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風邪の後長引くしんどい咳には「肺」の強化が必須。白い食べ物「百合根」と熱を取り去る「薬味」を活用しよう。

    manami sasao
    タイ在住、ときどき日本。フリーライター兼薬剤師。 薬剤師でありながらも、ヨガを始めてから薬に頼りすぎないセルフケアに関心が高まる。祖父がタイ人、ハーブを多用したタイ料理、タイの穏やかな空気に魅了され外資系製薬企業を退職して夫と共にタイに渡る。現在は薬局での経験と知識を生かして、ヘルスケア関連ライターとして活動中。西洋、東洋医学にも自然療法にも偏りすぎない方法を発信していきたいと考えている。

    ごほんごほんと、いつまでも長引く咳・・
    「肺」の機能が弱っている?


    秋から冬に季節が移り変わり、風邪を引く人がとても増えてきました。
    インフルエンザも増えてきていて、電車など街でもマスクをしている方が増えましたね。

    特に、症状として長引きやすいのは「咳」の症状ではないでしょうか。

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    咳は、仕事やプライベートにも深刻な影響をもたらしてしまいますよね。

    あなたの周りの家族や大切な人、もしくはあなた自身が咳が長引いているとしたら、
    早く何とかして、辛い咳を抑えたいところでしょう。


    長引く咳は睡眠不足の原因にもなり、非常に厄介です。


    なかなか咳止め薬が効かない?!

    病院に行くと、咳を抑えるためにさまざまなお薬が処方されます。
    感染が疑われれば抗生物質、または咳止めを使う医師もいるでしょう。

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    でも、皆さんも経験があるかもしれないのですが、

    咳止めを飲んでも
    なかなか咳がおさまらないことってありませんか?

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    薬局で働いていると、咳が治ら、何週間も続けて病院に来ては、
    ありとあらゆる抗生物質や咳止めを処方されている患者さんを多くお見受けします。

    咳が止まらずにさらに悪化するケースも

    咳が出ているということは、体は何らかの異物を外に出そうとしているのですから、
    本来は無理に止めるのは良くないという考え方もあります。

    しかし、咳をそのままにしていて治るのか?というと、そうとは限りません。
    長引く咳を放置していると、例えば咳喘息などの違う病気を引き起こすこともあります。


    また、咳が長引くことで、肋骨を痛めてしまうようなケースもあるでしょう。
    単純に咳は体力を奪ってしまい、どんどん症状が治りにくくなり悪循環になることも少なくありません。

    咳が長引くのはどうしてなのか?

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    西洋医学的な見解ももちろん必要ですが、今回は東洋医学的に長引く咳のことをみていきたいと思います。


    咳やくしゃみなどの呼吸器の症状は、漢方の考え方では「肺」に原因があると考えます。

    東洋医学における「肺」とは?

    「肺」といっても、単純に解剖学的な「肺」を指しているのではありません。
    東洋医学でいう「肺」は五臓六腑の五臓の一つであり、機能を含めた概念のことです。
    「肺」の機能はいくつかありますが、まず一番大きな機能は「呼吸機能」

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    大気から酸素を入れて、二酸化炭素を出すという呼吸の機能については私たちが認識している西洋医学的な「肺」と同じですね。
    しかし、他にも「肺」には、全身の水分代謝、免疫機能、皮膚のはたらきを保つなどの作用もあります。

    「肺」は乾燥に非常に弱い

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    とにかく「肺」は潤いが大好き!
    だから、秋から冬にかけて乾燥が強くなると「肺」の機能はガクンと低下してしまいます。

    肺の機能が低下すると

    ・喉が痛くなる
    ・咳が出やすくなる
    ・免疫力が低下する
    ・皮膚のトラブルがおきる
    ・便秘がちになる


    ・・・など、多彩な症状が出るようになって来ます。

    咳を起こす原因は大きく分けて2つ


    冷えがある「肺寒タイプ」

    体の中が、空気の冷たさ(冷房)や、冷える食べ物の取りすぎ。

    体が冷えているので、鼻水やくしゃみ、痰や寒けなども伴います。
    顔色が白っぽい、舌の苔が白っぽいなどの特徴が見られることも。

    ⇨この場合は、冷えを解消することが必要


    熱がこもっている「肺熱タイプ」

    インフルエンザや風邪の原因ウイルスなどが連れてくる熱邪や、
    熱がこもりやすい体質が関係しています。

    特に、熱は軽い性質があって上に上がりやすいため、喉に痛みが出たり、
    発熱などの症状も引き起こしやすいのです。

    高い熱が出たり、発汗、口の乾きや、黄色い濃い痰がでるなど
    熱が原因の症状が出て来ます。

    ⇨この場合は、熱を取り去る対処が必要



    病気を起こすパターンは2つ!

