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「実は、家でもできる予防医学」マクロビオティックへの誤った解釈とは?

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予防医学とマクロビオティックの関連性

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厚生労働省のHPによると、日本人の40代〜80代での死因理由一位が、がん、そして二位が心疾患、そして三位が脳血管疾患ならびに四位が肺炎となっています。このデータから読み取れることは、日本はいまだにガン大国であり、圧倒的に生活習慣病での死因がトップを占めているということです。
そんな中、ここ数年で予防医学が注目されるようになってきました。

予防医学とは病気になってから治療する「治療医学」と反義にあたり、病気にならないように予防する医学のことをいいます。
また予防医学と一言に言えど実際には様々な種類があり、代表されるものには病院での検査、遺伝子検査、食事指導、メンタルヘルスケアなど広範囲にわたりますが、今回はその中でも食が主な健康法とされる、「マクロビオティック」が予防医学にどう関係してくるのかについてお話したいと思います。

さて、これを読んでいる方の中には、もしかすると「マクロビオティック」という言葉を「人づてで聞いた」とか「インターネットでちらっと見かけた」など、ごく表面的なものとしてしか認識してこなかった方もいるかもしれません。
恐らくこれに該当された何人かは、「マクロビオティックは素晴らしい」というようなプラスのイメージよりも、どちらかというと「宗教染みた食事法」、「制限が多い美味しくない食事」などのマイナスなイメージを抱いているのではないでしょうか。

なぜ巷でこのようなことが言われるようになったのか、原因のひとつとして、インターネットやSNSの普及によって情報が煩雑化してきたことというのが一つ挙げられます。
インターネットやSNS上で誤った情報を読んで、それを見た一般の方が良く調べもせずに口コミで伝えたり、あるいは誤った解釈のまま自己流でマクロビオティックを始めて結果的に体調を崩した人がインターネットに書き込んだりしているなど全体的に情報とは言い難い情報がメディアを通じて広まってしまったことが要因の一つとなっていることは間違いないでしょう。

また一方今マクロビオティックとして一般的に行われているものの一部は、「単なる制限食」であるケースも多く、本来のものとは全く別の偏った解釈されている場合もあるというのが実情です。
誤解をされがちなマクロビオティックではありますが、元々のマクロビオティックは、単なる「食事制限」ではありませんでした。マクロビオティック(英文 Macrobiotic)とは、長寿法を説くものであり、人と生き物と環境のバランスを保ちながら健康の根源を支えるもの(日本CI協会より引用) であり、食にとどまらず、人間があるべき身体の状態に保つためのメソッドなのです。

こうして考えると、さも真新しいことのように騒がれている予防医学ですが、昔から提唱されてきたマクロビオティックの中にも十分にそのファクターを感じることができます。
今日は、こんな今だからこそあえて原点に立ち、現代人がマクロビオティックを生活に取り入れることのメリットをお伝えしていきます。
特にこれまでにマクロビオティックを一切実践したことがないという方は、一度試していただく価値があるのではないかと思います。
とえはいえ、マクロビオティックについ基礎からすべてを学ぶというのは、ややハードルが高いという方も多いと思いますので、まずは日常に取り入れやすい具体的な方法を見ていきましょう。

マクロビオティックを生活に取り入れることのメリット

まずは現代人がマクロビオティックを取り入れることで得られる短期〜中長期メリットを考えてみました。
味覚が敏感になったり、風邪をひきにくくなったり、細かく言えば様々なメリットがありますが、個人的な体験からは下記の三点が主なメリットだと言えます。

・体内のバランスが致命的に崩れる前に自ら気づき、セルフコントロールが行えるようになる。

実は、個人的にはこれが一番のメリットではないかと思っています。
マクロビオティックを実践すると、自分の身体が今どのような状態にあるかということが手に取るようにわかるようになってきます。
これがわかると、バランスを崩しかけている時に自然とセルフコントロールして軌道修正ができるので、極端に身体のバランスが乱れることがありません。
軽い風邪や疾患は勿論、命に係わるような深刻な疾患をなるべく医療の力を使わずに、最大限未然に予防することができるようになります。

