何故あんなにおりものが多かったのか?長いこと止められなかった甘い物がもたらした大きすぎる代償。甘いものを食べることを、やめられませんでした。癌になって子宮と卵巣と卵管を失うまでは・・
本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
砂糖を含む甘いものが、どうしても断てなかった自分
小さい頃から甘いものが大好きだった私。
食べるのも好きだし、作るのも好き。和菓子でも洋菓子でもなんでも来い!
自分へのご褒美ももちろんのこと、ご褒美じゃなくて慰めでも
また何も理由がなくたって、以前までの私は、甘い物なしの生活って絶対考えられませんでした。
ストレスだらけの生活で、甘い物が私を救ってくれていたと思っていた時期もありました。
しかし実際には甘い物を食べるせいで余計にストレスが溜まっていたとは思いもよりませんでした。
本やネットなどどこかで読んで知識として知っていたような気もしますが、それでもなぜか他人事で自分の頭の上を通り過ぎていくような感じでした。
そう、これって、「うちの子に限って」とか、「自分は違う」っていうよくある勘違いなんですよね。自分の心に響く情報は、受動的ではなく能動的に摂取せよ
私は、IN YOUライターになる前から、実は読者としてIN YOUをいつも楽しみに読んでいました。
しかし、自分が癌になって初めてわかることが沢山ありました。
例えば、
ただ読んで、読み流しているだけではいけない、ということ。
読んで参考になったら、是非実行すべきである、ということ。
自分の直観に強く響いてきたことは、後回しにしないでその場で試す必要がある、ということ。
もちろんテレビを受動的にただ見て情報をインプットされる、よりは遥かにいいのですが、それでもみんなどこか他人事の人もまだまだ多いのではないでしょうか?
あるいは興味があっても、「私には実践できない」とか「難しそう、高そう」と壁を作り決め込んでいる人もいると思います。
何かを読んで一時的に知識が増えても、その後の能動的な行動が伴わなければ意味がないとつくづく思いました。
砂糖の害についてはいろいろな記事が書かれていて、私も頭では分かっていました。
IN YOUをはじめとして様々な記事では白い砂糖のよくないところについて述べられていました。
しかし、それでも、まるで最後の砦のように、
『ダメ、私には甘いものをやめることなんて絶対無理!』と思っていました。
癌になって子宮、卵巣、卵管を失うまでは甘いものを食べることを、やめられなかった
できない、無理!!って思うことで自分自身に授けてしまう免罪符
心理学では、『できない』というのは、『やりたくない』ということと翻訳される
そうですが、
甘いものに関しては私は全くその通りでした。
癌になって子宮、卵巣、卵管を失うまでは。残念なことに、人間は、本当に大切なことは、やっぱり痛い思いをしないとなかなか分からないようにできているのでしょうか。
『できない、無理、絶対だめ』って思うことで、いや、自分に思い込ませることで、それに向き合うことをしない、免罪符を自分に与えているのです。
だって、『本当はしたいんだけど、できないんだよね』って言うことは簡単です。
すごく便利な言い訳になりますもの。
できないのではなく、したくないだけ
できないんじゃなくて、したくないのです、ほんとは。
本当にしたかったら、どんなに万難排してもやってしまうもんなんです。
だから、この頃は、自分が、『いや、そんなの絶対無理!自分にはできない』と自分自身や他人に言う瞬間をなるべくキャッチしたいと思っています。
また、他人がそう言ったとしたら、ああ、この人は実のところ、できないのではなく、ただやりたくないってことなんだなあ、と脳内翻訳するようにしています。いずれにせよ、砂糖に関しては、私はそういう巧妙な言い訳を本当に長年の間、言い訳とも思わずに使ってきてしまったのでした。
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¥ 4,090(税込)なぜ排卵が簡単におりものの変化で分かるようになったのか
以前初めてIN YOUで以下の記事を書きましたが、書き足らなかったことがあります。
下記の記事を参照:
子宮筋腫、子宮体癌
私は面倒くさがりで、基礎体温をつけたことはあまりありませんでした。子宮筋腫があっても妊娠には問題なかったせいもあります。
排卵日がいつかよくわからないという人も結構いますが、私の場合は、おりものの状態がかなり変わるのですぐ分かりました。
でも、よく考えてみると、そういうことに気付いたのは、30代になってからだったと思います。
おりものの量がすごく増えて、また粘性も強くなるので
普通の日とは違うことがすぐわかるのですが、10代、20代のときにはなかったような気がします。
女性の場合は、妊娠、出産に伴ってかなりホルモンに異常がでるケースがあります。
私の場合もそれだったのかもしれません。
亜急性甲状腺炎になって全く動けなくなったこと
そういえば、やはり30代で、子供がまだ小さいときに、突然亜急性甲状腺炎になったことがありました。Thyroid Problems
急に起き上がれなくなり、身体中の細胞が一斉にサボタージュしたような感じでした。
どこにも傷や目立った症状がなかったので、周りの人になかなか分かってもらえず、
それこそ怠惰で休んでいるのでは、と思われて大変辛い思いをしました。
でも、本当に、身体のどこにも力が入らないのです。
しかもなんの前触れもなく突然起きたので、最初は全く何がなんだか分かりませんでした。
一か月くらいで治ったのですが、女性は妊娠、出産を通してホルモンがものすごく影響を受けるのできちんとモニターした方がいいと言われました。
でも、子供が小さく手がかかると、どうしても自分のことが後回しになります。
それに、一時期どんなに辛くても、よくなると、喉元過ぎれば、ですぐ忘れてしまいます。
自分の健康のことはいつも後回しにしてしまっていました。
今考えると、やはり私の身体には、ずっと以前からホルモンの異常が起き続けていたようです。
気づかなかったというより、見て見ぬふりをしていたと思います。
おりものの多さは、糖分を沢山とっていたから?