    私たちが風邪をひいたり、体調を壊すのは次の2つのパターンがあります。

    外感病

    外からの邪気の侵入によるもので、一般に急性である

    内傷病

    ストレスや過労、睡眠不足、食べ過ぎ飲みすぎなどの不節制によって臓器が弱って起きる


    風邪を引いて悪化している場合には、どちらのケースも考えられます。
    もし、体力が弱っていれば、内側の問題もあるのです。

    邪気が正気を上回ると体調を崩す

    内側で、我々の元気を保っている力のことを「正気」といいますが、
    正気 < 邪気

    という大小関係が出来上がった時に、私たちはからだを壊してしまいます。

    この大小関係は、圧倒的に強い外邪(例えばインフルエンザなど)が入って来た
    ときに成り立つといえます。


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    また、逆にストレスや疲労、不摂生などによって正気が低下気味の時には、
    外邪がそれほど強力じゃなくても、簡単に負けてしまう場合もあるでしょう。

    長引く咳はどちらかというと、後者の方で、正気が弱っているタイプ(虚証)
    であり、自分で治す力が弱っているために、回復できないと考えられます。

    長引く咳にはどんな養生が効果的??


    「肺熱」タイプであっても、「肺寒」タイプであっても、咳を引き起こす原因である
    「肺」の機能低下を改善することが大切です。

    「白い食材」で肺を潤そう

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    そこでおすすめなのは、肺を潤す作用のある「白い食材」です。

    以前にも、IN YOUでは、白きくらげのご紹介をしました。

    過去の記事はこちら↓
    こちらを参考に。

    五行対応表から、肺に関連する要素だけを取り出すと次のようになります。



           白・金・辛・肺・大腸・秋・悲・鼻


    五臓六腑の五臓にはそれぞれの臓器を癒す作用がある食材の色があると
    考えられています。肺に関連する五色は「白」です。

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    大根、レンコン、白菜、カリフラワーなどの野菜、お米、白胡麻、はちみつ、白きくらげなど
    があります。

    百合根は優れた咳止め食材

    特にこの時期におすすめなのが、「百合根」です。
    普段食べることはあまりないと思いますが、お正月食材として、12月の暮れくらいから百合根が手に入りやすくなります。

    百合根はその味自体にはあまり特徴がなく、クセのない食材ですが、咳を鎮める作用が非常に高いといわれています。

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    写真引用:野村ユリ根農園


    肺や気管支を潤して、咳を鎮めてくれます。
    また、ストレスやイライラを緩和する作用も高く、不眠がちな時にもおすすめ。

    生の百合根が手に入ったら、半分に切ってから鱗片を剥がしていくと簡単に使えます。

    スープに入れても良いし、切ってサラダの具材にしても。
    シャキシャキとした食感が美味しいので、見つけるとついつい手にしてしまいます。

    はちみつ大根+レンコンのすりおろしの作り方

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    以前、ご紹介したはちみつ大根も、咳止めに非常におすすめです。
    朝晩、おちょこ1杯くらいチビチビと飲んで、喉を潤してあげましょう。

    はちみつ大根についての記事はこちら


    大根そのものは冷やす作用がありますが、はちみつ大根ならば安心です。


    また、そのまま飲んでも十分効果的なのですが、すり下ろしたレンコンの絞り汁
    または、無農薬の蓮根パウダーというものがあるので、こちらを水にといて飲むと便利です。

    をプラスすると、肺を潤す作用がアップしますよ。

    お湯で割って飲めば冷えた体も温まります。

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    熱がこもった咳には熱冷まし食材

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    風邪をひいて熱がある時、痰が出る時などの熱がこもったタイプの咳には、
    熱を取り去る食材がおすすめです。

