先進国で謎に増える骨粗鬆症の原因は何?|酸性体質を抜け出し食事のバランスをアルカリ性に調整する正しい食事の摂り方教えます
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先進国で謎に増える骨粗鬆症の原因は何?|酸性体質を抜け出し食事のバランスをアルカリ性に調整する正しい食事の摂り方教えます
骨粗鬆症の原因はなに?
世界には骨粗鬆症が多い国、少ない国があります。
特に多い国が、デンマークやノルウェー、スウェーデンと言われていますが、最近アメリカも増えています。
骨粗鬆症と聞いてもどこか他人事に感じる方も多いのではないでしょうか?
基本的には先進国で増えてきて、日本でも徐々に増えてきているのが実態です。
医学も発達し、栄養もとれている先進国にも関わらず、なぜ骨粗鬆症は先進国で増え続けているのでしょうか。
私も、以前は
筋トレやスポーツをしているから大丈夫、
タンパク質をしっかり摂っているから大丈夫
・・・と思っていたのですが、実はそうではないようです。
骨粗鬆症の原因はいろいろあります。
まず骨粗鬆症にもタイプ1、タイプ2とあります。タイプ1は基本的に50代〜70代くらいの女性に一番多いと言われていて
この方々にあてはまるのは、更年期障害に起因する女性ホルモンの異常が原因と言われています。
通常は更年期障害の女性や、運動不足による筋力の問題などが原因と言われています。
なぜ女性に多いかと言うと、妊娠・出産・生理など栄養を出すことに体を使うことが多いからです。
若い女性で、極端な食事制限やダイエットで生理が止まってしまうのは、血液によって、鉄が欠乏するのを防ぐからだと言われています。
若い頃からからだに負担を与え続けると骨粗鬆症になるリスクは早まります。
牛乳を飲まなくても骨粗鬆症にはならない。
骨粗鬆症はある程度年齢がいった女性だけがなるような問題と思われがちです。
要するに『タンパク質』が不足している、『カルシウム』が足りないから、
骨粗鬆症になると囁かれていますが、最近そうではないという結果がでています。
また『新版 ぼくが肉を食べないわけ』著者ピーターコックス氏によると
骨粗鬆症予防のために牛乳を飲む必要はない。
多くの中国人は酪農製品を食べずに、代わりに野菜からカルシウムを摂っている。
中国人は西洋人の半分しかカルシウムを摂っていないのに、骨粗鬆症は見つからず、にもかかわらず平均寿命は70であると記載しています。
日本も、昔の女性は『タンパク質不足』にも関わらず、骨粗鬆症に悩む女性はほとんどいまぜんでした。
あきらかに動物性タンパク質不足や、乳製品などのカルシウムは骨粗鬆症と関係がないように思えます。
ミネラルはpHバランスを整える役割がある
骨が担う大事な役割
実は骨には体を支える以外にとても大事な役割があります。
それは『ミネラルの貯蔵庫』だということです。
骨にミネラルを蓄えているんです。それはなぜでしょう。
まず『ミネラル』は、体のpHバランスを整える役割を持っています。
酸性に傾いた体を中和してくれるんです。
ここでいうpHとは、水素イオン指数といわれるもので、
酸性、アルカリ性のバランスを表現するシステムのことです。
例えば、水は中性で7で、酸性は7未満と言われています。
低ければ低いほど、酸性の度合は大きくなります。
酸性は7未満
・牛乳は6.5
・コーラは3
・胃酸は1.5
アルカリ性は7以上
これに対し、アルカリ性は7以上の数字です。
・血液は7.45
・膵臓から出される膵液は8.8
・炭酸水素ナトリウムは12
pHは、免疫システムにも大きく影響している。
基本的にpHは2つの大きなことに影響を与えています。
それは、『エンザイム酵素』と『酸素』です。
エンザイム酵素は、体の中で代謝活動をしてくれていて、
私たちの免疫システムに大きく関連している重要な物質です。
エンザイム酵素がそれぞれの器官で理想的な仕事ができなくなると結果、病気になってしまいます。
酸素に関してはいうまでもなく、血液が酸性に傾くと、血液内の酸素が普段よりも減ってしまうのです。
実は体をアルカリ性に保つために、骨は私たちの生きる重大な栄養素の一つであるミネラルを貯蔵してくれる大事な役割を担う器官でもあるわけです。
骨は自分を犠牲にしながら、私たちの体を守っている
私たちの体は『食べ合わせ』によって、体が酸性やアルカリ性に傾いてしまいます。
少しでも間違った『食べ合わせ』をすると、体は酸性に傾き、体のバランスを保つために、骨に貯蔵していたミネラルを使って、体を中和します。
しかし、これが毎日永遠に続けば、骨粗鬆症になるのは簡単です。
骨粗鬆症を防ぐには、『食べ合わせが大事』
体をできるだけアルカリ性に保つ食事を意識したいところですが、具体的にはどうすればいいのでしょう。
アルカリ性食品を積極的に食べるというのも一つの方法かと思うかもしれませんが、実はそれだけでは足りません。
また、現在は農薬や、遺伝子組み換え食品の体に対する害を心配している方多いかと思います。
なので、今回は食べ合わせについてご紹介したいと思います。
まず果物と他の食品を一緒に食べないことです。
これは消化にかなり負担をかけます。
炭水化物は1種類のみ、タンパク質も1種類のみで摂取した方がいい
昔流行った『ナチュラルハイジーン』や『フィットフォーライフ』という本では
朝にフルーツを食べて、デトックスをするという自然の法則を説明していましたが、あれと少し、似ています。
しかし、わたしが最も気をつけてほしい点があります。
果物であっても種類は1種類のみに限定してほしいのです。
それくらい消化にはエネルギーを使います。
炭水化物やタンパク質をとるときでも同じなのですが、
炭水化物も1種類のみ、タンパク質も1種類のみに絞って毎回の食事を摂ってほしいのです。
例えば、玄米と全粒粉パンを一緒に食べたり、サツマイモとジャガイモを一緒に食べるのは、出来ればやめたほうがいいです。
タンパク質であれば、卵と大豆はなるべく一緒にとらないのが理想です。
これだけでも、消化のスピードは全然違います。
特に3歳未満の小さな子供には私自身の経験上、2種類以上のタンパク質や炭水化物はかなり負担がかかるので今すぐやめて欲しいと思います。
子供の給食問題について
学校給食について、健康や美容に敏感なママたちは問題を抱えているかもしれません。
私も学生時代、給食にでてくる牛乳が嫌でした。
給食は残すと怒られる変なシステムだったので、苦痛でした。
しかし、飲まないと周りから変な目で見られたりするので厄介です。
しかし、日本ではまだまだ『牛乳信仰』があります。
背が伸びるとか、体を作るとか、間違った情報のオンパレードです。
私は、『子供は牛乳アレルギー』と言って、飲ませないようにしています。
しかし、食べ合わせについては、子供が判断するには難しいところもありますね。
朝食や夕食など、目が届く範囲で親御さんがしっかりと調整してあげると良いですよ。
これからは消費者、そして親も賢くなければいけない時代
これからは親も賢くないといけない時代になってきます。
医療は発展していますが、食に関しては、深く知っているのと知らないのでは大きく差が出てきます。
病気やアレルギーの問題もさらに深刻になってくるはずです。
骨粗鬆症の話から少し話がずれましたが、まずは子供の親であるあなたが、食についてしっかりと学んでいれば、
自分だけでなく、子供や家族の健康を守ることができます。
人ごとではなく、これを読んで、少しでも生活に取り入れていただけると嬉しいです。
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