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花粉症対策、ウイルス対策にも！
バルサミコ酢と野菜を使った「ラタトゥイユ」のレシピ

お酢はすっぱくて苦手とか、
酢の臭いがツーンときて好きじゃない。
など、酢を好きではない方も多いと思います。

「体が柔らかくなる」
「色白になる」との言い伝えがあり、
古代エジプトの絶世の美女であり男性を次々と虜にしていったエジプトの女王クレオパトラも
お酢に真珠を入れて毎朝飲んでいたそうです。
お酢の美容や健康の効果は大昔から健康維持に一役買っていた素晴らしい調味料なのです。

お酒から造られる健康調味料「酢」

ところで、「酢」はお酒から作られていることをご存知でしょうか。

このお酒は、かなり古い時代から、世界のあらゆる地域で作られてきました。
そして、お酒の中で最も古いとされるものが果実酒です。
例えば、ワインは紀元前4,000年頃には既に、メソポタミア地方のシュメール人によって飲まれていました。

一方、わが国固有の日本酒は、8世紀頃（奈良時代）に製造方法が確立されたといいます。
しかしその当時、お酒は庶民が自由に飲めるものではなく、祭礼・正月・慶事など、
特別な行事の際に限って飲まれていたそうです。
現在でも、神前へのお供えや、結婚式の三三九度などにその風習が残っていますね。

またお酒は古くから、向精神薬として製造されてもいたようです。

お酒を酢酸菌が「酢」に変える

お酒を製造する地域では、必ず「酢」も造られます。
お酒の原料にはお米、小麦、イモ、果物などが使われますが、
これらの素材からお酒を造り、酢も造ることが出来るのです。

酢は、お酒のアルコールに「酢酸菌」を加え、じっくりと熟成させて造られます。
本来、アルコールには殺菌作用があり、その中で多くの菌は生きていけませんが、
酢酸菌はアルコールの中でも生存可能です。

花粉症を予防・改善する「酢酸菌」の健康効果

この酢酸菌は、アルコールを食べて酢に変えます。
そして酢酸菌によって生成される酢（酢酸）は、血流の改善や脂肪の減少などの
健康効果で知られています。

また最近の研究で、「酢酸菌」には、
年々増え続けている「花粉症」などのアレルギーの予防や、
改善にも効果があるとされています。


そもそも花粉症は「季節性アレルギー鼻炎」とも呼ばれ、
鼻腔内に入ってきたスギ等の植物の花粉に対する免疫が
過剰反応をすることで鼻水等の症状が引き起こされます。

その症状は微熱を伴うこともあり、非常に辛いもの。

そして、そんな「花粉症」の根本的な原因は、
スナック菓子やインスタント食品などによる栄養不足や
自律神経を乱す「睡眠不足」や「不規則な生活」、
そして「ストレス」などだと言われています。

そこで酢酸菌を摂取すると、免疫が過剰に反応しないよう、
そのバランスを整えることにつながります。
また、酢酸菌を乳酸菌と一緒に摂ることで、さらに高い効果が期待できるそうです。

また酢酸菌は、60度以上に加熱すると効果が無くなると言われるため、
今回は“かけ酢”のようにして使いました。
使用する酢は、酢酸菌を摂取するのに良い「バルサミコ酢」です。

さらに腸内環境を整えるとアレルギーの抑制に加え、免疫力アップにも繋がるため、
それらに役立つ、食物繊維が豊富な野菜類もたっぷりと使いました。

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