「添加物が危険は嘘!」「添加物は安全」という意見に物申す。「添加物 安心安全論」において決定的に見落とされている3つのポイント。
私は、子供の頃、喘息で苦しみ、ある医者との出会いによって薬を頼らずに病を克服しました。
その後、東洋医学に興味を持ち、5年間携わることに。
現在は休日に合気道で体を鍛錬し、これまでの経験と武道を合わせた健康法を模索中です。
今回はそんな私より、みなさんが最も気になるであろう、添加物についてお話をさせていただきます。
日本の食品は世界的に見ても、「安全で何の心配もいらない?」は本当? 添加物は大丈夫?
みなさんは添加物と聞いてどんなイメージを持ちますか?
「危険」「体に悪い」「発ガン性がある」などのイメージではないでしょうか。
しかし、某食品大手のホームページでは東京大学名誉教授が食品添加物についてこう述べられています。
「日本は世界的に見てもかなり厳しい基準にあり、基準値の10倍、20倍の量を摂取しても問題ありません。
日本の食品はとても安全です。バランスのよい食事をしていれば微量の化学物質をとっても何の心配もありません。」
このように、断言しています。
また「食品添加物は危険のウソ」と題して、
食品添加物を使っていない食べ物は一つの例として食中毒のリスクを高めることもあり、「無添加=安全」という考え方は危険である。
と述べる大学教授もいらっしゃいます。
ところが・・・・「添加物が、体に悪い」と述べる人もいる。ネットにもそう載っているけど・・
ところがインターネットなどで添加物と調べるとみなさんがご存知のように、
「発ガン性がある」「食べ過ぎると糖尿病のリスクが高まる」「アレルギー症状が強くなる」と様々なことが書かれています。
また、トランス脂肪酸やショートニング、リン酸ナトリウムや合成甘味料は数々のサイトで危険性が訴えられています。
IN YOUや他の記事でも添加物について発信していると思いますので、ここではそれらの危険性について述べることはあえて、しません。
少し違った観点からお伝えさせていただければと思います。
食品添加物検証において「食品添加物が安全」という意見の背景には、問題点が3つある。
添加物が安全である、という意見を鵜呑みにしてはいけない理由に、見落としているポイントがあります。
有名大学の教授や専門家の方々が安全だ、安全だといっても、素直に信じることができません。
確かに一つひとつの化学物質に対してそれなりにコストをかけて検証を行なっており、大量に摂取しなければ問題ないかもしれません。
しかし、素直に信じることができない点が3つあるのです。
それは下記の点です。
1、複合性のリスク
2、人体による検証
3、情報収拾
具体的にはどういうことでしょうか?
一つずつ見ていきましょう。
1、複合性のリスク
2、人体による検証
3、情報収拾
1、複合性のリスク
一つひとつの添加物は微量であれば安全性は担保できるかもしれないが、それらが混ざった時の安全性について議論や指摘がない、という点です。
添加物を食べる場合、一つしか入っていない、ということはあり得ません。
通常、複数の添加物を複合的に口にします。
日本で登録されている添加物はいくつあるのでしょうか。
一般社団法人日本食品添加物協会によると、平成28年10月6日現在、指定添加物(指定の中には化学合成品だけではなく天然もの含まれる:厚生労働省より)は454品目。
天然添加物とよばれる既存添加物365品目、天然香料約600品目、一般飲食物添加物約100品目。
すべて合わせると約1500種類になります。
これを2つずつ混ぜた場合だと1,124,250種類の検証が必要になります。
3つずつだと約5億種類、4つずつだと約2100億種類の検証が必要となり、現実的に複合の検証は不可能な状況です。
2、人体による検証
また食品添加物は人による検証は行われていません。
薬は人での効き目や副作用を確認する臨床試験(いわゆる治験)が実施されていますが、食品添加物においては実施されていません。
食品添加物で実施されているのは、人間に近い動物、哺乳類(マウス等)のみです。
