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簡単な手作り梅干しの作り方。自然の万能薬・梅のパワーを取り入れるコツとは?

    宮崎麻実/Mami Miyazaki
    音楽専門誌、ファッション誌を経て現在はWEBメディアを中心にフード、ライフスタイル領域の編集者として活動中。食やアートを通じた街づくりに興味があり、国内・海外の生産者を取材しています。

    梅の驚くべきパワーを取り入れる方法
    日本の風物詩のひとつ「梅仕事」。

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    毎年6月が近づくと、スーパーに青梅が並び、旬の梅を梅干しや梅酒に加工する「梅仕事」のための保存瓶などのアイテムがたくさん陳列されたコーナーを目にしますね。

    おばあちゃんや、お母さんが自宅で梅酒を漬けていたという人も多いのではないでしょうか。
    そんな日本の風物詩のひとつ「梅仕事」には、健康面から見ても多くのメリットがあります。
    梅の驚くべきパワーを取り入れる方法をご紹介します。

    日本古来のスーパーフード・梅の歴史

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    梅は中国が原産の落葉高木で、日本へは弥生時代に朝鮮半島を経て渡来したと伝えられています。
    奈良時代には「万葉集」に梅の歌が詠まれており、桜の42首に対し、梅が118首も詠まれていることからも、古くから日本人に親しまれていたことがわかります。

    平安時代には既に梅干が作られていたようで、村上天皇の時代に悪疫が流行し、六波羅蜜寺の空也上人が梅と昆布入りの薬茶をふるまい、多くの人を救ったという言い伝えがあります。

    今でも六波羅蜜寺では、3が日にこのお茶を「皇服茶(おうぶくちゃ)」として授与しています。

    戦国時代には武士たちの携行食として「梅干丸」が重宝され、保存食、生水の殺菌、傷の消毒などに利用していたそうです。江戸時代以降は庶民の間にも梅を食べる習慣が広まり、さらに昭和37年の酒税法改正で果実酒の自家製造が可能になったことから、梅酒作りが家庭に浸透するようになりました。

    このように、古くから梅は日本人の生活に欠かせない食材であり、「梅仕事」によって梅酒や梅エキス、シロップ、梅干しなど様々な加工をすることによって、梅が持つたくさんの効能を上手に取り入れるノウハウを蓄積してきたのです。

    塩だけで作る昔ながらの梅干し

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    最近は減塩志向により、昔ながらのしょっぱい梅干しは敬遠されがちですが、塩分18%で漬けた梅干しは常温でも長期保存が可能です。
    市販の梅干しの多くには、着色料や甘味料、保存料などの人間の体に不要な添加物が入っているので、ぜひ手作りで作ってみては。

    今年は、自家製の梅干し作りにチャレンジしてみませんか?

    梅干しの作り方

    材料
      梅 2kg(黄色く熟したもの)
      塩 360g(梅の分量の18%)
      焼酎 1カップ(度数35%以上のもの)

    1.梅を漬けこむ容器を熱湯や焼酎で消毒します。
    ※梅仕事の道具には非金属のものを使ってください!

    2.梅を水で洗ってざるに上げ、竹串などで梅のヘタを取ります。

    3.1時間ほど水につけてあく抜きをします。その後ザルにあげて水切りし、乾かします。

    4.容器の底に塩を一掴みふります。次に梅を平らに並べて塩をふり、その作業を繰り返します。梅と梅に隙間が無いように塩を入れ、上に行くほど塩の量を増やします。最後に梅の分量と同じ重さの重しをのせます。重しも事前に消毒しておきましょう。

    5.ほこりなどが入らないように新聞紙やビニール袋で覆い、冷暗所で保存します。

    6.2~3日して、白梅酢(漬け汁)が上がっているか確認します。梅がすっかり隠れるくらい上がってきたら、重しの量を半分に減らし、土用干しまでこのまま保管します。たまにカビのチェックはしてくださいね。

    7.漬け始めて1か月後の、晴天が4日間続きそうな日を選んでザルに梅を並べ、日光に当てて干します。日中1回はひっくり返し、好みの乾燥具合になるまで干したら完成です。

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    現代の食生活は、米やパン、肉、卵、加工食品など昔に比べて酸性食品が多くなる傾向にあります。
    酸性食品をとりすぎると血液は酸性に傾きドロドロになるため、結果、腎機能を低下させ、慢性病を引き起こす原因となります。

    梅干しに多く含まれるクエン酸は、生きるために必要なエネルギーを作り出し、脂肪や乳酸を分解してエネルギーに変換します。疲労物質が溜まると、血液が酸性に傾いてpHの数値が低くなりますが、梅干しを食べることで、血液を健康なpH7.4程度の弱アルカリ性に保つのに役立つのです。

    焼き梅干しはもっとすごい!
    効果抜群。風邪や生活習慣病の予防に!梅干しの便利な使い方


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    農林水産省食品総合研究所の研究で、梅に含まれる糖分とクエン酸が過熱されると「ムメフラール」という成分が生まれることがわかり、血流改善や、動脈硬化などの生活習慣病予防に効果があることがわかりました。

    この成分を手軽に取り入れるなら「焼き梅干し」がおすすめです。
    梅干しをアルミホイルに包んでフライパンで10分ほど蒸し焼きにすることで、「焼き梅干し」になります。

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    風邪のひき初めには、これに熱湯を注いで梅干しを崩したものを飲んでから就寝すると、眠っている間に血流が良くなり、発汗で熱を下げ、咳を鎮める作用もあるそうです。

    また、日本一の梅の里と言われる和歌山県みなべ町では、保育園で梅干しを漬けこんだ時にできる「梅酢」をうがいに使って風邪予防に取り組んだり、梅農家ではシャンプー後にお湯を張った洗面器に梅酢を数滴落とし、リンスに使うこともあるのだとか。

    食用、飲用としてはもちろん、万能薬として重宝する「梅」。
    今回紹介したもの以外にも、梅を使った健康法は数多くありますので、ぜひ興味を持った方はお試しくださいね!

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      音楽専門誌、ファッション誌を経て現在はWEBメディアを中心にフード、ライフスタイル領域の編集者として活動中。食やアートを通じた街づくりに興味があり、国内・海外の生産者を取材しています。
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