手作りパンを美味しく冷凍保存するとっておきの方法と、発酵のいらない乳製品不使用「ソーダブレッド」の作り方。グルテンフリーバージョン有り。
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乳製品不使用のパンって、なかなか売っていない。
スーパーやコンビニでパンを買おうと思うと、
どの商品にも必ずと言っていいほど含まれているのが「乳製品」。
また日持ちのする、市販のパンには乳製品だけではなく体にはリスクのある食品添加物もてんこ盛りです。
菓子パンにはもちろんのこと、
ただの食パンにも入っていることがほとんど。
そもそもパンに含まれる乳製品の働きとしては、
・コクを与える
・ふんわりと仕上げる
・綺麗な焼き色に仕上げる
・風味を出す(特にバターを使用する場合)
などがあります。
確かに美味しいパンを作るためにはいい働きをしてくれるようですが、
どうやらパン作りに欠かせない食材ではないとも言えます。
そこで今回ご紹介するのは乳製品も卵も使わない、
さらに発酵もいらないから思い立ったらすぐ作れる「ソーダブレッド」の作り方。
グルテンフリーバージョンも合わせてご紹介します♪
「ソーダブレッド」って何?
ソーダブレッド(Soda bread)とは、膨張剤としてイースト菌の代わりに炭酸水素ナトリウム(重曹)を用いたクイックブレッドの一種である。伝統的なソーダブレッドの材料は、小麦粉、炭酸水素ナトリウム(重曹)、食塩、バターミルクである。
Wikipedia
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通常はバターミルクと言って、
バターを作った後に残る液体を使って作りますが、
今回は乳製品不使用ということで、
豆乳とアップルソースで代用してみました。
たんぱく質や脂質が植物性ミルクの中では特に牛乳に近い豆乳は、
もう乳製品の代用品としては常連ですが、
実はアップルソースも優秀な代用品なんです。
乳製品不使用パンというと、
パサパサとしていてコクがないこともしばしば。
さらに発酵のいらないパンにありがちなのが、
冷めるとすぐ固くなってしまうこと。
これらを解決してくれるのがアップルソース!
アップルソースと豆乳を混ぜ合わせることで、
生地になめらかさとコクを与えることができます。
さらにりんごの自然な甘さが加わることで、
甘味料を入れることなく、風味の豊かなパンに仕上がるんです。
食べたい時にすぐできる!乳製品不使用「ソーダブレッド」の作り方。
【材料】(小さめ4つ分)
– 有機全粒粉:100g
– 有機強力粉:100g
– アルミフリー有機ベーキングパウダー:小さじ2
⭐︎ 有機無調整豆乳:60g
⭐︎ 無糖アップルソース:60g
– 無農薬ドライフルーツ(お好みで)
– 無農薬ナッツ (お好みで)
【作り方】
オーブンは余熱180度に温めておく。
1)全粒粉、強力粉、ベーキングパウダーをボウルに入れて、ダマがなくなるようにフォークで軽くかき混ぜる。
2)⭐︎を別容器に混ぜたら、1)のボウルに流し込む。
3)生地がまとまるまでよくこねたら4等分に分けて、形を整える。2本切り込みを入れると焼き上がりが可愛いです。ドライフルーツやナッツを入れる場合はこの段階で入れる。
4)ベーキングシートの上に生地を並べたら、180度に温めたオーブンで20〜30分焼く。うっすらと焼き目が付いてきたら完成!
発酵していないとは思えないくらい本格的な仕上がりになります。
中はふわふわしっとり、
アップルソースの優しい甘さと豆乳のコクのおかげで、
乳製品不使用ながらもリッチな味わいに。
バターやマーガリンをつけずに、
生地本来の美味しさを味わいたくなります。
もちろんドライフルーツやナッツとの相性もバッチリ◎
グルテンフリーバージョンも作ってみよう!
【材料】
– 有機米粉:100g
– 有機オートミール:100g
– アルミフリー有機ベーキングパウダー:小さじ2
⭐︎ 有機無調整豆乳:60g
⭐︎ 無糖アップルソース:60g
【作り方】
作り方はオリジナルバージョン同じですが、
もしオートミールの粒が大きくてしっかりとしたものの場合は、
3)まで出来たら焼く前に約10分ほどおくと、
オートミールが水分を吸収し柔らかい仕上がりになります。
焼いてる時からすでにオートミールの香ばしい香りが漂ってきます。
米粉ならではの優しい甘さが引き立ちます。
オリジナルバージョンまでは膨らみませんが、
中はちゃんとしっとりと出来上がります。
グルテンフリーですが、アップルソースと豆乳が入ることで、
パサパサすることなくしっとりとした仕上がりになります。
出来上がったパンを冷凍保存してみましょう。
忙しい時のために、
そう思ってパンを冷凍保存して、いざ食べてみた時
外はパサパサ、中はべちょっと、
あのしっとりふわふわ食感はどこへ、、、
なんてがっかりした経験はありませんか?
実は市販のラップで冷凍保存しようと思うと、
その通気性の悪さから、パンが完全に冷めていないと蒸れの原因に。
さらに冷凍焼けも避けられません。
食材を一番美味しい状態で保てる「エコラップ」
そこでご紹介したいのが、
素材にはコットンと麻を混合した生地を使用し、
また表面のコーティングには、
ミツロウ・ホホバオイルに天然のダマール樹脂を使用した
「エコラップ」
保湿性と通気性の両方を兼ね備えたこのラップは、
冷凍焼けを防いでくれるだけでなく、
美味しいパンの風味を落とすことなく、
ふかふかのまま翌々、翌々日もお召し上がり頂けます。
エコラップで美味しく冷凍保存して、
安心安全な手作りパン生活を始めてみませんか?
今回レシピに使った、洗って何度でも使える「エコラップ」をIn You Marketで買ってみよう!
ミツロウの力で食べ物の鮮度を守る!何度も使えるエコラップ今すぐここをクリック!みなさんは、「フードロス」または「食品ロス」(以下フードロス)という言葉を聞いたことがありますか?
“まだ食べられるのに廃棄される食品のこと”を指し、現在とても重要視されている言葉です。
日本では、その量なんと年間約632万tにも及び、その半分は、家庭からの廃棄なのだそうです。
一人に換算すると“お茶碗約1杯分(約136g)の食べ物”が毎日捨てられている計算になるとのこと。*
*WFP発表の数値
フードロスの主な原因は「鮮度の低下」 日本は自給率が低いものの、廃棄率がとても高いため、フードロスは昨今注目されてきました。
多くの原因は、「鮮度の低下」。
例えば、「鮮度の低下、腐敗、カビの発生」や「消費期限・賞味期限が経過」が理由なのだそうです。
食材別にみると最も多いのは野菜、次いで調理加工品、果実類、魚介類なのだそう。
この問題を解決しようと、様々な取り組みがなされています。
それは遠くカナダでも、早くから取り組まれて来ました。例えば、廃棄したものでフードを作ろう!など。
そんな中、「そもそも廃棄を無くそう!」と出来上がったのが、今回の
ミツロウでできたラップです。
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海外の大手新聞やメディアでも報道される程の食品ラップの害と、熱々のおにぎりに使用する日本。この意識の差はどこから生じているのか。余ったおかずをリメイク!フライパンで簡単。米粉で作るグルテンフリー”もちもち・おやき”の作り方
あまり報道されませんが先日、日本近海で史上最悪の原油流出事故が発生しました。今後私たちはどうなるの?健康被害、海洋生物への被害、生活に多大な影響が生じる可能性も。今こそ環境問題と真剣に向き合う時です。
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