インフルエンザの予防接種は本当に有効だと思いますか?水銀などのリスクと一般常識、あなたはどちらを取る?
いよいよ、インフルエンザが本格的に流行する時期になってきました。
できることならインフルエンザにはかかりたくないですよね。
IN YOU読者のような自然派のみなさんであればなおのこと、自然に予防したいと願う方は多いはず。
風邪が流行する前に、積極的に予防接種を受けた方も多いのではないでしょうか?
予防接種のメリットは、仕事を休まずに済む子どもなら、学校を休まず大事な試験日にも備えられる、かかっても重症化しないなどが挙げられるでしょう。
一般的にはインフルエンザに限らず、「ワクチンで予防できる病気は、積極的にワクチンを使って防ぎましょう」という考え方があります。
どんな軽い病気でも、かかりたくないというニーズは高まっているのでしょう。
企業によっては、半ば強制的に予防接種をすすめているところもあります。
今シーズンも、インフルエンザの予防接種を受けたい人に対して、ワクチンの供給が追いつかず増産して対応しているようです。
予約の受付が殺到して、すでに受付終了しているところも多いようですね。
今年はインフルエンザワクチンの製造量が減って各医療機関で不足気味となりました。
そのため、13歳以上の任意接種については「原則1回接種とし、2回接種は控えてほしい」旨を、厚生労働省も通知する事態になりました。
みんなで受けるから不足する。しかし不足すると質が低下する傾向に?
ワクチンが不足した理由として、ワクチンの卵馴化(らんじゅんか)が挙げられます。
どういうことかというと以下の文章が参考になります。
実はインフルエンザワクチンは「ワクチンの製造に用いる鶏卵への馴化によって起こるワクチンウイルスの抗原変異」という大問題を抱えている。
簡単に言うと、製造過程で卵馴化(卵内の環境に順応してしまう)が起きると、ウィルスの性質が変化し、出来上がったワクチンはターゲットとするウィルスには効かないものになってしまう。
DIAMOND online 医療ジャーナリスト 木原洋美 から引用
ちなみに、細菌の世代時間は15分と言われています。
腸炎ビブリオ菌で9〜13分、サルモネラ菌が23〜45分、病原大腸菌は30分で一つの細胞が二つになります。
私たちが思っている以上に細菌は、時事刻々と進化をしてるのです。
私たちのワクチンに水銀が含まれている事実について
ところで、ワクチンの歴史自体が浅いので、その成分にひそむ危険物質について受け継がれていない気がします。
1930年代より、予防接種にはチメロサールという有機水銀化合物を含む保存剤が含まれていました。
水俣病の原因として知られている有害物質です。
アメリカでは一時、疾病管理局の研究で自閉症や注意欠陥障害、発達障害との関係が認められています。
2001年10月には米国医学研究所予防接種安全再評価委員会は、その関係について生物学的には納得できるとして、チメロサールを除去するよう促しました。
日本でも、ワクチンからチメロサールを除去・減量の努力を行っているとしていますが、
3種混合、インフルエンザ、日本脳炎、B型肝炎、破傷風などのワクチンに使われており、ゼロになるめどは立っていません。
チメロサールフリーのインフルエンザワクチンを扱っていた病院でも、
希望者が多く対応できなくなると、いよいよチメロサール入りのワクチンが出回ざるをえないようです。
その他にも、ワクチンには、脳の形質変化をもたらすとされる水酸化アルミニウムや、
ホルムアルデヒド、ポリソルベート80、スクワレンなど添加物が多数入っています。
それでも リスク<ベネフィット?を取りますか?
予防接種というと、この季節のインフルエンザだけでなく、こどもの予防接種があります。
赤ちゃんのいる家庭には、結構タイトなスケジュールの案内が届きますね。
最近は、定期接種8種、任意接種5種もあります。
今は、VPD(ワクチンで予防できる病気)という言葉が定着してきたのでしょうか?
