【乾物レシピ】冷え、むくみ、抜け毛、乾燥・・秋の初めに起こりやすい「腎虚」の症状を改善させよう!ミネラル豊富な「切干大根ごはん」の作り方。
秋です!新米の季節です!
夏場にため込んだ冷えを冬に持ち込むとツライ。
「秋なすは嫁に食わすな」は、「大事な嫁の体を冷やさないように」という意味も含まれているぐらいですから、いつまでも夏野菜や冷たいものを摂っていると、体はどんどん水分を溜め込みます。
そろそろ体に溜まった余分な水分(に伴う水毒)を排出して、今度はゆるんだ体をしめる季節です。
東洋医学では、水毒が溜まると「腎虚」につながり、体の解毒・濾過を司る腎臓を弱らせてしまいます。
「腎虚」とは、腎の弱りであり、気の弱り、生命力が低下した状態のことを言います。
「腎虚」の主な症状は、
むくみ、冷え、生理不順、腰痛、耳の不調(耳だれや耳鳴りなど)、
気力の低下、膀胱炎、抜け毛・白髪、寝汗、頭痛・めまい、鼻やのどの風邪、精力の衰え、など。
とくに足腰の冷えや腰痛、膀胱炎、耳の不調は腎臓の弱りが関係していると言われています。
(腎臓は腰の位置にあることから。耳の反射区は腎臓であることから。)
自分の体は1ヶ月前に食べたもので出来ている。
と考えると、
季節の変わり目に起こるこれらの不調は、
夏場に溜めこんだ水毒による「腎虚」が関係しているかもしれませんね。
日本には四季があり、その季節に採れる作物を食べることで体調は整えられていきます。
夏野菜は陰性。
逆に、乾物には陽性のエネルギーが詰まっており、
体内に停滞した水毒を排出し、ミネラルやビタミンを体に蓄える季節です!
切り干し大根に、海苔、昆布、かつお節、煮干し、いりこ、するめ、ごま、ひじき、乾燥豆、きな粉、高野豆腐に、干し椎茸、梅干し、etc。
ミネラル豊富な台所の常備ストック「乾物」は、日本人のミネラル補給には欠かせない天然のミネラルサプリです!
だから、秋冬はおいしい「だし」を飲む季節。
滋養のたっぷり詰まった乾物からとる「おだし」で、心も体も温めましょう!
天然のミネラルサプリ、乾物レシピ。煮物より簡単!切り干し大根の炊き込みご飯。
というわけで、今回は水毒の排出に有効なカリウムを豊富に含んだ「切り干し大根」で作る炊き込みご飯を紹介します!
切り干し大根のカルシウムは牛乳の約2倍!
鉄分やマグネシウムなどミネラルが凝縮しており、
カリウムが体の水分の滞りやむくみをとり、体のめぐりを促します。
まさに「腎虚」の改善にはもってこいのサプリ食材ですね。
切り干し大根の栄養は、切り干し大根の「戻し汁」にこそ含まれています!
水で戻した後の汁は捨ててしまう?
いえいえ!!
それこそが「おだし」。
戻し汁にはミネラルとうま味がた〜っぷり詰まっていますから、
そのままお味噌汁の出汁にしたり、カレーや煮込み料理のブイヨン代わりにしたり、
戻し汁に自然塩を入れて温めて飲むだけで、最高のサプリスープになるんですよ!
(しかもとっても美味しいです!)
今回は、その「おだし」をお米に吸わせて、美味しい美味しい炊き込みご飯にしてみましょう。
うまみたっぷりで、余計な調味料いらず。
もちろんお好きな具材を足しても。
鶏肉を加えて、おこわのようなコクのある味わいに。
油揚げを加えて、さっぱりとしたご飯にしても。
(炊き上がったら、枝豆とかつお節を混ぜ込むのがわが家のお気に入りです。)
主食でミネラル補給できるのは、お米が好きなお子さんにとっても嬉しいですよね。
特に子供は「切り干し大根の煮物」よりも、炊き込みご飯のほうが喜んでくれますから一石二鳥。
煮物を作るより簡単です!
できればぜひ土鍋で炊いてみて。
炊きたてのつややかなお米と、香ばしい醤油の風味、
そしてお煎餅みたいにパリッとしたおこげがなによりの秋のご馳走になりますよ
切り干し大根で作る
炊き込みご飯の作り方
材料
作り方
【炊飯器で炊く場合】
1、米は炊く30分前には洗い、水をきり、米が乾燥しないよう釜に入れておく。
切り干し大根はたっぷりの水で戻し、水気をしっかりしぼったら、適当に刻む。
(もし戻し汁が足りない場合は水を足す)。
3、食べやすく切った鶏肉or油揚げと、切り干し大根、昆布を米の上にのせて、炊飯スイッチオン。
4、炊きあがったらしゃもじで底からひっくり返すように空気を入れて全体を混ぜる。出来上がり。
鶏肉のうまみがお米の一粒一粒に染みわたって、コクのある味わい。
行程は簡単。 『沸騰したら弱火13分→火を止めて15分』 失敗なし!
1、米は洗って水をきり、土鍋に入れ、米と同量の水(米2カップなら水も2カップ)を入れ、
そのまま10〜30分ほど吸水させる。
(古米の場合は水加減を少し多めに。)
2、調味料を入れて軽くかき混ぜてから、食べやすく切った鶏肉or油揚げ、切り干し大根、昆布を米の上にのせてふたをし、土鍋を強火にかける。
3、沸騰して穴から勢いのある蒸気が吹き出してきたら、弱火にして13分加熱する。
(途中ふたを開けても大丈夫です。)
4、13〜15分で、穴から湯気が出てこなくなったら炊きあがりの合図。 火を止めてそのまま15分間蒸らして出来上がり。
5、蒸らし終わったらすぐにしゃもじで底からひっくり返すように空気を入れて全体を混ぜる。出来上がり。
このご飯にかぎっては、玄米より白米や分づき米が合います。
玄米・干し大根・昆布・醤油の組み合わせは陽性が強すぎるので、子供や男性は熱くなりすぎて、
逆に甘い物や陰性の食べ物を欲しがってしまったり、体のバランスがとれなくなりなることも。
夏が終わったばかりの体には、「白米または分づき米+陽性の食べ物」でちょうど中庸のバランスがとれるように思います。
食べる物は、あくまでその人の性質や年齢、その時の体調や気候により大きく左右されます。
「健康にいいから」といって旬を問わず毎日同じものを食べ続けるのではなく、
「今、体は何を欲しているか、どんな栄養を食べたがっているか。」
自分の体に耳を済ませてみてください。
自分の体に耳を傾けることは、体の直感力を研ぎ澄ますことに繋がると思います。
それこそが、体調管理の本質のような気がしませんか?
自分の目でみて、作るごはんは、おいしい、しあわせ。
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