使いきれないレンコンをフル活用! この冬試したい万能「すりおろしレンコン」活用術とレシピ。

秋から冬にかけて大活躍する蓮根
きんぴらや煮物、酢の物や炒め物など大活躍します。
その蓮根が持つ栄養分も多く、注目されているお野菜ひとつです。
風邪予防や胃腸にも良いとされ、秋から冬には是非取り入れたいですね!
その蓮根ですが、煮物などでコトコトとお料理する他にも、
すりおろしてお料理にプラスすれば、案外簡単に日々取り入れる事が出来るんです!
私はこどもの頃は味気のないレンコンが苦手で、煮物なんかで食卓に出てきた時は食事があまり進まず、
その様子を見た私の母親は、「穴だけ残して食べなさい。」と、よく言ったものでした。
大人になってからもレンコンは自分より遠い存在の食べ物でしたが、
菜食料理をするようになって、レンコンの魅力を知って大好きなお野菜のひとつとなりました。
和・洋・中と使えるし、炒めたり、煮込んだり、サラダにしたり。
そして、スライスしたり、大きくカットしたり、すりおろしたり……!
今回は、そのすりおろしレンコン料理の簡単レシピを3つ紹介します!
いつものお料理がすりおろしレンコンと中和され、
また違った美味しさになるので是非お試し下さい。
使いきれなくて無駄にしたことありますか?
レンコンを使い切れなくて無駄にしたことがありますか?私は節がついているものを選ぶので、結構大きめの物を買うんです。
そのレンコンをすぐに使い切らずに袋の中に入れておくだけの保存方法だと、
残念な事に冷蔵庫の中で穴が黒くなってきて傷んでしまうのです。
また、穴から黒ずみますから、その穴の黒ずみを取るのも結構面倒です。
せっかく栄養価も高いとされる貴重な良いレンコンですので、
なるべくこの季節は手軽にレンコンを日々の料理にプラスして使い切りたいですね!
保存方法
切り口をぴったりラップで止めておけば、日持ちします。冷凍保存する場合は酢水にさらして水気を拭き取り、
使いたい形に切ってから冷凍用保存袋に入れましょう。(約1ヶ月を目途に使い切って下さい)
なるべく鮮度の良い間に使いきってしまいましょう!

レンコンは栄養満載
レンコンとは
レンコンはハスの花の地下茎。地中、横に広がってふくらむので、根菜の中ではやや陰性になりますが、
全体的には陽性と陰性の、両方の作用をもっています。
細胞に弾力性を持たせて、締める力を発揮します。

胃腸を整え、風邪予防や咳止めにも!
レンコンの主成分はでんぷん質で、食物繊維やビタミンCも多く、腸をととのえてのどの渇きをとめます。タンニン(陽性)がせきや下痢、出血、腫れもの、胃潰瘍といった陰性の症状を改善、血圧の調整もしてくれます。
軽い熱冷ましや健胃にもおすすめです。
また、タンニン(陽性)がせきや下痢、出血、腫れもの、胃潰瘍といった陰性の症状を
改善、血圧の症状も調節してくれます。
引用:『からだの自然治癒力を引き出す食事と手当て』
ベジタリアンに不足がちなビタミンB12も含まれている!
野菜にはあまり含まれていない成分、ビタミンB12がレンコンにはあるのです!ベジタリアンの方が摂取するビタミンB12といえば、海苔がありますね。
海苔とともに積極的に摂っていただきたい素材のひとつです。
貧血気味の方、造血効果も高いのでおすすめです。
美肌にも良い!
美肌成分として有名なビタミンC。コラーゲンの生成を促すことで、肌のハリや弾力を取り戻すサポートをし、
メラニンの生成を抑える働きもあり、シミの予防にもいいです。
抗酸化作用があるポリフェノールの一種タンニンも含まれます。
細胞の酸化を予防して、老化防止に役立ちます。
これは血管や筋肉の老化はもちろんのこと、お肌の老化防止にも役立つので、
シミやシワを防ぐためにたっぷり摂りたい栄養素です!
食物繊維が豊富ですから腸を整えますので、便秘の方にもオススメです。
簡単!いつもの料理にプラスするレシピ
レンコンは皮ごとすりおろしましょう。野菜をまるごといただいて、栄養もまるごといただいちゃいましょう!
鉄製の鍋やフライパンは避けましょう。レンコンが酸化して黒くなります。
トマトソース+すりおろしレンコンの作り方

材料
有機にんにく(みじん切り) | 1かけ |
---|---|
有機玉ねぎ(みじん切り) | 1個 |
しめじ(粗みじん切り) | 1パック |
天日塩 | |
農薬不使用エクストラバージンオリーブオイル | 適量 |
有機レンコンすりおろし | 60g | 有機トマトホール缶 | 1缶 |
下準備
にんにく、玉ねぎ、しめじはみじん切りにしておく。
作り方
①鍋に火を入れ、オリーブオイルを入れ、にんにくを弱火で炒め、いい香りがしてきたら玉ねぎを入じっくり炒める。
②しめじを入れ、火が通ったらトマトホールを入れ、木べらで潰しながら混ぜる。
③塩を入れ、時々かき回しながら水分が少なくなるまで煮る。
④レンコンのすりおろしを入れ、火を通す。
⑤塩とオリーブオイルで味を調整して出来上がり!

すりおろしレンコンを入れることによって、トマトの酸味が和ぎます。このレシピでなくても、いつものトマトソースにちょこっとすり下ろすだけで,ひと味違ったトマトソースになります。
秋冬に食べるトマトソースにはレンコンを入れるのも良いですね!
残りもの野菜丼+すりおろしレンコンの作り方

材料
有機残り物野菜やきのこ | 250g~300g |
---|---|
有機豆腐か車麩 | お好みで |
昆布だし | 野菜がかぶる程度 |
有機醤油 | 適量 |
有機レンコンすりおろし | 適量 |
下準備
車麩を使う場合は、最初になたね油で両面軽く焼いてから取り出しておく。
作り方
1,鍋にごま油を熱してきのこ、野菜を炒める。
2,野菜を真ん中に集め、上から塩を振り、蓋をして弱火で蒸し煮する。
3,野菜に汗がかいてきたら、お野菜がかぶる程度に昆布だしを入れ、中火で煮る。
4,柔らかくなったら車麩や豆腐を入れ、薄口しょうゆを入れる。
5,すりおろしたレンコンを適量入れ水分がとろっとしてきたら出来上がり。
6,ごはんの上に乗せていただく。

忙しい日のごはん作りに私はよく作ります。とろみに葛を使うと素材と葛が調和されて,さらにお料理がおいしくなりますが、レンコンもまた違った美味しさになります。
鍋+すりおろしレンコン豆腐団子の作り方
材料
有機豆腐 | 150g |
---|---|
有機レンコンすりおろし | 150g |
有機小麦粉 | 30g |
有機玉ねぎ (みじん切り) | 1/4個 |
しいたけ(みじん切り) | 1つ |
有機しょうが(すりおろし) | 1かけ |
天日塩 | |
有機醤油 | 適量 |
作り方
①豆腐はザルに上げ、30分以上水切りする。
②フライパンになたね油を入れ、しいたけ、玉ねぎを入れ、炒め、塩としょうゆを入れる。
③ボウルに炒めた玉ねぎとレンコンのすりおろし、しいたけ、塩、しょうが、豆腐、小麦粉を入れ混ぜる。
④一口大に丸め、出来上がり直前の鍋に入れ、火を通す。

忙しい時は、団子の中の玉ねぎとしいたけを炒めなくても良いです。余ったら、冷凍して保存しておけばいつでも使えます。
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