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実践した私が教えます!生まれ持った排泄能力を活かす「おむつなし育児」のやり方。赤ちゃんだって自然に排泄したい!

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【「赤ちゃんはおむつで排泄するのが当たり前」だと思っていませんか?】


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赤ちゃんはトイレを覚えるまで、おむつの中で排泄するものだと思っている人は多いですよね。

生まれた時からおむつをしていますし、最低でも歩けるようにならないと、おむつを外すことなんてできるわけない、
というのが、世の中の常識となっています。

しかし、赤ちゃんは本当に、生まれた時からおむつの中に排泄する能力を持っているのでしょうか?

赤ちゃんはおむつが濡れると泣きますよね。

それは、排泄物が体に触れて気持ち悪いからということは、子育てをした人なら誰でも容易に想像がつくでしょう。

自分の体を排泄物で汚したくないという気持ちは、赤ちゃんが生まれ持った本能です。
赤ちゃんは生まれた時から、「体を汚さないよう自然に排泄したい」という欲求を持っています。

ですから、おむつの中で排泄することは、おむつを当てられて学んだ結果であって、当たり前の行為ではありません。
むしろ、赤ちゃんにとっては不快な行為であり、不自然なことなのです。

私たち母親は、子供たちに自然な形でのびのび育ってほしいと願っていますよね。
排泄行為も初めから自然に行えるとしたら、赤ちゃんにとっても親にとっても、喜ばしいことでしょう。

実は、赤ちゃんの生まれ持った排泄能力を活かして、自然な形でおむつから卒業できる「おむつなし育児」という方法があります。
私は長女出産時に「おむつなし育児」を実践して、お互いにストレスなくトイレでの排泄につなげることができました。

そこで今回は、生まれ持った排泄能力を活かす「おむつなし育児」について考えていきます。

【近年おむつ離れが遅くなってきている】

おむつがとれるのが一歳分も遅くなっている現状


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ドラッグストアに行くと、大きなサイズの紙パンツが増えたことに気が付きました。


おむつをしている年齢って、せいぜい3歳くらいまでと思っていたのですが、
今は寝る時だけつけている大きな年齢の子供が増えてきています。

1990年には平均で2歳4カ月でおむつを卒業していましたが、2007年には3歳4か月と、なんと1歳も遅くなっているのです。

遅くなっている背景には、おむつに慣れてしまっている子供の増加や、トイトレは急がなくてもいいという風潮などがあります。

布おむつを使っている家庭では、おむつを付けていることが不快だということは、赤ちゃんでもわかっています。


しかし紙パンツの場合、吸収性や肌触りの良さを追求するあまり、排泄しても不快感がほとんどないつくりになっています。
そのため、子供たちもおむつからトイレへ移行する必要性を感じていないのです。

一方親たちも、弱い子供たちをストレスにさらさないよう、子供に負担の大きいトイトレを先送りするようになってきています。
「大人になっておむつをしている人はいないから大丈夫」と、自然に外れる日を待っているのです。

その結果、おむつ離れする年齢がどんどん遅くなってきているのです。


【おむつ内の排泄ではおしっこを溜める筋力がつかない】

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一般にトイトレを始める目安とされるのが、おしっこを貯める量が増え排尿間隔が長くなってきた時期です。
1~2歳でおしっこの貯まる間隔がわかり、膀胱も大きくなってくるとされています。

しかし、おむつの中で排泄することが当たり前になっていると、排尿間隔はなかなか長くなりません。

なぜなら、おむつの中で排泄するということは、いつ排泄してもいい環境であるため、おしっこを我慢する必要がないからです。

つまり、おむつ内での排泄は、垂れ流している状態なのです。

おしっこを我慢するためには、体の筋肉を使う必要があります。
筋肉は使わないと衰えるので、垂れ流しの環境では鍛えることができず、いつまでもおしっこを貯める量は増えないのです。

【「おむつなし育児」とは】

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私は長女を出産した時に「おむつなし育児」を実践しました。

この「おむつなし育児」とは、おむつの中以外の場所で排泄をさせてあげる方法のことです。
赤ちゃんが排泄したいという気持ちを察知しておむつを開くことから、排泄コミュニケーションとも呼ばれています。

「おむつなし」というと、全くおむつを使わない育児や早期教育と勘違いされることが多いでしょう。
確かに「おむつなし育児」を行っている家庭では、布パンツやトレパンを履かせていることが多いですが、最初からおむつを使っていないわけではありません。

また、開いたおむつの上で排泄させることだってあります。

「おむつなし育児」とは、おむつを全く使わない方法ではなく、おむつだけに頼らない育児方法なのです。

【赤ちゃんだって自然に排泄したい】

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長女に「おむつなし育児」を実践したのは、首が座った2カ月の時です。
朝起きてすぐにおむつを開いて、トイレに座らせてみました。

すると、気持ちよさそうに排泄したんです。


今でも感覚が過敏な娘にとって、肌に触れずに排泄することは、この上ない幸せだったと思います。
トイレで排泄した後はとても機嫌よく過ごしていたので、私も普段より穏やかに接することができました。

実は、赤ちゃんは生まれながらに「体が汚れないように排泄したい」という欲求を持っています。
ですから、赤ちゃんだっておむつの中で排泄したいわけではありません。
私たちがトイレに行って排泄するのと同じような形で、自然に排泄し綺麗な体を保ちたいのです。

【とにかく一度「おむつなし育児」を試してみよう】

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「おむつなし育児」の良さを知るためには、実際にやってみることが一番です。

やり方は簡単。



おしっこが出そうなタイミングで、おまるやトイレに座らせるだけです。


首の座っていない赤ちゃんの場合は、ママの腕にもたせかかるような感じで体全体を支えると排泄しやすい体制になります。
この姿勢であれば、開いたおむつの上でさせてあげても大丈夫です。

おしっこのタイミングがわからない時には、朝一番に行うと成功しやすいでしょう。


とにかく、おむつの中以外で排泄するという体験をさせてあげることが大切です。
赤ちゃんにとって自分で排泄するということは、本能に従った行為であり自然なことなのです。

ですから「おむつなし育児」を一度試してみると、赤ちゃんが満足していることがわかることでしょう。

【生まれ持った本能を活かす育児をしよう】

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私たちは親として、子供たちに自然とのびのび育ってほしいと願っています。

自然な育児とは、親や周りの都合に合わせるのではなく、子供たちの持っている能力を活かしながら、親子ともに成長していくことではないでしょうか。

「おむつなし育児」とは、まさに赤ちゃんの生まれ持った能力を活かす育児方法です。
本能を活かすことで、お互いにストレスなく快適な日々を過ごすことができることでしょう。

まずは一度「おむつなし育児」を試してみませんか。
赤ちゃんがおむつの中で排泄することが当たり前ではないことを実感することができますよ。
毎日頑張るママさんに少しでもお役に立てれば幸いです。

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