れてしまったり
朝、コーヒーなしではしっかりと目が覚めなかったり
夏でもお腹やお尻が氷のように冷えてしまっている人がとても多いように思います。
花粉症やアトピーや片頭痛などに悩む方も多いです。
(今や小学生でも花粉症や頭痛もちの子が多いから驚きです!)
もちろん、運動不足による筋力の低下など、食事以外の原因もあるかとは思いますが
砂糖などの「過ぎた甘味」の摂りすぎによって、
日本人の多くが脾が弱った状態に陥っているように思えてなりません。
特に甘いものは普段食べないよという方でも
ウインナーやハムなどの加工肉
かまぼこやちくわなどの練り物
ドレッシングや麺つゆ
そして主食であるはずのパンにまで砂糖は使用されています。
砂糖やコーンシロップ、ブドウ糖液糖やその他の人工甘味料が使われていない食品を探す方が難しい今、
歴史的に見てこれほどまでに甘味であふれた時代はありません。
ぜひ知識をつけて、程よい甘味を選択していきたいですね。
皆様のより健康でより楽しい毎日のお役に立てますように。
IN YOUMarketのこだわり食材でかぼちゃトリュフを作ろう!
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