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骨粗しょう症の女性患者は男性の3倍! 食品添加物でよく聞く「アレ」も要因の一つ?若くして寝たきりにならないために今からできる対策法

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日本でどのくらいの方が、骨粗しょう症になっているかご存知でしょうか?

なんと、日本全国の患者数1,200万人!

実は、骨粗しょう症は、女性に多い病気なんです。

男性も高齢になるとリスクは高まりますが、
全国の患者数1,200万人のうち女性は980万人、
男性は300万人程度と女性のは男性の3倍以上の患者数っとなっています。


女性は要注意!骨粗粗しょう症の原因とは




骨密度は女性の場合、18歳くらいでピークに達し、
40代半ばまではほぼ一定を維持しますが50歳前後から低下していきます。

その大きな要因は女性ホルモン分泌量の減少です。

そこに加えて腸管でカルシウムの吸収が悪くなり、
ビタミンDをつくる働きが弱くなることや運動量の低下などの理由で
骨密度が低下することとなります。

骨は日日骨が細胞と破骨細胞によって新陳代謝されていますが、
加齢とともに骨吸収が骨形成を上回るようになって骨粗しょう症につなながりやすくなります。


女性の骨粗しょう症の患者数が特に多く、
患者数の80%を占めているのはこの加齢と閉経に関係があります。

女性ホルモンの一種のエストロゲンは骨の新陳代謝の際に骨吸収を緩やかにして
骨からカルシウムが溶出するのを抑制する働きがあるため、
閉経してエストロゲンの分泌が低下すると急速に骨密度が低下してしまうのです。


特に気をつけたいのは大腿骨骨折で、
それまで元気だった人でも大腿骨骨折をすると寝たきりになってしまうリスクがあるのです。

加齢によるもののほかに、過度なダイエットや運動不足、糖尿病や関節リウマチや慢性腎臓病といった
特定の病気なども骨粗しょう症のリスクファクターとされますが、更に日常的に気をつけたい要因があります。

それは添加物です。

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添加物が骨粗しょう症の危険因子になることも!



日本には現在、様々な加工食品が流通しています。
その中でも高い頻度であらゆるところに食品添加物として使用されている、
リンが骨粗しょう症の発症リスクを高めるといわれています。


食品添加物としてのリンは、リン酸塩や縮合リン酸塩、ピロリン酸、ポリリン酸、メタリン酸などと表記され
保存性を高めたり結着剤としてハムやソーセージなどに利用されるなど幅広く利用されています。

リンはカルシウムと結合し、骨を形成したり、エネルギー代謝を仲介するミネラルで
細胞に含まれる成分のひとつのため、日本人に不足しがちなカルシウムと違い多くの食品に含まれるので
摂りすぎることはあっても、摂取不足のおそれはないと言われています。

東京農業大学の研究ではリンの腎臓への影響についてラットでの動物実験の結果を公表しています。

これによると、飼料中リン濃度を正常の5倍量の1.5%に調整した高リン食をラットに投与し観察したところ、
腎臓中のカルシウム、リンの濃度が増加したとあります。

更に光学顕微鏡で視覚的に確認も行ったところ多量のカルシウム沈着が認められたことから、
リンの過剰摂取が腎臓にカルシウム沈着につながり石灰化を引き起こすとされています。

引用:東京農業大学『腎臓の石灰化を発症 リン過剰摂取の影響を研究』

このようにリンの過剰摂取は生体への影響が認められています。

副甲状腺機能が異常に活発になってしまい腎機能の低下が起こり、
腎臓や大動脈などに石灰が結着し様々な病気の原因となり、
カルシウムの吸収を阻害するため骨を弱くしてしまい骨粗しょう症の原因となってしまうのです。

そのほかにも亜鉛を吸着して対外に排出してしまうことで味覚障害を引き起こすなどの弊害もあります。
それでは、食品表示を見てリンの摂取をしないようにすればいいのでしょうか?

