地域の伝統野菜として親しまれてきた「赤カブ」を使って。作った当日に食べられる!即席はちみつ漬けの作り方。
秋に旬を迎える、根菜のひとつ「カブ」。
野菜の中では珍しく、根の部分が「淡色野菜」、葉の部分が「緑黄色野菜」と分類される野菜で、
根の部分には、カリウムやビタミンC、食物繊維、
ジアスターゼ(デンプンの分解を助けてくれる消化酵素のひとつ)などが、
葉の部分には、βカロテンやビタミンC、カルシウムなどが
豊富に含まれています。
この時期に収穫されるカブは、春物に比べて甘みが増し、
生でも加熱しても美味しく頂けるのが特徴です。
赤いカブを見つけてみよう!
カブというと、丸くて小ぶりな「白カブ」が一般的ですが、
実は、カブの種類は、日本にあるだけで80種類以上あると言われており、
この時期には、白いカブだけでなく、鮮やかな赤いカブも出回り始めます。
カブの表面だけ赤いものもあれば、果肉の中も赤いもの、葉も赤いものなど種類も沢山。
その多くは、伝統野菜として各地域で親しまれています。
例えば、岐阜県の飛騨・高山で有名な「赤かぶ(ら)漬け」は、
飛騨地方の伝統野菜の「飛騨紅かぶ」が使われています。
赤カブの色素は「アントシアニン」
赤カブの色素は、赤ワインやブルーベリーなどにも多く含まれる
ポリフェノールとしておなじみの「アントシアニン」。
強い抗酸化作用(活性酸素抑制効果)があり、
目の疲労回復や、悪玉コレステロールの酸化を防ぐ効果、
それにより動脈硬化を予防する効果も期待できる栄養素です。
作った当日に食べられる!
赤カブの即席はちみつ漬けを作ってみよう!
色鮮やかな赤カブは、煮込む料理より、サラダやお漬物に向いています。
しかし、先ほど例に出した「飛騨赤かぶ漬け」のように、
地方伝統のお漬物は、塩をして重石をのせたり、時間をかけて寝かせたり・・・
など、ご家庭で作るにはちょっと手間がかかります。
というわけで、今回は、赤カブが手に入ったらすぐ食べられる
即席の甘酢漬けの作り方をご紹介したいと思います。
甘酢というと「砂糖」が定番ですが、白砂糖の害については、INYOUで度々お伝えしていますので、
今回は、抗酸化作用の高い「生蜂蜜」を使用してみました。
後半では、おすすめのアレンジも紹介させていただきますね。
作った当日に食べられる!
「赤かぶの即席はちみつ漬け」の作り方。
材料
事前準備
・カブの重量を計量しておく。
作り方
1.カブをよく洗い、皮付きのまま、厚さ3㎜程度のいちょう切りにする。
2.カブの2%の重量の塩をして、20分ほど置いておく。
3.水気を絞り、レモン果汁、酢、蜂蜜を加え、ビニール袋に入れて、味を馴染ませる。
4.1時間〜半日程度おいたら完成。
今回のレシピで使用したのは、アンデス山脈(アルゼンチン)の美しい大自然で育まれた、ふわふわの生蜂蜜。
「えッ!?ふわふわ!?」と疑問に思ったみなさま!
そうなんです!
ふわっとしていて、口に含めば、すぅ~っと溶けていく、ムースのような食感の蜂蜜なのです。
その秘密は、酵素の泡。
非加熱にこだわり、栄養素や酵素がそのまま生きている蜂蜜だから、酵素が泡となって、しゅわしゅわと出てきています。
通常、一般的な蜂蜜は、加熱処理をされていることが多いですが、その過程で、有益な酵素やビタミンなどの栄養素が失活・変質してしまうことはご存知ですよね。
こちらの完熟蜂蜜は、全て手作業の非加熱製法だから、酵素やビタミンも破壊されずに残り、蜂蜜の栄養を効率よく取り入れられます。
また、通常の蜂蜜の水分量が20%程度なのに対し、この蜂蜜は水分が約15%。その分濃厚で、抗菌力があります。
さらに、クセがなく、誰が食べても「美味しい」と思えるような爽やかな味わいの蜂蜜なので、スイーツに使っても、和のおかずに使っても相性がいいのが嬉しいところ。
濃厚な味わいで、酵素が生きていて、優れた抗菌力がある究極の生蜂蜜。
これからの時期は、特に、風邪やインフルエンザが流行しますので、ぜひインナーケアに取り入れてみてくださいね。
赤かぶのはちみつ漬けアレンジ
「赤かぶ漬けのっけごはん」
もし、今回ご紹介したレシピで「赤かぶ漬け」を作ってくださったら、
ぜひオススメしたいのが、このアレンジ!
赤かぶ漬けを粗めのみじん切りにし、
塩昆布とごまを振りかけて完成のお手軽のっけごはんです。
赤かぶ漬けのコリっとした食感、
塩昆布の旨味と塩気、ごまの香りが食欲をそそります。
ぜひ、お試しください!!
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