甘いものが食べたくなる理由は消化器官が弱っているかもしれない|脾臓を理解して砂糖中毒を抜け出す方法
甘いものが食べたくなる理由は消化器官が弱っているかもしれない|脾臓を理解して砂糖中毒を抜け出す方法
砂糖が体には良くないとわかっているのに、止まらないあなたへ。東洋医学の知恵で止められるかも?
砂糖…とりわけ白砂糖が身体に悪い影響を及ぼすという事実が明らかになって暫く経ちます。
IN YOU読者なら当然砂糖の害はご存知だと思います。
とはいえ、悪いものと分かってはいても・・時々どうしても甘いものを食べたいという欲求が出てくるという方も少なからずいるはず。
特に疲れた時などは無性に甘いものが食べたくなります。
けれど、東洋医学の脾臓(ひぞう)を理解し健康的な食習慣を送ることで、実は甘いものへの欲求をコントロールすることもできるんです。
甘いもの・白砂糖は脾臓にダメージを与えて全てのバランスを崩してしまう。
お菓子やケーキなど甘い物に限らず、パンに、市販のサラダドレッシング、パスタソース…世の中に出回っている様々な食品に砂糖が使用されています。
そしてそのほとんどが白砂糖。
また、昨今のインスタブームに乗っかってか欧米のカフェやレストランなどがたくさん日本にオープンされています。
所謂インスタ映えをしたいという理由で白砂糖たっぷりのパンケーキやらパフェやらスイーツをオーダーするという若者も多いと言います。
白砂糖を摂取することで、私たちの健康に及ぼす弊害は今まで数多く明らかになっていますが、東洋医学の世界では砂糖の過剰摂取は東洋医学の脾臓にダメージを与え、さらに全てのバランスを崩してしまうと言われています。
東洋医学から見た脾臓って?
東洋医学の「脾臓」とは、身体の持つ生理機能の一つ。
口から入った食べ物の栄養は、消化管に入り、血管中に入り、各細胞に入って、活動力に変わります。東洋医学では、この全体の流れの働きを脾臓と呼ぶのです。
つまり東洋医学での脾臓とは、消化機能と循環機能の流れを指します。
脾臓はサラサラした環境を好む
東洋医学の世界では、脾臓は乾燥した環境を好むと言われています。
つまり、血液がサラサラな状態のこと、血流が良いことを指します。
湿気の多い気候下に暮らしている、身体を冷やす食べ物、生の食べ物、また辛い食べ物を過剰に摂取することで、脾臓はドロドロした湿っぽい状態になり不調になると言われているのです。
脾臓がすでに湿っぽい状態の場合、乳製品、加工食品、アルコール、砂糖、人工甘味料などは状況は更に悪化させると言われています。
脾臓のバランスが崩れるとどうなる?
脾臓の働きが正常であれば消化機能や体内の血液循環も正常に働きます。しかし、脾臓がダメージがあり、
バランスが崩れることで様々な問題が身体に起こります。
・下痢
・体重の増加
・肌荒れ
・疲れ
・鬱
・月経不順
甘いものが食べたくなる原因と対策方法
甘いものへの欲望はどうして生まれる?
東洋医学の世界では、甘いものへの欲望は脾臓が弱ってバランスを崩していることを表すと考えられています。
また、砂糖を過剰に摂取することで更に甘いものへの欲が生まれます。
つまり、脾臓のバランスをうまくとることで甘いものへの欲望が抑えられると考えられるのです。
甘いものへの欲は脾臓を健康な状態にしよう
脾臓を元気にするために、食事に集中する
では、脾臓を健康にするためにはどうしたらいいと思いますか?
中国では、食事をすることは一日の中で最も大切な時間とされています。
仕事をしながら、本を読みながら、テレビを見ながらなどの「ながら食べ」は、消化の働きに悪い影響を及ぼします。
家族や友人と一緒に食事を楽しむことも大事。
一人で、食事をする時も、ゆっくり味わいながら食べることに集中するようにしましょう。
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脾臓を元気にするために、腹六分から八分を心がける
過食は消化機能の働きを鈍くさせてしまいます。
身体の中にどんどん食べ物が入ってくることで、消化する時間が充分にないことが起因します。
東洋医学の考えでは6分から8分目の量が、胃に負担のかからない食べ方だと言われています。
成長期、または常日頃から身体をよく動かす人は少々食べ過ぎでもエネルギーを消費できますが、便利な現代社会の中で、
車や電車など歩くことも少なく運動不足、パソコンばかりの仕事の人は腹6分から8分がおすすめです。
また、東洋医学の世界では臓器はそれぞれ活性化する時間が異なるという考えがあるため、
一日の食事パターンは「5:3:2」の割合で食べることが勧められています。朝食が5、昼食が3、夕食が2の割合です。
この食べ方が一番内蔵にも負担が少ない言われています。
脾臓を元気にするために、咀嚼で消化を助ける
忙しい現代人の中には、ごはんは10分で済ませてしまう!という方も少なくないはず。
けれど、咀嚼を心がけることで、消化・吸収の働きを助けることができます。
咀嚼を心がけることで、内蔵を活性化させながら食べ物は消化していきます。
また、よく噛むことで満腹中枢にも影響が。食べ過ぎを防止してくれます。
脾臓を元気にするために、冷たい飲み物や食べ物は避ける
冷たい飲み物は身体を冷やすことは周知の事実。
冷えた身体は、温まるまでに時間がかかり、消化機能に影響を与えます。
食品には、体を温める「陽性食品」と体を冷やす「陰性食品」があるので、これらをバランスよく摂取するように心がけましょう。
また砂糖が食べたくなった時は砂糖入りのお菓子ではなく、オーガニックのフルーツなど自然の甘みを、摂取してみてもいいかもしれません。
<体を温める食品の例>
野菜類――ニンジン、カボチャ、玉ネギ、山芋など
肉・魚類――鶏肉、羊肉、鮭、鯖、タラ、ふぐなど
調味料・香辛料――味噌、ニンニク、コショウ、シナモンなど
豆類など――小豆、黒豆、納豆など
<体を冷やす食品の例>
野菜・果実類――キュウリ、レタス、トマト、柿、梨、バナナ、メロン、スイカ、パイナップルなど
飲料――麦茶、コーヒー、牛乳、豆乳など
調味料など――酢、植物油など
引用: 「「冷え」への対処は、原因を突き止めることから始まる」
https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/144.html
ヘルシーな食生活で脾臓を元気に!甘いものへの欲求を抑えよう。
身体は正直なもので、目には見えなくとも身体の中で何か不調なことが起こっているとそれは表面化していきます。
「甘いものが食べたい」という欲望もその一つ。
しかし、その食べたい!という欲求が必ずしも体をヘルシーにしてくれるわけではないことを私たちは、理解すべきです。
「私は忙しいから…」と言い訳することは簡単です。
それでも、少しの心がけをすることで良い食習慣を送ることができ、脾臓を元気にすることができるのです。
そして、余分な甘いものを食べなくてよくなるのであれば、試してみる価値はあると思いませんか?
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