答えはノーです。
リンの弊害は40年くらいまえから報告されており、
消費者がリンの摂取をしたくないと食品業界は知っています。

そこで、食品衛生法で認められている一括表示のルールを適用し、
リンの存在を消費者に悟られないようにしているのです。

例えば、「調味料(アミノ酸等)」と表記されている場合、化学調味料のグルタミン酸ナトリウム、
コハク酸ナトリウム、リボヌクレオチドが併せて使用されての表記となります。
しかし、ここにリン酸塩が加えられていても一括表示のルールでは
「調味料(アミノ酸等)」で認められるのです。

更に、「pH調整剤」と表記されている場合も、食品の保存性を高め品質を高めるという目的のもとに
使用用途が一緒であるという理由で複数の添加物を使用していても一括表示が認められるため、
リン酸塩と別途表記しなくてもいいということになります。

食品表示は本来、消費者にどのような原材料がはいっているのか示すことで
安心してもらうという大きな目的があるのですが、これでは制度が食品企業に都合よく利用されており
消費者はかえって不安な状況におかれているといわざるを得ません。


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骨粗しょう症を防ぐには



私たち女性は特に気をつけたい骨粗しょう症。
食事と運動で予防していくことが大切です。

食事で日常的に骨を強くしよう

まず、食事面では食品添加物が多く含まれる加工食品は避けるべきです。
オーガニックな食品を選択し骨を強くする食生活を心がけましょう。

骨を強くするための食事は、カルシウムやビタミンDを意識して摂ることがポイントです。
カルシウムが多い食品は魚介類、大豆製品、乳製品、野菜海藻類で、
その中で魚介類であれば干しえびは10gで710mg、大豆製品は生揚げ1枚120gで288mg、
牛乳は1杯200gで220mg、海藻類のひじきは乾燥した10gで140mg、
野菜類の小松菜は1/4束の95gで162mgとなっています。

日本人はカルシウムが不足しがちで、平成27年度の国民健康・栄養調査では
カルシウムの一般食品からの1日の摂取量は517.3mgで、
骨粗しょう症治療のための推奨量は700~800mg、50歳以上の女性の推奨量650mgを下回っています。

カルシウムの吸収を促進させるビタミンはDを多く含む干ししいたけやきくらげといったきのこ類や
秋刀魚やしらす干しといった魚類を一緒にとることもより効果的です。

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厚生労働省ではカルシウムの摂取量の上限値は2300mgとされていますが
過剰に摂取することは通常の食事では一般的にはありません。

ただ、サプリメントなどで補う場合は上限値に留意が必要で、
過剰に摂取した場合は高カルシウム血症や前立腺がんなどの病気につながったり、
鉄や亜鉛といったほかのミネラルの吸収を阻害することも知られています。

引用:公益財団法人骨粗鬆症財団

また、市販のサプリメントは添加物を使用しているケースもあり、
カルシウムのサプリメントを選ぶ際は過剰摂取への注意以外にも
オーガニックなものかどうかにも気をつけましょう。

運動で丈夫な骨を築こう

骨を丈夫にするには適度な運動も必要です。

スクワットや腹筋といった筋トレをしたり、
ウォーキングをすなど日々できる運動を日常的に行いましょう。

また、カルシウムの吸収をサポートするビタミンDは日光を浴びるとより効果的に働くため、
外での運動は太陽のでているもと行うとより有効です。
ただ、がんばりすぎて転んで骨折してしまっては元も子もありませんので、
あくまで無理のない範囲で運動を行うことが大事です。

骨粗しょう症に今から気をつけて健康な生活を



私たち女性はどうしても骨粗しょう症のリスクが男性よりも高いという事実があり、
女性である以上は仕方ない部分があります。
しかし、添加物大国の日本ではそうしたどうしようもない原因以外にも、
添加物によって病気のリスクが高まるという解せない現実もあり、
そこには食品業や国民の健康より利益を優先させる政府の思惑が透けて見えます。

安全だという政府の見解があっても、
少しでも危険性があるのであれば危険な食品は選択すべきではありません。

私たち女性が、健康で素晴らしい人生を手に入れるには
オーガニックな生活を送ることはとても大事なことなのです。


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