夏の過ごし方次第で花粉症の重度が変わる!?花粉症は今から対策しても早くない。東洋医学から見た夏からはじめる花粉症対策。
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こんにちは!
薬膳工房あすごはん主宰国際薬膳師・国際薬膳調理師のともこです。
花粉症の重度は、夏の過ごし方で変わる?!
暑い日が続いていますが、体調はいかがですか。
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意外かもしれませんが、実は花粉症の症状が重いか軽いかは夏をどう過ごすかでかわってきます。
今日は、花粉症の症状を軽くするための夏の過ごし方をお知らせいたします。
東洋医学で考える花粉症の原因は?
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花粉症の症状としてあらわれやすいのが、
『鼻水・鼻づまり』
『くしゃみ』
東洋医学では
『身体の中の水のバランスの異常でおこる水毒(すいどく)』と
『氣の防衛能力の低下』が原因と考えます。
原因①:水毒はどのような原因で、やってくるのか?
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毎日暑い日が続いています。
ついつい清涼感を求めて、シュワッとした炭酸や、冷たいアイスやかき氷が欲しくなりますよね。
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クーラーの効いている冷えた部屋で冷たい物をたべることで
消化器である『脾』が冷えて脾※の働きが悪くなり、運化の流れがスムーズに働かないことで
余分な水分が身体に溜まり、むくみなどをはじめとする水毒の症状が現われます。
水毒を克服するために、まず、やめるべきことは、
『冷えたところで、必要以上に冷えた食べ物を食べないこと』
※脾の働きについてはこちら⇒https://macrobiotic-daisuki.jp/hi-2-117691.html
国際薬膳師が教える東洋医学からみた梅雨の時期にダメージを受けやすい『脾』の働きと、脾を補うため意識したい腸内環境を整える具体的な方法。
特に、お腹が空いている時に、冷たい食べ物や飲み物をダイレクトにいれないこと。
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この時期ならではの、冷たい期間限定デザートが出ているので、
それを食べるのも夏の楽しみのひとつ!だから、食べたい!という気持ちはよくわかります。
そんなときの、私のおススメは、アイスクリームやかき氷などの冷たい食べ物を食べる時は、
事前に、『お湯を飲むこと』。
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ダイレクトに冷たいものが入り、消化器の働きが悪くならないようにウォーミングアップしてからいただきます。
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これでだいぶ冷たい物のダメージが避けられているとおもいます。
そして、出かける時は、必ず携帯ポットにお湯や温かいハーブティなどを持ち歩きます。
もちろん、熱中症予防の水分補給ということもありますが、外出先は意外とクーラーが強く、身体が冷気で冷えることが多いです。
特に女性はスカートとサンダルで足元からダイレクトに冷えを感じるでしょう。
男性よりも筋肉量が少ないことも冷えを助長する要因です。
そんなとき、温かいものを飲むことで、身体の冷えを和らげるようにしています。
ホッとするのと、冷えで固まった身体が緩むような感覚もあるので、私の夏を過ごすための重要アイテムのひとつです。
水毒を防ぐために心がけたいこと・・・
水毒が起るとむくみがあっても、肌が乾燥したり鼻水が大量にでて、喉が渇くなどの症状が現れます。
身体の中にたまった必要のない余分な水=水毒です。
水毒を出すには、
『利尿のある食材の力を使って身体の外に排出する』
もしくは、
『発汗させることで、身体の外に排出させる』
方法があります。
水毒を排出させる食材
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・小豆
・黒豆
・大豆
・空豆
・ハトムギ
・とうもろこし
・とうもろこしの鬚
・すもも
など
発汗せてくれる食材
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・唐辛子
・生姜
・にら
・鮭
・大葉
・山椒・
・ねぎ
など
大切なことは、
『身体を必要以上に冷やさず、体温以上のものを食べて消化器をいたわること!!』
原因②:実は、夏バテと花粉症予防は繋がっている!防衛能力を高めよう!!
花粉症はスギやヒノキの花粉が、空気中の舞うことで起るアレルギー。でも、花粉症の症状が出る人と、出ない人がいるのはどうしてでしょうか?