どんな病気でもワクチンで予防といって、私の子育て時期より種類が増えています。
いろいろな感染症を恐れて、接種時期に風邪などひかぬよう注意をし、接種後の反応も少々は覚悟しなければなりません。
私は、当時まだワクチンの危険性について特に疑問も持たず、最寄りの小児科で済ませました。
特別、体調が悪くなることもありませんでしたが、結構忙しいものだったと記憶しています。
考えてみると、人工的に無毒化した菌を入れるために、その辺に自然にある風邪のウィルスを入れないように注意をしていた、なんてちょっとおかしい気がします。
今はなおさら、予防接種を受けるために、おちおち風邪もひいていられませんね。
予防接種の種類が増えたことで、「単独接種では接種期間に間に合わなくなるから」と同時接種をすすめられます。
ワクチンというのは、劇薬=副作用で死亡する可能性もある薬剤、に指定されています。
抵抗力の未熟な乳幼児に対して劇薬をいくつも同時接種するのは疑問です。
また、同時に投与する薬剤の種類が多いほど、副作用は重篤、多様で、頻度も多くなることが予想されます。
世間体を気にする人が多い傾向に
予防接種は、平成6年に義務接種から責務接種になり、平成14年にはBCG再接種を廃止しました。
当時も、予防接種を受ける、受けないで悩む親たちは多かったのですが、予防接種を受けさせることにした理由を調べると、
「お医者さんとの付き合いで」
「お上に逆らえない」
「予防をしないと、周囲に迷惑を及ぼす可能性がある」
「接種を故意に受けずに、その病気にかかってしまったら、親の責任が問われる」
「個人的に副作用の心配を抱きながらも、周囲の“受けて当然”という情報に負けてしまう」
「予防できるものは予防してあげたい。」と言った声があるようです。
子どものことを思う気持ちは同じだと思いますが、それ以上に社会的に、周囲にどう思われるか、
おつきあい優先といった立場から予防接種を受けさせていた様子も伺えます。
テレビやマスコミで取り上げられるインフルエンザの話題。真実は?
私たちのメディアリテラシーも試されています。
一方、受けない選択をしている人は、インフルエンザワクチンの効果がそれほど高くないと判断しているからかもしれません。
日本では小児で25〜60%、成人で50〜60%とされています。
また、その年により流行するウィルス株が異なるので、ワクチン株の構成も異なり、
流行状況も地域によって異なるため、あまり有効性を感じていないということもあるでしょう。
今では、情報収集のツールとしてインターネットが主流になっているかと思います。
しかし、新聞、テレビ、雑誌を代表するマスコミには、業界のお約束があり、真実が伝わってこない事情はわかっていた方がいいかもしれません。
新聞がインフルエンザについて取り上げる場合、新聞草創期からずっと流行情報と対策といったセットがお決まり。
新聞の機能として、公衆衛生の啓発、疫病の蔓延を防ぐという役割に徹していて、
対策といえば予防接種、効果については「諸説ある」か「副作用を心配する声も」と、両方とりあげて終わり。
政府、厚労省、国立予防研究所の広報的な役割も担っているのか、予防接種の接種率を上げないと国益を損なうという考え方に沿っています。
ですから、公費で受けられるとなると、ますます「受けない方がいい」とは書きづらいわけです。
テレビでは、例えば、風邪の季節に2週間以内に番組を作って放送すると言ったスケジュールで始まります。
となると、取材先は行政やその周りの有名な専門家になりがち。
普段から問題意識を持ってスタートしているわけではないのです。
予防接種に関する報道がすべて科学的根拠に基づいているとは思わない方がいいでしょう。
雑誌では、個人のレベルで解決できることを記事にする、お上には逆らわないといった暗黙の了解があるようです。
予防接種のような極めて社会的で、政治的な問題は、国や企業の言い分ばかりを取り上げる一方的な扱いになるのは必然とも言えます。
予防接種の意味低下
免疫とは、私たちに生来、備わっている体を守る仕組みです。最近になって、この免疫の仕組みに腸内細菌が大きく関与していることがわかってきました。
この腸内細菌たちとは、私たちが生まれる前からずっと長い付き合いだということも。
そもそも、ウィルスに感染することが必ずしも悪いことではありません。
風邪はその人の体の修復ができるチャンスでもあります。
私たちの体に棲む1,000兆個の腸内細菌は、短鎖脂肪酸を生み出しながら、攻撃と抑制のバランスを保ち免疫系を成熟させていきます。
しかし、それを人工的に獲得しようというのが予防接種です。
病原体そのものではなく、その一部をワクチンとして接種し、病気にはならない程度の「異物との出会い」を作って免疫系を反応させようというわけです。