動物に対して繰り返し食べ続けても問題ないか(1年以上)、親子2世代にわたって発ガン性やアレルギーがおきないかの検証が行われ、「害がない」と確かめた量の100分の1を人が毎日食べ続けても大丈夫な量としています。
しかし、これだけ多くの添加物が認可されている中、不確かな実験だけだと、人体にとって大丈夫だとは言い切れないのではないでしょうか。
3、情報収集
薬は発売後も副作用情報を集め、医師や薬剤師に知らせています。
しかし、食品添加物においては有害作用についての情報は集めていないと言われています。
複合性のリスクがあり、人体による検証が行われていないにもかかわらず、情報の収集さえも実施されていない。
このような状況でなぜ安全だと言い切れるのでしょうか。
最低限、きちんと情報を集め問題等を私たちに知らせるべきであると考えるのです。添加物のリスクを下げるためにやっている3つのこと
上記の3つの点から、
専門家たちがいくら、「安全だ」と述べていてもそれらの発言をプロだからと言って鵜呑みにすることは危険だと言えます。
ではどうしたら良いのでしょうか。
現代の日本では、多くの食品に添加物が使われています。
外食でも使われており、日頃から気をつけていても、添加物をまったくとらない食生活にすることは困難をきわめる状況です。
だからと言って何もしないわけにはいきません。
少しでも添加物のリスクを抑え、より元気な体をつくりたいと願っています。
そこで私が実践しているシンプルな3つの秘訣をお伝えします。
1、よく噛む
2、体液に近い自然塩でつくった水を飲む
3、長時間かけて汗を出す
1、よく噛む
唾液によって発がん性物質の毒性を抑えることができる
唾液に含まれる「ペルオキシダーゼ」には、食品添加物(防腐剤、カビ毒、おこげ、たばこのヤニなど)や生体の異常によって発生する有害な活性酸素を消去する作用があり、「ピルオキシダーゼ」や「カタラーゼ」は、食品添加物やたばこなどに含まれる発がん性物質の毒性を抑える作用があります。
噛むことによって得られるメリットは計り知れません。
虫歯の予防、ボケ防止、食中毒のリスク低下などメリットがあります。デメリットは時間がかかる、
顎が疲れる等がありますが、メリットから考えると取り組まない理由はありません!
2、体液に近い自然塩でつくった水を飲む
私は毎朝、毎晩かならず体液に近い塩分濃度の水を飲みます。
水を飲みすぎると東洋医学でいう水毒になり、私の場合だと鼻炎がひどくなります。
しかし、この自然塩水は鼻炎になるどころか、むしろ改善します。
便通もよくなり、体が冷えることもなく、水分代謝が上がります。
尿や汗が出やすくなり、毒素排泄に一役買ってくれます。
体液の塩分濃度は0.85%の塩分であるため、私は1Lの水に小さじ1杯強(小さじ1杯は約6g)の自然塩(化学合成の塩はダメです)をとかして朝晩に分けていただきます。
自然塩にはミネラルも含まれているため、ミネラル補給にもなり、適切な塩分は体に浸透しやすいため、これからの季節、熱中症予防にもなります。
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3、長時間かけて汗を出す
高温のサウナで一気に出す汗ではなく、できるだけ時間をかけて、できれば30分以上かけて出る汗がいいです。
ウォーキングや低温のサウナか半身浴等で汗を出すことがおすすめです。
短時間で出る汗は表面の汗で、長時間かけて出す汗はより体の芯からでる汗になります。
またこれによって体臭予防にもなるのでおすすめです。
ただし、汗だけだと、毒素は殆ど排泄できないことが研究結果でわかっているため、
毒素の排出を目的にするのなら、デトックス作用のある食品を併せて摂取することをオススメします。
今回は添加物の安全について考えてみました。
添加物にはさまざまなリスクがあるため、摂取しないことがもっともよいのですが、避けることができない現状があります。
少しでもそのリスクを下げるためには、日頃のちょっとした心がけが大事です。
そのちょっとが積もり積もると数年後に、大きな差になります。
今できることから、あなたも何か変えてみてはいかがでしょうか?
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