よく観察していれば気がついていたはずだった、おりものが教えてくれたこと
自分の排卵がすぐわかるほど、おりものの量が増えて粘りが強かったこと。
でも、10代、20代にはそれほどでもなかったこと。
30代以降、それがどんどん顕著になっていったこと。
全摘手術を受けるまでの数年間は以前にも増しておりものの量がとても多かったこと。
生理がいつも重くて期間も長く大変だったこと。
筋腫があって、だんだん大きくなって数も増えていったこと。
卵巣も良性だが嚢腫が見つかったこと。
今、こうやって思い返せば、これらの事実の羅列から読み取れるサインは、色々あったのです。
でも、例えば不正出血のように急に変わったことが起きる、というのでなく、いつも同じようなことが起きていれば、あまり疑問も持たず、こんなもんなのかな、で片づけてしまうことが多いはずです。
それでも、一歩下がって、ここに書いたことを、第三者の目で客観的にみようとしたとしたら、何かちょっと変だなという感じがするかもしれません。
これらの事柄は、決して単独で無関係に起きているのではなく、
何かお互いに関係しあっているのではないか、すべてを鑑みれば、そこに共通して繰り返し流れている、
何か強いメッセージがあったのではないか。
そう思ってやみません。
残念ながら、私はそういう視点で自分の健康を考えてみることができていませんでした。
糖分の害などについても詳しく書いてあるのでこうした本は参考になります。参考:「子宮を温める健康法」
ルーツを考えれば一目瞭然ですが、もともと我々人間の身体は、そんなに沢山の糖や脂肪を摂るようにはできていません。
過剰な余計なものを摂ったら、肥満という外に見える形の変化も起きますし、内臓にくっついたり肝臓や膵臓を弱らせたり、
内分泌系や循環器系にダメージを与えたりします。
体の中で起きている、見えない影響の方が本当に怖いです。
私の子宮は、下からは生理用品の有害化学物質 。
上からは私がむやみやたらに摂取する砂糖やその他の糖分で、もう本当に悲惨な状況だったと思います。
手術をしたとき、天に返した、と思うことにしました。
無事お役目を果たしてくれて天国に返った、どうも有難う、と考えました。
しかし、それまで本当にどれだけ私が心無い仕打ちをしていたのか、今となってはごめんなさいと謝ることしかできません。
せめて、過去の無知を恥をさらして書いて同じような経験をする人を一人でも減らせるようにここで警鐘を鳴らすことで贖罪にしたいと思っています。
ヘルシーと言われた日本料理にすら砂糖が使われている
身の回りにある見えない砂糖
小さい頃からお菓子やケーキ等スイーツが大好きで、自分で作るのもすごく好きでした。
子供ができると、嬉々として手作りのお菓子を作り、子供が大きくなって仕事にかまけるようになってからは甘いものを食べることがストレス解消になっていました。
血糖値が上がっていると言われても、止められなかったですし、癌が見つかる直前は、仕事が本当に忙しくて外食ばかり。
でも、甘いものでなくても、和食である煮物でさえも砂糖がかなり入ってしまっています。
日本の伝統料理に砂糖が入っているのは当たり前だと洗脳された私たち日本人
ためしに、今、どの料理のサイトでもいいですから、何か一般的な、日本食のレシピを見てください。どんなものにも、ほとんど醤油と砂糖がセットで使われていると思います。
砂糖は昔はぜいたく品だったのに、大量生産されて誰にでも簡単に安く手に入るようになりました。
今、日本の家庭から砂糖を追い出したらきっと誰も料理ができなくなってしまうのではないでしょうか?