けれども、ワクチンの効果は、本当に免疫がつくもの、実際はつかないものもいろいろあることがわかっています。
また、ワクチン自体の問題と同時に、長年、予防接種をしてきたことで、病気や免疫をめぐる環境が変わってきたことも関係しています。
お母さん世代が予防接種で麻疹(はしか)と出会わず、免疫が得られなかったり十分ではないために、赤ちゃんに伝わらない。
そこで0歳児でも麻疹にかかります。
「赤ちゃんはお母さんから免疫をもらっているから、生後半年は病気にならない」ということが、もう常識ではなくなってしまっています。
ウィルスにさらされながら、それによって免疫の働きが強まるという環境が失われていく。
子どもたちが“無菌ラット”になってしまったら、なんて無防備な姿でしょう。
微生物の排除は、現代病が急増している最大の原因とも言われています。
予防接種をし続けたことが人の生きる環境を変えてきているのです。
責任主体は、国ではなく個人にあります。
国が定める予防接種法では、「予防接種は感染症対策の中で唯一の根本的対策」と言っています。
国ができることは、予防接種の種類を増やして、あらゆる感染症にあらゆるワクチンを作っていくことなのかもしれません。
万一、副作用で健康被害が起これば、それ救済する制度も設けているといいます。接種後28日以降に発生したものは副作用を認めてくれませんが。
でも、本当に私たちが望むのは、一つ一つの感染症を恐れ、その都度ワクチンを求めたり、副作用の危険にさらされたりすることではないはず。
さらには、予防接種が行われている病気の多くは、人間以外の動物との共通の感染の問題があったり、症状が見分けにくかったり、不顕性感染があります。
それらを考え合わせると、感染症の完全な撲滅は難しいと言われています。
1回の接種で足りなければ2回、ウィルスの変容があったら新しいワクチンをというのでは、永遠にいたちごっこです。
そして感染症が撲滅できないことは、国も、既にわかっているはずです。
それでも、次々にワクチンを開発し、義務接種ではないのに、ほとんどの人が受けておいたほうがお得という流れがあります。
さらに、それぞれに判断を任せ、国は責任を負わないのは矛盾しているとも言えるでしょう。
私たちは健やかに生きるためには、メディアのいっていることだけで物事を判断せず、もっと物事を注意深く見る必要がありそうです。
現状は人それぞれの判断で決めることになっていますが、定期接種も任意接種も、決して義務ではありません。
つまり、何を選ぶかはあなた次第。
一人ひとりが選んでいいのです、自由なのです。
免疫力を強化して次世代へ。
マクロビオティックの考え方では、こうした感染症も、病名にとらわれることなく、ひとつひとつの症状に対して、風邪の治し方と同じように対処していきます。
毎日の食生活を見つめなおすと、自然に沿った暮らしは私たちの強い味方になることがわかります。
すべての感染症を撲滅することはできませんから、私たちがこの環境でも生き抜くためには、ウィルスの力を借りて、
自分の免疫力をさらに強化させるチャンスにしてしまうことかもしれません。
感染症対策は、ワクチン接種だけではありません。
日常的には、腸内環境を整える暮らしが、最大の感染症対策になると考えます。
ワクチンで得る免疫は、自然感染で得る免疫よりずっと弱いものです。
西洋医学の力を絶対に借りない方がいいということではなく、なるべくならば自分で作る自分の免疫が一番頼りになるのです。
私たちの免疫機能は、腸内細菌によって作られています。
腸内細菌は水溶性食物繊維をエサにして日々、短鎖脂肪酸を生み出しています。
そうして、攻撃側と抑制側のバランスをとりながら免疫機能を保っています。
短鎖脂肪酸を産生する腸内細菌の好物は穀類なのです。
現代人が免疫低下していると言われる理由は、穀物の摂取量が少なくなったからです。
肉や卵は腸内細菌のエサになりません。動物性脂肪は攻撃側を強めるため、自己免疫疾患などの現代病が増えています。
主食には、水溶性食物繊維の多い穀物を摂りましょう。また、腸内細菌にダメージを与える衣食住における化学物質の多用も避けたいものです。
どれも小さな一歩に見えて、一個人から始められることです。感染症に対して特別なことをするわけではありません。
日常生活を整えることで、普段から免疫力、抵抗力、解毒力を高めることは、誰でも思いたったらいつでも自由にできるのです。
私も自分の子どもの乳幼児期に、何も知らず行政の指示通りに予防接種を受けさせてきた一人でした。
しかし、その後、マクロビオティックと出会い、就学後は、一切受けていません。
改めて孫の世代のことまで考えると、できるだけ、自然な形で免疫を獲得して、また次の世代への贈り物にしたいと思います。
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