「はちみつ」と「生はちみつ」の違い。家にあるそのはちみつ。腸内環境を整える生はちみつに変えてみませんか?
多くの健康パワーが含まれる「生はちみつ」、あなたはどこまで知ってますか?
「はちみつ」を常備している家は、多いのではないでしょうか?
なんとなく身体に良さそうで、天然の栄養素がたくさん入っているイメージ。
白砂糖の代替え品としても人気だと思います。
しかし、その「はちみつ」に比べ、
より多くのパワーを持つのが「生はちみつ」です。
IN YOUでも、オーガニックマヌカハチミツの人気はとても高く、
ヘルシー志向な方はすでに台所に常備している、という方も増えてきてい状況です。
今日は生ハチミツについて探っていきましょう。
「はちみつ」と「生はちみつ」の違いとは?
栄養価に差をつける、その違いは加熱処理の有無。
生はちみつの大きな特徴は、“加熱処理をしていない”こと。普通のはちみつは、一般的に遠心分離機で巣ごと回して収穫します。
そのため、はちみつの中に蜂や蜂の子が混入していまいます。
その殺菌のために加熱する必要があるのです。
それと反対に、生はちみつは遠心分離機を使わず手作業で収穫します。
さらに異物を取り除く必要があるので、大変手間が掛かってしまいます。
しかし、その手間があるからこそ、栄養素がたっぷり詰まった生はちみつが出来るのです。
生はちみつのココがすごい!
自然の家庭医薬品と例えられるほどのパワーとは。
腸内環境を整える「グルコン酸」が大豆や味噌の約30倍!
非加熱の生はちみつには、たくさんのグルコン酸が含まれています。グルコン酸には、大腸まで届きビフィズス菌を増やしながら、
腸内環境を整え、悪玉菌を抑制してくれる作用があります。
このグルコン酸は、大豆、味噌にも含まれていますが、
生はちみつにはその約30倍含まれるといわれています。
非加熱なので酵素がそのまま摂取できる!
はちみつの酵素は36℃で分解が始まります。非加熱の生はちみつの中には、生きた酵素がたっぷり!
生きた酵素が含まれてるからこそ、身体の中で様々な栄養の橋渡しをしてくれるのです。
ビタミン・ミネラルが生きたまま入っている!
酵素同様、非加熱のため含まれている、ビタミン・ミネラルが壊れず、生きたまま入っています。私たちの体内で、酵素と生きたビタミン・ミネラルが協力し合い、
その相乗効果で栄養素の吸収率をぐっと上げてくれます。
健康体質を底上げする!生はちみつの効果効能。
腸内フローラを整える
生はちみつに含まれるグルコン酸、乳酸菌、オリゴ糖の働きにより、腸内環境を整える効果が期待できます。
腸内フローラが整うことで、便秘・ガン・アレルギーなどの現代病のリスク軽減にも役立つと考えられます。
※腸内フローラについてはこちらを参照。
ご存知ですか?腸内に広がるお花畑「腸内フローラ」。病気に負けない最強の免疫システム=腸を作る方法。
免疫力アップ!
生はちみつは前述したとおり、生きた栄養素がたくさん含まれています。それにより、酵素・ビタミン・ミネラルが複合的に働き、
代謝を促進するなど基本的な身体のパフォーマンスを上げる効果が期待できます。
さらに、強力な殺菌力・保湿効果を持つので病気になりにくい身体づくりに一役かってくれるでしょう。
疲労回復効果
主成分であるブドウ糖や果糖が体内に入ると、短時間で吸収され胃腸に負担をかけずに栄養分として働いてくれます。
そのため、疲れが溜まっている時や、
スポーツ後の肉体疲労など、
エネルギーを欲している身体に効率的に栄養を取り入れることができます。
スポーツ選手などが「レモンのはちみつ漬け」を摂取しているのも根拠はそこ。
レモンに含まれるクエン酸は、疲労物質の分解をしてくれるので、
生はちみつと組み合わせることで疲労回復の強い味方になってます。
上質な睡眠を誘ってくれる
生はちみつには、睡眠の質を上げてくれる作用もあります。脳がエネルギーを得ようとする“肝臓グリコーゲン”の生産効率が、
加熱処理をしたはちみつより22%も高いといわれています。
肝臓グリコーゲンが増えることで、
睡眠中の脳機能を補助し、快眠につながります。
なかなか寝付けない、眠りが浅くて疲れが取れないという人は、ぜひ試してみてください。
美肌効果
今や、女性だけでなく男性も気になる美肌。生はちみつが美肌に効果的なのは、簡単にイメージできる人が多いのではないでしょうか?
代謝を上げるビタミンB群、ビタミンCによる抗酸化作用、鉄・葉酸・銅など美容に深い関わりがある栄養素が美肌対策に役立ちます。
生きた栄養素をたっぷり含む「生はちみつ」選びはココをチェック!
生はちみつを選ぶ時には、下記項目をチェックして栄養素をしっかり確保!
■非加熱のものを選ぶこと
低温で加熱されたはちみつが生はちみつと表記されてることも。非加熱のものを選びましょう。■砂糖・人工甘味料が添加されていないこと
過去には人口甘味料が添加されていた偽装商品が出回ったことも。糖分が添加されていないものを。■ミツバチに優しい環境であること
生はちみつを作る蜂にとって良い環境であること。農薬や抗生剤を使用していない環境で採れるものを。■数値の高いものを選ぶこと。
生ハチミツの中でもマヌカハニーは様々な数値の基準があります。MG300や200等の高い数値のものを選ぶことで抗菌性等の有効成分の作用が高まることが分かっているので、
しっかり高い数値のものを選ぶこと。
詳しくは以下の記事へ
一家に一つあれば薬いらず!?「マヌカハニー」選ぶポイント・効果効能・おすすめの食べ方。
■生産者の想いが伝わること
ネットが普及しているおかげで、生はちみつの生産者それぞれの想いを汲み取ることができます。ただ商品だけで判断するのではなく、どんな想いで作っているのか、
生産者それぞれの背景にあるストーリーから購入することも意味がある事だと思います。
上記にあてはまる生ハチミツを選ぶことが大事です。
生ハチミツならなんでもいい、というわけではありません。
IN YOUでも、現在こちらのマヌカハニーをお勧めしています。
普通のハチミツとは全然違ってとてもおいしいですよ!
マクロビオティックでは「はちみつ」は極陰性の食べ物。
生はちみつの注意点について
マクロビオティックの視点から観ると、
はちみつは身体を冷やす極陰性の食べ物とされています。
そのため食べれば食べるほど健康になる、というたぐいのものではありません。
いくら質がよくても、糖質中心の生活は健康を損ないます。
あくまでお菓子作りの際の白砂糖の代わりなど、
必要に応じた代替甘味料としての使い方をおすすめします。
毎日大量に食べるのは控えましょう。
しかし、前述してきたように生はちみつとはちみつは大きく異なります。
加熱することで酵素や栄養素が壊れたはちみつとは、栄養価に格段の差があります。
かつては天然の薬として珍重されてきたと言われるほどの生はちみつ。
そのパワーを日頃の健康維持に上手に役立ててほしいと思います。
※1歳未満の乳幼児にははちみつはNGです!
生はちみつについてまとめ。
先入観で物を選ぶことの危険性
生はちみつについて、どこまで知っていましたか?
私も過去は、はちみつの違いなんて知らなかったし知ろうともしていませんでした。
食について勉強を始めた当初も、白砂糖の代わりにはちみつだったら身体にいいでしょう!というくらい。
今は、思い込みや先入観のみで物を選ぶのは危険だということを痛感しています。
どんな食品でも同じですが、身体にいい効果効能があるからといって、
やみくもに信じて大量に食べたり、毎日続けるのは逆効果になります。
どのような食品にもほとんど必ず欠点があります。
使い方によって毒にも薬にもなるものが多いのです。
過信は危険、ということを覚えておいていただきたいと思います。
全てはバランス。
生はちみつは身体に良い栄養素がたっぷり含まれていますが、
大前提で糖質であることには変わりませんし、
甘味なので身体を冷やす作用があります。
すでに日ごろからからだが冷えていたり、
砂糖、添加物、農薬、アルコール中心の生活になってしまったりという方は、
既に陰性よりになっている可能性があるので、まずはお味噌汁やゴマ塩などで体を整えることに集中してください。
自身の身体の不調に目を向け、生はちみつを使うタイミングを自分でしっかり判断して取り入れてほしいと思います。
我が家では、マヌカハニーも常備してあります。
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