・過度なダイエットをしなくてもよくなる。

マクロビオティックを実践していれば、過度なダイエットをしなくても身体が安定しているので極端に太ったり、また痩せたりということがなくなります。
美容に敏感なモデルたちが積極的に玄米を食べたり、和食中心の食事を心がけるなどマクロビオティックを生活に取り入れているのはきっとこのためでしょう。

・健康、環境への興味が高まる。

これは中長期的なメリットになりますが、マクロビオティックを一度でも実践すると、不思議と以前のようなタバコや深酒、添加物入りの弁当など「ジャンクな生活」に戻ることに何となく抵抗を感じるようになります。
これはとても良い傾向で、マクロビオティックにより身体がバランスを取り戻し、本来の状態に近づいたことで化学的なものを受け付けなくなってきている証拠だと言えます。
また、マクロビオティックがきっかけで、食のみならず健康への関心、環境、農業、社会への関心も高まったという声が非常に多く、結果的に視野が広がることが期待できます。

一週間のマクロビオティック生活の始め方について

さて、本題ですが実際に生活に取り入れるにはどのような事に気を付けたらいいのかを、まとめてみました。

・動物性食材を控え、旬の無農薬野菜や日本古来の食材をメインで食べる日を作る。

まず実践する1週間は固形の肉類、乳製品を極力控え、もし食べるにしても魚や貝類等にとどめておきます。
消化の良いものを中心に食べることで身体が軽くなっていき、無駄なところで体力を使わなくて済みます。
また野菜については出来る限り新鮮な「無農薬」のものを選定しましょう。

・味醂・味噌・醤油など基礎調味料を揃えてみる。

無農薬の野菜をそろえたら、今度は調味料を揃えます。
ただ、調味料と言っても1からすべてを整える必要はありません。
基礎調味料を中心に良質なものを購入してみてください。
普段料理を全くしないという方もいるかもしれませんが、美味しい野菜と調味料さえあれば、凝った調理をしなくても、大体美味しく食べることが可能です。
逆に低品質で安価な油や醤油、味噌には添加物入りなどのまがい物が多いので、価格目安としては少なくとも一本1000円前後くらいのものを選ぶようにするといいでしょう。

・白米を玄米に変えてみる。

白米を食べていると言う方はまずは無農薬の玄米を購入してみてください。
玄米をいきなり主食にすることに抵抗があるという方は、初めは白米に混ぜたり、1日おきにたべるというやり方でも問題ありません。
白米に比べて栄養価が高く、デトックス効果もあるので毒素がたまっている方には特におすすめします。
無農薬でない場合、農薬が残留している可能性が高いので逆効果になります。

・パンではなく、お米を優先するようにする。

毎朝のスタートがご飯ではなく、パンから始まるという方は、お米を優先的に食べるようにしてみましょう。
毎日パンを食べていた時よりも確実に腸内の環境がよくなり、体調がよくなることを体感できるはずです。

・精製された食材を控えてみる。

マクロビオティックにおいては、精製された砂糖や小麦、お米は不自然なものとして避けることが勧められています。
現に精製されたものの多くはGI値が高く、常習的に食べていると老化を加速させるということもわかっており、この考え方は実に利にかなっていると言えます。

市販の添加物入りの食べ物を抜いてみる。

お昼はコンビニ弁当、夜はテレビをみながらスナック菓子という生活をされている方はまず市販の添加物入りのものを一旦ストップしてみてください。
代わりに「油が添加されていないナッツ」や「フルーツ」、その他自然食品のお菓子などで代用してみてください。
何も「2度と食べない」と覚悟を決めろと言っているわけではありません。
1週間断つことで体調の変化を見ていただきたいのです。

腹八分目を心がける。

毎回腹がはち切れんばかりに食べている、という方はなるべくその一歩手前でやめるようにしてみてください。
そうすることで身体が本来持つ免疫システムが整い、自然治癒力が高まります。

