緊急冷え対策!朝晩の冷えに「あ、冷えてるな」と思ったら試してほしい。生姜の正しい食べ方「乾姜」の作り方をマスターして冷えを予防しよう。
最近、朝晩の気温差を感じるようになりましたね。
そんな兆しに、正直「あ、やばいかも」と思った方。
今からでも、冷えに負けない体づくりを始めましょう。
人は36,5℃以上の体温で正常に機能する。
ところで、皆さんの平熱は何度でしょうか。
実は人の細胞は36.5℃以下になると、働きが鈍ってしまいます。
体温が低い状態というのは、アトピーやアレルギー性の鼻炎、喘息などのアレルギー体質になりやすく
血の巡りが悪くなるために、血液の流れも悪くなり、動脈硬化などの原因になり 血管も詰まりやすくなります。
また、新陳代謝が遅くなるので、シミやたるみの原因にもなり
老廃物がたまりやすいため様々な病の原因となります。
「たかが冷え」と侮れない、本当に深刻な問題。
私が以前勤めていた病院でも、がんの患者さんは皆さん体温が35度台と低かったのを覚えています。
(私は併設されたカフェでの勤務でしたが、いつも患者さんに身体を温めるお茶をお出ししていました。)
まずは「冷え」の原因となる生活習慣を見直すこと
単に「冷え」と言っても、人それぞれ冷えの原因は違います。
普段からの食事に服装、入浴の仕方、ストレスの有無、筋肉量などなど
冷えには様々な原因となる生活習慣が潜んでいるはずです。
まずは、自分にとっての冷えの原因は何なのか。
それを見直してみるというのが一番の方法です。
◎薄着をする傾向のある方は 腹巻など下着の見直しを
◎パンとコーヒーやジュースなど身体を冷やす食事をしがちな方は、食事の見直しを
◎ストレスが多い環境なのなら呼吸が浅くなっている可能性が大なので 呼吸の見直しを
◎鎮痛剤など薬が手放せない方は自然なお手当に切り替える
など。
いきなり全ての生活習慣を改めることが難しくとも
自分の中でマイナスとなっている習慣を一つ一つ改めていくという作業はとても有効ですよ。
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やっぱり冷え対策に優秀な生姜
そして、そんな生活習慣を改めるという作業とともに、
冷え対策としてはもうお馴染みの「生姜」のパワーを借りることで、より冷えに強い身体を作ることができます。
東洋医学的に見てみると生姜は脾、胃、肺を養い、五性は温性。
「冷えを取り、胃腸の働きを高める」とされています。
消化機能が比較的低い、日本人の体質的な弱さもフォローしてくれる頼もしい食材です。
生姜は食べ方によって成分が変わる
また生姜は、調理法によってその成分が変化するということが知られています。
東洋医学では、はるか昔から生のショウガを「生姜(ショウキョウ)」
蒸して乾燥したものを「乾姜(カンキョウ)」と使い分けて漢方を作っていました。
そう、つまり生の生姜と、干したり加熱したりした生姜とでは薬効が変わってくるということ。
生姜には、「ショウガオール」と「ジンゲロール」という二種類の成分があって
生の生姜に多く含まれるジンゲロールには、殺菌作用、免疫機能の向上、胆汁の分泌促進などの作用が
加熱したり干したりすることで増えるショウガオールには、
身体を内側からじんわりと温める作用があります。
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温め効果抜群の「乾姜」を作ってみよう
ではショウガオールを日常で取り入れるためには、
具体的にどのようにしていけば良いのでしょうか。
毎日すりおろしたり、スライスして使用しても良いのですが
一番簡単なのは、蒸して乾燥させた「乾姜」を作ってしまうこと。
一度作ってしまえば保存がききますし、お白湯やお味噌汁にポンッと入れるだけで良いのでとても簡単。それに、生姜のショウガオールを引き出すには、
高温で加熱するよりも80℃くらいで蒸すのが最も効果的と言われていますので
生姜の温め効果を引き出す、一番理にかなった方法かなと思います。
乾姜の作り方は至って簡単。
用意するものも生姜と、蒸し器と天日干し用のお皿かバットくらいでしょうか。
【乾姜の作り方】
1 生姜を洗って薄くスライスし、重ならないように蒸し器に並べ30分ほど蒸します。(お芋のような甘い匂いになればOK)
2 その後1日~3日天日干しにする。
煮沸消毒した瓶などに入れて、3か月ほど保存がききます。
お白湯を飲む習慣がある方はいつものお白湯に入れても良いですし、
朝のお味噌汁に入れれば、家族全員で冷え対策ができますね。
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おすすめの食べ合わせ 黒糖 紅茶
薬膳では、食材の組み合わせが大変重要であると考えられています。
組み合わせによって、その効果をより高めるものと反対に、その効果を半減させてしまうものがあるとされています。
日本でも、ウナギに梅干しは良くないとか言われていますよね。
(個人的には、ごはんと牛乳の組み合わせこそどうなのと思っていますが、、、)
そこで、生姜と相性の良い組み合わせというのが
「黒糖」と「紅茶」です。
黒糖と生姜は薬膳で言う「相使」の関係に当たり、黒糖が、生姜の温めパワーをより一層引き出してくれます。
また、紅茶と生姜は「相須」の関係で、共に身体を温める効果があります。
黒糖と生姜と紅茶、効果的に見ても相性が良いのはもちろんですが、味の相性もばっちりですよね。
ぜひ、ホッと一息つきたいときにお試しください。(とはいえ黒糖はほんの一匙で十分。摂りすぎにはご注意くださいね。)
冷えと真剣に向き合う
「冷えは万病のもと」なんてフレーズは誰もがきいたことがあるでしょうし、
低体温が体に良くないということはもちろんご存知のことだと思います。
それでも、平熱が36,5℃以上という人はまだまだ少ないように思います。
それはやはり、私たちの身の回りには体を冷やす要因が本当にたくさんあるから。エアコン、慢性的な運動不足、過度なストレス
砂糖たっぷりのスイーツ、ジュース、カフェオレ
鎮痛剤などの薬や、食品添加物などなど。
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「冷えるのが良くないのは分かっているんだけどね、、、」
と、なんとなく習慣を改めず過ごしていることほど怖いことはありません。
大きく変える必要はありません。まずはできることから始めてみましょう。
例えば、朝食をパンとコーヒーだけで済ませているのなら、ご飯とお味噌汁に変えてみる。
また、自動販売機やコンビニで冷えた飲み物を購入する習慣がついているのなら、
水筒にお白湯や温かい紅茶を入れて持ち歩くようにしてみるなど。
そこに、今回ご紹介した乾姜も取り入れればより効果的ですよね。
「知っていること」と「していること」は、全く違います。
せっかくの知識、ぜひ日常に取り入れて、より健康になってくださいね。皆様のより健康でより楽しい毎日のお役に立てますように。
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