    例えば、


    ・葛
    ・梨
    ・大根

    などがおすすめ。

    梨は咳を抑えるのに効果的な食材ですが、冬になるとちょっと入手しずらくなりますね。

    すり下ろし大根+はちみつで熱をとる


    そこで、大根なら冬が旬で、この時期には売ってないということはまずありません。

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    もちろん、はちみつ大根でもいいのですが、
    すり下ろした大根の汁を絞って、はちみつを加えて飲むと、こもった熱を冷ましてくれます。

    熱がこもった咳には薬味が効く!

    薬味というと、お鍋やお豆腐など食べるときにちょっと加えて食べるものですが、
    なんとその薬味には、いらない余分な熱を取り去る効果があるのです。

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    例えば


    ネギ
    シソ
    生姜
    みょうが
    ミント



    などが、熱を取り去る効果のある薬味(ハーブ)です。
    これらの特徴は「辛味」があること。

    薬味の辛味は熱を発散させる作用があります。
    風邪をひいて咳や痰がでるのは、上部に熱がこもっていることが原因の場合も。

    熱がこもっているのをうまく発散させる体力が無い時には、辛味をうまく使って熱を発散させてあげると良いのです。

    辛味の取りすぎは逆に体を冷やしすぎて体調を崩す原因になりますが、
    適度にとってあげることで、余分に身体の上方に溜まっている熱を冷ましてくれます。

    長ネギを使ったネギ味噌スープ

    特に、白い食材でありながら、辛味をもち熱を取り去って肺を潤す作用が高いのが
    長ネギの白い部分です。

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    少量の味噌を溶いたお湯に、刻んだネギを入れてつくるネギ味噌湯は
    冷えた体を温めて、肺を潤してくれるので、風邪のひき始めにおすすめ。


    IN YOU推薦のお味噌はこちら


    長引く咳のときは、自分の生活を見つめ直して

    普段なら風邪を引いてもすぐに治るのになかなか治らない・・という時
    無理をして、咳止め薬を飲みながら仕事や家事をこなさなきゃならない。

    そういう事情は誰にでもあるでしょう。でも、ちょっとだけ俯瞰して自分の生活を見てみましょう。

    どこかに無理がありませんか? 

    生活そのものに問題があれば、普通なら治るものも治りにくくなります。


    ・睡眠をたっぷりとる

    ・予定を減らす

    ・頑張りすぎをやめる

    ・バランスの良い食事を取り、腹八分目を心がける

    ・部屋の中の空気を清潔に入れ替える


    など、自分の生活を見つめ直すことが養生の基本です。


    また、長引く咳にはアレルギーや何らかの疾患が隠れている場合があるので、
    気になる場合には早めに信頼できるお医者さんに相談することも大切
    です。

    自己判断で対処して悪化させることの無いように気をつけてください。

    長引く咳は体のサインかも。早めに養生することが大事

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    咳が長引いている時、それは何らかの病気が隠れている場合があります。
    また、その背景には体がそもそも弱っていたということが考えられます。

    まずは自分の生活を見つめ直して、咳をそれ以上長引かせないように
    養生することが大切です。

    休養であれ、咳に良い食材を使うことであれ、何かしらできることがあるはず。

    あなたの身体の声を聞いてあげてください。

    出典:イスクラ産業株式会社 薬膳・漢方の食材帳 薬日本堂 監修 (実業之日本社)

                     
    自然栽培在来種「手摘みそら豆珈琲」と珊瑚礁の土壌で育った「白胡麻」と「そら豆の種白胡麻の種」

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      manami sasao
      タイ在住、ときどき日本。フリーライター兼薬剤師。 薬剤師でありながらも、ヨガを始めてから薬に頼りすぎないセルフケアに関心が高まる。祖父がタイ人、ハーブを多用したタイ料理、タイの穏やかな空気に魅了され外資系製薬企業を退職して夫と共にタイに渡る。現在は薬局での経験と知識を生かして、ヘルスケア関連ライターとして活動中。西洋、東洋医学にも自然療法にも偏りすぎない方法を発信していきたいと考えている。

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