お酒は週に一度少量、または一回につき一杯までに心がける。

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お酒を毎日飲むという方はこの習慣を減らすようにしてみてください。
とはいえ、仕事の関係上お酒を一切飲まないというのが難しい方もいるかもしれませんので、まずは頻度を減らしたり、一回に飲む量を減らすところから始めてみてください。
また飲むお酒も、なるべく自然の形に近いものを選ぶと良いでしょう。

極力避けたいもの

下記のものは可能な限り徹底的に避けていただくことをお勧めします。
どんなに健康的なものを食べていてもタバコを吸っていると効果が半減してしまいます。
タバコ、添加物入りの加工食品、精製された糖類、小麦、穀物、農薬の使われた食材

以上が体のバランスを崩しやすいものの一覧でしたが、実は、基本的に化学的なもの以外であれば、何かを100%禁止するといった厳格なルールはありません。
月に数回程度であれば体調に合わせて良質な動物性食品を食べることは問題ありません。
その代わり他の日に野菜中心の食事をとり、バランスをとるようにします。
身体を冷やす陰性の食べ物がNGということを念頭に置くあまり、毎日焼いたり煮たりしたものばかりを食べ続けてしまい、ビタミン、酵素不足になって体調を崩すケースも見受けられますので、暖かい日や身体が少し火照っていると感じた日にはさっとゆでた温野菜と生の野菜を混ぜたサラダ類や生の新鮮なジュースを飲むことは全く問題ないかと思います。
多くの場合、ここを取り違えてしまうために、マクロビティックが極端に偏ったイメージになってしまうのです。
マクロビオティックの基礎を学ぶことは素晴らしいことですが、ストイックに考えるあまり、食事自体がおっくうとか、つまらないと感じてしまっては本末転倒です。
その後どのように柔軟に生活の中に取り入れていくかが重要になります。

おすすめ食材一覧
マクロビオティック初心者には下記の商品がおすすめです。
玄米甘酒
お砂糖代わりに色々な料理に使えますので便利です。
三年番茶
マクロビオティックでは定番中の定番のお茶ですが、とても美味しいですよ。

おすすめマクロビオティックレシピ

最後に簡単なおすすめマクロビオティック・レシピをご紹介します。
食の観点から言えば、マクロビオティックは日本古来のジャパニーズ・スタイルにきわめて近く、日本で生まれ育てば誰でもなじみやすい食だと言えます。



発酵食品や日本の食材をメインに使っているので日本人の体質にぴったりです。
こうしたメニューを週に何度か食べることで驚くほど体調が改善されていくことが実感できると思います。

ネバネバ餡かけ丼

By 松浦 愛 公開: 8月 26, 2015

  • 出来上がり量: 1 人前
  • 調理時間: 15 分

材料

  • 炊いた玄米 一膳
  • オクラ 5本
  • 高野豆腐 二枚
  • きのこ類(しめじなど) 適量
  • ごま油 小さじ1弱
  • 醤油 小さじ1〜
  • 味醂 小さじ2分の1
  • 昆布だし汁 2分の1カップ
  • ミネラルウォーター 適量
  • 葛粉 小さじ1
  • 少量
  • 海苔 一枚 トッピング
  • 白ごま 少量 トッピング
  • サラダリーフ 適量 トッピング
  • 納豆 1パック トッピング

作り方

  1. 餡かけを作る。 きのこと食べやすい大きさに切った高野豆腐とオクラをフライパンで少量の水と共に煮る。 その後だし汁を入れ、調味料を加える。味が整えば葛粉等でとろみをつける。
  2. 炊いたご飯を器によそう。 上から1と納豆、海苔、ごま、サラダリーフなどを飾り、完成。

    いかがでしょうか。
    是非これまでお伝えしてきた内容を踏まえて、まずは一週間試してみてください。

    最後にマクロビオティックは単なるビーガン食や制限食として定義されるべきものではなく、現代の予防医学にも十分応用できる要素が詰まった健康法なのです。
    日頃から暴飲暴食して、いざ病気になったら他人任せにするのではなく、普段から自分が取り入れるものは自分の目で判断し、自分の身は自分で身を守るという覚悟を持って生きることが重要です。

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