あなたの血管年齢、大丈夫?血管力を高め血管を強くする食べ物を教えます(前半)
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こんにちは!
薬剤師のNOZOMIです。
血管系の疾患の原因
そろそろ秋の健康診断を受ける方も増えてくる時期なのではないでしょうか。年齢を重ねるにつれて、増えてくるのが
●高血圧
●高脂血症
●糖尿病
●痛風
などなど、いわゆる血液系の疾患が増えてきます。
「まあでも、病院の薬で数値をコントロールしてるから大丈夫だよ」
と思っている方。
血管年齢は大丈夫ですか?
コレステロールや血糖値、尿酸値などを薬でコントロールしていても、血管に受けたダメージまではケアしきれていないのが現状です。
また、日々の生活でも血管にダメージを受けているのをご存知でしたか?
血管が急に破れてしまった!
なんてことが起こらないためにも○○を使って、血管のダメージをケアしていきましょう。
そもそも、なんで血液の数値が高いとどんな影響が身体にあるの?
高血圧、高脂血症、糖尿病、痛風って実際どんな疾患なの?
健康診断などで良く聞く「高血圧」
「高脂血症」
「糖尿病」
「痛風」
実際、どんな疾患で、どんな健康リスクがあるか知っていますか?
何となく良くないのは知っている血管が破れて、心筋梗塞や脳梗塞になりやすくなる?
風が吹くと激痛が起こるんだっけ?
と、詳細な情報を知らないため、「実際にどこかが痛いわけじゃなし、自分は大丈夫」
「薬を飲んでおけば大丈夫」「数値さえ下がれば平気でしょ」
などなど。
リスクを知らないために安易に考えている人も多いと思います。
これらの疾患で実際に身体に起こること。
更に、プレ段階でもこれらの疾患でダメージを受けている血管の事を知るとしっかりとケアをしたくなるはずです。
また、病気というほどではないけれども何となくダルい、なんとなく調子が悪い
セルライトが気になる静脈瘤みたいなものが出来た気がするといったお悩みも全て血管と血液からきているのです。
おさらい!血液の数値が悪いと起こる身体への影響
●高脂血症
高脂血症は、良く悪玉コレステロール値が高い、中性脂肪が高いという話題で知っていると思います。
高脂血症の場合、自覚する症状はほとんどありません。
高脂血症を放置することで、血管に脂が溜まって、血栓という詰まりを起こしたり
血管が硬くなり動脈硬化を起こすことで、心筋梗塞、脳梗塞、血管の破裂という症状がでてようやく自覚症状や命の危険を感じると思います。
●糖尿病
糖尿病は1型と2型で症状が若干違いますが、高脂血症と違い、疲労感や頻尿、のどの渇きなどの自覚症状があるため日常生活で不便さや不快感を生じることがあります。
ですが、激しく痛い、辛いという症状ではない場合こちらも放置する方が少なくないようです。
糖尿病を放置することで、糖尿病の合併症を引き起こします。
合併症は、血糖が高いことで、毛細血管が詰まったり、変形したり、損傷を受けて生じます。
主な合併症は、糖尿病性神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病腎症です。
どの合併症も、毛細血管が破壊されていくことで、細胞が壊死、臓器の機能が低下、停止します。
そのため重篤な場合は、失明だったり、透析になったり、壊死部分の切断が必要になります。
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●痛風
痛風は、今回の血液系疾患の中で、症状が激しいので放置されることは少ないようです。尿酸値が高くなることで、激しい痛みを生じるため、風が吹いても痛いと読んで字のごとくの症状です。
痛風の場合を放置すると、尿酸塩結晶という結晶が生じたり、尿酸結石といって塊にまでなるので、
血管が傷つくのは想像がたやすいかと思います。
尿とつくぐらいですから、腎臓の毛細血管などが破壊されることで、腎不全や透析になる場合があります。
●高血圧
高血圧症は、サイレントキラーと言われるぐらい、自覚症状がほとんどありません。
そのため、数値が高くても放置されることが多い疾患でもあります。
高血圧症は、血管に圧力がかかることで、血管に負荷がかかり、動脈硬化になりやすく、心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こします。
このように、整理してみるとどの疾患も、血管に負荷がかかることにより、
心筋梗塞、脳梗塞、細胞の壊死などを引き起こす原因になるというのが分かります。
病院のお薬は、この血糖値や尿酸値、コレステロール値を改善してはくれます。
そのため、流れる血液自体は正常に戻りますが、一度負荷がかかった血管のケアはされていないのです。
https://youtu.be/IjUU6Q0ObNU
そもそも動脈硬化ってどうやって起こるの|原因とは?
さて、動脈硬化、動脈硬化と連呼していますが、
厳密にいうと、動脈硬化は、字と違い、血管が硬くなる訳ではありません。
字だけ見ると、ゴムホースのような血管が、
硬くなってパキンと折れてしまうイメージですが、ちょっと違います。
血管は、3層で成り立っています。
内側から、内膜、中膜、外膜と言います。
①先ほど挙げた、コレステロールや血糖、尿酸塩結晶、高血圧による圧力の負荷の他、活性酸素などで内膜の細胞が傷つきます。
②傷ついたことにより、内膜と中膜の間に、脂肪やコレステロールが溜まりやすくなります。
この溜まったコレステロールや脂肪のことを「プラーク」と言います。
③プラークがどんどん大きくなったり、プラークが破けてしまい血の塊ができて、
血栓ができると、血管の一部がふさがってしまいます。この事を動脈硬化と言います。
④血液は絶えず流れていますので、プラークや血栓でふさがっている部分に圧力がかかり、
耐えきれなくなった血管は破れてしまうのです。
① に書いたように、内膜が傷つくのは、血液系疾患をお持ちの方だけではありません!
血液系疾患のある方は動脈硬化のリスクが高くなるだけで、実は、健康診断に引っかからない場合でも細胞は傷ついてしまいます。
健康診断に引っかかっていなくても実は血管に負荷がかかっているのです。
さて、以前「よく耳にする「還元」って一体何? 体のサビを防ぐ還元力のある食べ物とは。薬剤師が教える正しいアンチエイジング方法」でも話題にしました、活性酸素!この活性酸素が血管の内膜を傷つける要因なのです。
簡単に言うと、活性酸素が大量発生すると細胞を錆びつかせます。
血管も細胞ですから、血管も錆びてしまいます。
先ほど挙げた、血液系疾患の過剰な脂質、糖質、などと活性酸素がタッグを組むと、
過酸化脂質や細胞の糖化などですごいスピードで血管をぼろぼろにして、動脈硬化を引き起こします。
そのため、血液系疾患を持っている方は要注意!
なのですが、血液系疾患にかかっていない方も、油断は大敵です。
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なぜなら、活性酸素を増やす要因として
・タバコ
・アルコール
・脂質の多い食事
・ストレス
・過剰な運動
・過度な紫外線
・排気ガスなどの大気汚染
が挙げられます。
これらが全く0の人はいますか?
特にストレスや過剰な紫外線、排気ガスなどの大気汚染に関しては、環境が関与しているため、完全に除外することが難しいですよね。
その為はどうしていったらいいのでしょうか?
今回は活性酸素の除去+細胞の回復といった観点でお話していきたいと思いますが、
そのお話は後編で・・・
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