世界各国が合意した宣言「SDGs」とは分かりやすく言うと何?あなたができることで日本の食を守りませんか?今日からでもできることがあります。

世界各国が合意した宣言「SDGs」とは分かりやすく言うと何?あなたができることで日本の食を守りませんか?今日からでもできることがあります。
今の社会を持続可能な社会だと感じますか?
毎日食事を食べていますか?

多くの方が、はい、と答えると思います。
私たちは一日三食、間食も摂って、食べることを楽しんでいます。
しかし世の中には十分に食べれていない人もいるのが事実です。
私たち全員が食事を楽しむ権利を公平に持っているはずです。
このような公平でない世の中が続いても良いのでしょうか。
あらゆる視点から見た今の世の中に疑問を持つ人々が声を上げています。
その中でも徐々に持続的な社会を目指した活動が始まってきています。
例えば、サステナブルシーフードを選んだり、フードロスを減らしたりする人々が増えてきていると思います。
それは、取り組みを進める政府や企業だけでなく、消費者や個人の活動も含まれます。
社会全体の方向性が「持続可能性」へと指針が向いている中で、私に何かできることがないのか?そう感じる方が多いと思います。
しかし個人として貢献できることがあるのです。それも日々の生活の中に少し取り込むだけで。
世界全体の課題解決を目標に向けて国連はSDGsと呼ばれる政策を立てています。耳にしたころがある方が多いと思います。しかし気難しそうな政策だ、私には関係ない、そう感じられた方も少なくないのでしょうか。
しかし、SDGsは決して政府だけの取り組みではありません。むしろ、企業、個人が政策の目的を理解し、賛同して行動していくことが最も大切なのです。
SDGsとは わかりやすく言うと?
SDGs(エスディージーズ)とはSustainable Development Goalsの略称であり「持続可能な開発目標」という意味を表します。
世界中で起きている課題を受けて17個の目標と169のターゲットを設定していて、より良い社会へ向けて世界各国が合意した宣言です。
国連広報
http://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/
17個の目標
SDGsの17個の目標にはそれぞれ意味があります。17の項目を達成することであらゆる課題を解決し、世界中の人が十分な生活を送れる状態、また地球の資源も次世代へと継げる状態を継続することが大切です。
それぞれの項目を知って考えて行動することが求められています。なので項目の一覧をまず紹介します。
SDGsの17の目標
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8.働きがいも 経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公平をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう
多様な側面から立てられた目標だと分るでしょう。全てにターゲットや具体的な政策・活動が考えられているのです。
食に関係する項目ももちろんあります。それは、食は持続可能であり続けなければ成らないからです。あらゆる人が食べ物を手に入れられて、食資源はずっと無くならないような状態。
そこで17の項目の中でも食に関連する課題を解決しようと取り組む項目と活動を取り上げます。


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食に関連する取り組み

1.貧困をなくそう
他国の課題だけでなく日本も抱える課題です。例えば、NPO法人セカンドハーベストジャパンは食料をあらゆる人に届けるべくフードバンク活動を行っています。食べれるのに余っている食材を集めて、食べ物に困っている人たちに無料で届けています。食べ物の余剰を活用しつつ困っている人たちに食べ物のアクセスを作っているのです。
2.飢餓をゼロに
全ての人に食べ物を届け、栄養を摂ってもらう環境を作ることを目指しています。例えば、NPO法人ハンガーフリーワールドは途上国の人々が自分たちで食料を手に入れられる環境づくりを進めています。
12.つくる責任 つかう責任
大量生産大量消費の在り方を見直すことが求められます。地球上では1年間で13億トンもの食べ物が捨てられている、その一方で十分な食べ物が手に入らず困っている人たちもいます。
大量に食料を作りながら大量に廃棄しており、しかし全体には行き届いていない。
また、化学物質の使用は環境にも人にも影響を与えることを考慮しつつ、人の健康にも優しい生産と消費のあり方を見いだすこと求められています。
14.海の豊かさを守ろう
地球の7割を占めている海には多様な生物が住んでいます。しかし、人による乱獲や汚染によって海洋生物の多様性が失われつつあるのです。
そこで具体的には、乱獲と汚染を防ぐことに力を注いでいます。
世界全体でみると漁獲量は基準を上回っており、汚染についてはポイ捨てのゴミに加えてプラスチックゴミも問題になっています。プラスチックの悪い成分が海に溶け出してそれを魚が食べて後に人間が食べることも考えられます。
私たちができることの1つは、お店で持続的な漁業を示すラベルのついたものを選ぶことなのです。
参考 SDGs.TV、
https://sdgs.tv/
貧困と飢餓は関係がないことではない

貧困や飢餓と聞くと、私たちには関係が無いことのように思ったり、辛くて考えたくないと思ったりする方も少なくないかもしれません。
しかし、これらが解決すれば地球に住む人々が幸せに生活できる、そんな単純なことなのです。
私たちが食を楽しんでいるように、たくさんの人が食をもっと楽しめるようになれば世の中はより楽しくなるはずです。
私たちにとってはずっと食を楽しみ続けるために、自然にとっては生態系のバランスを維持するためにも、持続可能であることが大切です。
今すぐあなたが簡単に実践することで、世の中に貢献できることって何?
個人単位でできること

個人で簡単に実践できることはたくさんあります。
国際連合広報センターが「ナマケモノにもできるアクション・ガイド」にまとめています。
今日からできる、地球への日々の小さな貢献をご紹介します。
寝転びながらでもできること

・電気を節約しましょう。使うときだけ電源を入れることで無駄な電気を減らせます。例えばパソコンやテレビがあります。
・紙の代わりにオンラインやモバイルを使いましょう。例えば請求書をネットで確認してみることができます
・SNSでシェアをして拡散しましょう
いいね、を押すだけではなく発信することで周りの人に知ってもらえます
・社会に良い取り組みをしている会社の商品を買いましょう。買うことで企業が持続することに繋がります。
家の中でできること

・洗濯機を容量が最大のときに使いましょう
・シャワーは使いすぎず必要な分だけ使いましょう
・冷凍やテイクアウトをして食べ残しを減らしましょう。翌日に回すことでお金も節約できます。
・リサイクルをしましょう。プラスチックや牛乳パックなど身近にできることがあります。
・エアコンの設定は低すぎず高すぎず設定し、頼りすぎないようにしましょう
・太陽光パネルで発電しましょう。電気代低減に繋がることがあります。
外でできること

・必要な量の食材だけを買いましょう。
・規格外食材も購入しましょう。捨てられる食材が減るだけでなくお財布にも優しいです。
・サステナブル・シーフードに関心を持ちましょう。買い物や外食の際に選んで購入してみましょう。
・外食の際にナプキンは必要最低限の量を取りましょう。
国際連合広報センター、持続可能な社会のために ナマケモノにもできるアクション・ガイドhttp://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/24082/
消費者個人の力は弱くありません。
あなたが、心がけて今日から動くことで社会は変わっていきます。
身近にできることはたくさんあり、個人個人が意識し実践することが求められています。
小さな行動で世界がちょっぴり良くなる。
これを機会に日常生活の中でなにかできることを取り入れてみませんか?
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