冷え性の方におすすめ。2ステップで簡単にできる養生ドリンク「黒豆茶」の作り方。 黒豆茶で”血”のめぐりを良くしよう。
こんにちは。アスリートフードマイスターの石井ゆかりです。
先週末も私の住む地域もこの冬一番の冷え込みとなりましたが、
今週も全国的に寒い週末になるそうですね。
そんな寒い中、母が我が家に立ち寄ってくれました。
正月のおせち料理の準備の話をしていたとき、
去年、岡山の物産展で買った黒豆がまだ残っているんだけど・・・と相談すると
「その黒豆、炒って黒豆茶を作るといいよ。」と教えてくれました。
黒豆には女性に嬉しい効果がたくさん!
黒豆に含まれる主な栄養素としては以下のものがあります。
黒大豆ポリフェノール
内臓脂肪を減らすと言われている。抗酸化作用があり、老化防止の効果があると言われています。
イソフラボン
大豆に含まれるイソフラボンには更年期障害や乳がんの予防に効果があると言われています。
レシチン・コリン
細胞の新陳代謝に必要なレシチン。コリンには脳を活性化させる働きがあると言われています。
たんぱく質
大豆に含まれるアミノ酸は必須アミノ酸が豊富に含まれています。動脈硬化、高血圧の予防に役立つ、と言われています。
カリウム・鉄
黒大豆にはほうれん草の約2倍の豊富な鉄分、体内のナトリウムを調整し、むくみを取るカリウムも含まれています。
食物繊維・オリゴ糖
黒大豆は不溶性食物繊維が豊富に含まれています。また、腸内で善玉菌を増やすと言われているオリゴ糖を含んでいるため
腸のお掃除の役目も担ってくれています。
ビタミンB、ビタミンE
三大栄養素と結びつき、エネルギーの産生栄養素となるビタミンB、抗酸化作用でお肌の若返りビタミンともいわれるビタミンEも含まれています。
東洋医学でも”血”の流れを補い、巡らせる働きがある「黒豆」
先日、東洋医学の講座に出席した際に漢方茶を頂きました。
私は尿の頻度が多いわりに少ないのが悩み、と打ち明けると講師の先生が
「血虚(血虚・血不足)」「血瘀(けつお・血の滞りが悪い)」だと診断してくれました。
「黒豆は血を補い、血の滞りをよくするために積極的に摂ったほうがいいよ。」と
教えて下さって、なつめを入れた私専用のブレンド茶を作ってくださいました。
それを飲むうちに、冷え切った身体がポカポカしてきました。
紅茶や、黒豆はよく蒸らして飲むことで滞った血の流れを巡らしてくれる働きがあるそうです。
母も「昔作ってたけど、覚えてるかなぁ。」と言いつつ早速、作ってくれました。
直伝のレシピはこちらです。
「炒る」「蒸らす」だけでできる、
簡単!黒豆茶の作り方
材料
下準備
ボールに黒豆を入れ、ミネラルウォーターに浸します。
1時間漬け置きすると、水を含み、黒豆が少しふっくらします
作り方
1)ミネラルウォーターに浸した黒豆をざるにあげます。
黒豆に浸した水は後で使うのでそのまま置いておいてください。
2)フライパンで黒豆を炒っていきます。火は中火です。
3)炒っているうちに水分が飛んでいきます。このまま約20分炒っていきます。
4)そのうち皮がはじけて、豆の柔らかい香りがしてきます。豆が茶色く変色してきたら火を止めます。
5)黒豆に浸していたミネラルウォーター500ccを沸かし、急須に30gの炒った黒豆を入れて蒸らして出来上がりです。
飲むと身体がポカポカしてきます。血がめぐっているという感覚なんでしょうね。
長めに蒸らすことで、ふくよかな味が楽しめます。
お茶の出がらしの黒豆は絶品!
お茶を飲んだ出がらしの黒豆は食べれます。
ふっくらした黒豆。味は物足りないかもしれませんが、自然の黒豆の味がします。
捨てるものは一切ありません。出がらしまで美味しくいただきましょう。
炒った黒豆はストックして黒豆ご飯にも
冷ました黒豆はいつでも黒豆茶が飲めるよう、ストックしておきましょう。
炒った黒豆でまた黒豆茶を作ってもよし、
また、ご飯と一緒に炊いて、黒豆ご飯にするのもおすすめです。
沢山作ったので早速黒豆ご飯を作ってみました。
「黒豆ご飯が炊きあがった香りで目覚め、乾物をふんだんに使ったお味噌汁と一緒に食べる。
なんて幸せな朝ごはん!」と娘からおほめの言葉を頂きました。
寒い日がこれからも続きますが、黒豆茶を飲んで身体の血を巡らせて健康に過ごしましょう。
オーガニック食品やコスメをお得に買えるオーガニックストアIN YOU Market
IN YOU Market寒い日は温まろう!IN YOU厳選・冷え症におすすめな、オーガニックアイテム
おすすめの過去の記事
冷え症の原因にもなる意外と重要な足指の話|理学療法士が教える足指のカンタン運動法。
カカオティーの効果とお家で簡単カカオティーの作り方|冷え性改善対策に
血不足になりがちの女性の味方。黒豆で血を増やし腎を癒す。材料2つのシンプルほくほく黒豆の活用法。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう