ずっと正しいと言われてきた「日本の三角食べ」は健康的ではなかった!その理由と、根拠をお話しします。
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いつもご愛読ありがとうございます。
わたくし池田歩は2014年から海外生活を始めましたので今年で4年目になります。
年末年始には実家に帰るようにしているので、毎年この時期には日本が恋しくなってしまいます。
家族、友人、恋人などなど、日本が恋しくなる理由は様々ですが、
日本に帰るのが一番楽しみなのはやっぱり「日本食」です。
海外でも先進的な地域であれば日本食レストランなどがあるのでしょうが、
僕の住んでいるメキシコのチワワ州は日本からの移住者も少ないこともあり、日本食のにの字もありません。
(はやく白米と納豆が食べたい。。。)
日本食の魅力はなんといっても御膳
日本食と言えば、白いご飯、魚料理、大豆製品、味噌汁などなど、様々な料理を思い浮かべるかと思いますが、
僕が日本食の特徴で特に素晴らしいと思うのは「御膳」というシステムです。
数種類の料理がそれぞれのお皿に取り分けられ、綺麗に並べられている日本の御膳。
海外にはない、日本独自の美的感覚から生まれた素晴らしい文化だと思います。
僕の住んでいるメキシコでは、お昼ごはんや晩御飯にはブリトーやタコス、ピザといった一品料理のみを楽しむスタイルが主流で、
数種類の料理が楽しみたい場合でもワンプレート料理が精一杯です。
僕はこの御膳が大好きです。好きなおかずを少量口に放り込み、その味を楽しみながら真っ白のご飯を頬張る。
これ以上の幸せはありません。
納豆1パックでご飯2杯は楽勝です。
「三角食べ」が基本
御膳のような日本食を楽しむ上で、三角食べは欠かせません。味のついていない白いご飯を楽しむために、おかずと一緒ご飯を食べます。
これは日本人だから出来る能力で、口内調味と言います。
おかずを食べ、ご飯。
そして汁物、もしくは副菜。と、品目が多いからできる独特の食べ方ですよね。三角食べは健康的ではない?
日本食を楽しむためのスタイルである三角食べは、必ずしも健康的な食文化というわけではありません。問題点は以下の3つです。
- ご飯を美味しく食べるために、おかずの味付けがより濃くなる。(塩分の過剰)
- いきなり炭水化物を摂取し始めることによる血糖値の急激な上昇。
- ご飯やおかずを味噌汁などの汁物で流し込んでしまうことにより、咀嚼がおろそかになる。
ご飯を美味しく食べるために、おかずの味付けがより濃くなる。
これについては個人差により大きく左右しますので一概には言えませんが、近年の食の欧米化により濃い味付けに味覚が慣れ始めてきていることは否めません。
味覚は普段の食生活により変化しますので、外食などの濃い味付けに慣れてしまった場合は
普段の食事も濃い味付けでないと満足できなくなってしまいますよね。
いきなり炭水化物を摂取し始めることによる血糖値の急激な上昇。
今回、特に問題視したいのはこの血糖値の急激な上昇です。いきなりご飯のような吸収の早い炭水化物を大量に食べてしまうことで、血糖値が急激に上昇します。
この血糖値の急激な上昇に反応し、膵臓から大量のインスリンが分泌されます。
インスリンは血糖値を下げる働きがあるホルモンですので、今度は急激に血糖値が下がってしますのです。
この血糖値の急激な変化は満腹中枢を狂わせ、空腹感を感じることができなくなる
他、インスリンが体脂肪の合成を活発にしてしまいますので、太る原因になってしまいます。
近年、食事前に摂取する食物繊維を含むサプリメントが流行っていますよね。
ダイエット効果があることを謳っていますがまさにその通りで、食事前に食物繊維を摂取しておくことで後に摂取する栄養素の吸収を緩やかにすることができます。
つまり、ご飯のような吸収の早い炭水化物を摂取しても急激に血糖値が上昇することがなくりますので、上記で紹介したような問題を解決することが出来るんです。
これは、わざわざサプリメントを購入する必要はありません。
三角食べには反してしまいますが、サラダのような食物繊維を含む副菜をご飯を食べる前に食べてしまうことで同じような状態を再現することができます。
ご飯やおかずを味噌汁などの汁物で流し込んでしまうことにより、咀嚼がおろそかになる。
食いしん坊な方にありがちな問題です。←僕
咀嚼をすることで満腹中枢が刺激されることは皆さんご存知かと思います。
また、口も立派な消化器官ですので、咀嚼をし食物と唾液をしっかりと絡めることが消化の一歩目となります。
この工程をスキップしてしまうと、その他の消化器官に負担をかけてしまうことになります。
消化器官も筋肉ですので、まずはウォーミングアップが必要になります。
汁物は本来食事の前に少し嗜んでおくと、消化器官が温まり消化能力が向上します。
食事の順番はフランス料理などのコース料理を参考にするべし
20代前半の若造である僕はまだあまり経験はありませんが、世の中にはコース料理というものがあるというではありませんか。決まった料理が順番にゆっくりと配膳されるコース料理は食いしん坊の僕にはすごくじれったいですが、とても健康的な食事方法です。
料理の順番も健康について考慮されているとか、いないとか。
まず初めはオードブルとして野菜やサラダなどが、続いて温かいスープが運ばれます。
先程も紹介したように、まず初めにサラダなどの繊維質なものを食べることで、
その他の栄養素の吸収を緩やかにし血糖値の急激な上昇などを避けることができます。
続いてスープですが、消化器官を温めウォーミングアップさせることで、
その次に運ばれてくるメインディッシュなどの高カロリーな食材をしっかりと消化することができます。
最後に運ばれてくるデザートは、砂糖をふんだんに使った料理で、血糖値を急激に上昇させてしまう可能があります。
しかし、胃袋の中はすでに他の料理で満たされいますので、デザートを食べたからと血糖値が急激なに上昇することはありません。
消化器官も他の栄養素の消化に忙しいからです。
この様に、コース料理の配膳の順番は非常に理にかなっていますので参考になるかと思います。
日本食を美味しく食べる方法である三角食べを否定しかねない内容でしたが、
いつまでも健康に食事を楽しむために今一度食べる順番を見直してみてはいかがでしょうか?
そのきっかけとなれば幸いです。
メインディッシュの前に野菜と汁物。
これだけです。
食べる順番を変えるだけで5年後の体が変わるかもしれません。
是非あなたも今日から試してみてください。血糖値のバランスを整える「カテキン」が豊富に含まれた
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