東洋医学では、花粉症という考え方ではなく、自身の身体を守るための原動力である氣の『防衛能力の衰え』と考えます。
※気の働きについてはこちら⇒
東洋医学から考える未病の予防法。目にはみえないけれど私たちの体を動かす原動力「気」とは一体何か。
この『氣』を作るために、氣をつけないといけないこと
*きちんとした睡眠をとる
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東洋医学では、私達も自然界の一部であるため、一日の流れも陰陽の流れと共に過ごすことが大切と考えています。
朝日が昇り、陽気がのぼる時間帯は活動的に過ごし、太陽が沈み陰の気が多くなる時間帯は、ゆったりと過ごし眠りにつくことをおススメします。
テレビやインターネットの普及で現代人の睡眠負債が問題になっていますが、負債を作らないように睡眠時間をしっかりととることは大切です。
その他にも、睡眠をとりはじめる時間帯も大切です。
睡眠のゴールデンタイムは22時~26時
この時間を、睡眠時間にあてはめることができればベストです。
睡眠不足になりがちな忙しい人はどうしたらいいいの?
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仕事をしていたり、家族がいる場合は、22時からの睡眠は難しいかもしれません。
できるだけ、その日のうち(24時まで)に寝るように心がけましょう。
もし、4時間しか寝る時間がとれないときは、このゴールデンタイムの時間帯をとることをおすすめします。
*過酷な状況での過度な労働・運動は控える
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猛暑の中で屋外の仕事や、運動をすると、大量の『汗』と一緒に生命の原動力となる『氣』が流れ落ちてしまうことで、氣の防衛能力が衰えてしまいます。
気を補うおすすめの食材
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・米
・大豆
・枝豆
・かぼちゃ
・鶏肉
・キャベツ
など
*消化しやすく温かい食べ物を食べて『脾(消化器)』をいたわる(消化器はあったかくて、乾燥している環境が大好き)
脾を補うおすすめの食材
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・白身の魚
・かぼちゃ
・大豆
・とうもろこし
・はと麦
・鶏肉
・棗
など
*クーラーなどの冷たい冷気から受ける寒邪の侵入を防ぐ
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クーラー冷たい風=寒邪の侵入により、身体に冷えをためこみやすくなります。
クーラー冷えにならないような温度設定にするか、カーディガンやひざかけを使って直接風をうけないようにしましょう。
特に春~夏にかけて、身体のエネルギーのベクトルは中から外に向けて、エネルギーを放出するため、身体の中心は冷えやすいです。
内臓を冷やさないようにお腹周りに、腹巻きなどを上手に使い身体の中心を養生しましょう。
特に、寝ている時間帯はお腹が冷えないように注意してください。
*身体を内側から温めてくれるおすすめの食材
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・くるみ
・海老
・羊肉
・ナマコ
・香辛料
・生姜
・大葉
・茗荷
・ねぎ
など
まとめ:
![くらー_8c69cdc9eb6a1cfd2748f06e5d74e8cd_s](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/50d10c3d6c25634e28aa125922b0f51c-450x338.jpg)
夏からはじめる花粉症予防の具体的方法は・・・
・必要以上に身体を冷やさないこと
・冷たい物をダイレクトに食べないこと(できるだけ体温以上のものを食べる!!)
・クーラー冷え(夏冷え)にならないように体温調節できるように備えること(ストールやひざかけなど)
・氣の防衛能力を高めること
・水毒にならないように、利尿作用のある食材を取り入れること
・発汗させる力を保つこと
・質のいい睡眠をとること
夏を制するものは、花粉証も冷え証の予防ができます。今年は、平成最後の夏です。
夏バテを予防して身体を養生しながら、楽しい夏休みの思い出をたくさん作ってくださいね。
夏の段階から体を養生する薬膳的食材をオーガニックでそろえよう。
あなたにオススメしたいオーガニックな朝ごはんに必須アイテム「無農薬玄米と、無農薬味噌汁」
![電視みそ](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/a2dda5607464a44a1fef4e09838553bb-6.jpg)
お味噌と甘酒を作っている麹屋さんは岡山県で60年以上続く老舗。
自然に逆らわず、自然の力を最大限に生かした味噌作りをモットーにしています。
蔵のすぐそばには清流が流れており、もともと自然に恵まれた味噌作りに適した場所でしたが、
時代の流れが様々な環境変化をもたらし、目に見えないところで品質に影響を与えるようになっていったそうです。
味噌作りの工程で使う水は全て電子水を使用しています。
また、味噌蔵は、床・壁・天井の全てを備長炭で覆った炭蔵。
味噌蔵特有の発酵臭を感じないほどに空気が清浄に保たれているのだそうです。
このお味噌は、原材料にも究極のこだわりがあるのです。
それは、「奇跡のりんご」の木村秋則さんの指導を忠実に守って作った
自然栽培米(岡山県産)と自然栽培大豆(北海道産)を使っていること。
自然栽培は、化学肥料や農薬を使わないのはもとより、有機肥料や堆肥すら使わず、太陽・水・土の力だけで栽培します。
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![3295959165 cddf06900a b](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/3295959165_cddf06900a_b.jpg)
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