化学的に精製した、ミネラルも何もない砂糖がベースになっている調理法でしか、和食は語れなくなってしまっていますが、
それは日本の長い歴史の中でほんの150年から100年前からのことにすぎないのです。
それでも、私たちは、小さい頃から、甘辛く煮たものをなんの疑問もなく食べさせられ、ごくごく当たり前のように受け入れて育ってきました。
それが和食という、世界に誇る日本の文化だ、などと洗脳されて。
自戒を込めて、それは決して伝統的な文化ではない、と強調したいと思います。いずれにせよ、砂糖の害を避けるには、単に甘い物を避ける、ということだけでは十分ではないということですね。
どうしてもやめられないあなたへ・・・糖反射のイメージトレーニングをしてみましょう。
癌になって、いずれ誰にでも訪れる死というものが、自分で思っていたよりも早く自分に訪れる可能性があるということに直面して初めて、有限な命をより生かして生きていきたいと思うようになりました。
糖が入ると胃の蠕動運動が止まる、という糖反射を知ってからは、
胃がブランコのように揺れている様子と、そこに糖が入ってきてそれを強制的に止める様子を頭の中でイメージしました。
また、血糖値が急上昇したり、血管が古い水道管のように詰まったり、いろいろな身体の問題をイメージ化してみました。
そうすると、自然に甘いものを食べたい、という欲求が減ってきました。
糖が当たり前ではない生活を送ってみてわかったこと
白米から玄米、麦飯や雑穀を積極的に食べるようになり、白いパンも口にしなくなりました。
それらを食べなくなると、逆に久しぶりに沢山食べたときに気持ちが悪くなることが分かりました。
でも、外食をはじめとし、見えないところに料理の過程で使われている砂糖も沢山あります。
先日、以前使っていたレシピで煮物を作ったとき、砂糖がたくさん入っていたのですがうっかりしてそのまま作ってしまいました。
前は美味しいと思っていましたが、やはり甘さがきついと感じました。
でも、なんと、その直後に急にもっと甘いものが欲しくなってしまって、いくつかお菓子を食べてしまいました。
しかも急にそういう欲求に憑りつかれてしまって、他のことを考えられない、というちょっと狂おしい感じのものだったので、
ああ、やはり砂糖というのは依存性があるんだなあと身をもって分かりました。
アル中だった人が何年か断酒しても、油断して飲んだたった一口の酒が
またすべてを狂わす、という例をよく見聞きします。
糖分も同じなんだなあと痛感しました。
一回リバウンドすると、なかなかまた元には戻れません。
大人の私でさえこうなんですから、まだ小さい子供には
砂糖はどのくらいの破壊力を持っていることだろうと思います。
日本の誇る本当の伝統食は、砂糖の要らない発酵食品豊かな食事
アメリカでも10年くらい前からUMAMIという言葉が流行りだしましたが、
どうも本当にきちんと理解されているか怪しい気もします。
大きくアミノ酸系と核酸系に分かれるうまみは、チーズやトマトの中にも
入っているものですが、日本食とUMAMIがくっついて認識されたので、UMAMI Ingredientsということで
昆布やかつお、それら自体がうまみと思っている人が多いようです。
まあ、あながち間違いではありませんが・・。
Haccho Miso Barrel
日本が本当に誇れる食品は、なんといっても発酵食品だと思います。
しかも、国菌とされる黄麹菌から作られる味噌、醤油、日本酒、酢、味醂。
そして、化学的に合成されるまがい物ではなく、純正な、添加物のない、昔からの製法で作られる発酵食品を使った、砂糖抜きの料理。
考えると、私の子供のときには朝食はいつも殆どパンでした。
便利なマーガリンが登場し、バターよりも手軽に使っていました。
植物油脂だからもっと身体にいい、などという謳い文句を皆、信じ込まされていたのです。
さらに信じられないことには、五年生で始まった家庭科では、なんと、野菜を台所の合成洗剤で洗う、ということが書かれていました!
子供心になんか変、っていう気もしていたのですが、高度成長の物質偏重、科学万能の風潮の中では、先生もその教科書に沿って教えていたものでした。本当に今となっては信じられないことです。
いつもの当たり前、幼少期から教えられてきている当たり前を疑うことも重要です。
完全糖断ちが難しいときは
そうは言っても、Cold Turkeyと言って急に止めると反動もありますし、少しずつ砂糖を減らしていく方法が現実的かもしれません。
砂糖の代わりに、味醂や煮切り酒、玄米甘酒等、そして、値段が少し張っても添加物のない、本物を使って、
長年の砂糖の蓄積による舌の麻痺を少しずつ解いていきましょう。
オーガニック食品やコスメをお得に買えるオーガニックストアIN YOU Market
IN YOU Market白砂糖抜き料理で、健康生活!IN YOU おすすめの、オーガニック食品
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