がんに有効な成分も！有害物質の排出に役立つ、デトックス野草「すぎな茶」の効果効能と知られざるパワー。

病気になる人が増える現代社会。
若くして原因不明のがんになる人も水面下で増えている。

現代人は常に習慣病と隣り合わせ。

日ごろ口に入るもの、肌につけるものを無農薬で産地にまでこだわり、すべてを選んで気を付けている方はまだしも、忙しいと毎日のようにコンビニやスーパーの惣菜、チェーン弁当屋、ファストフード店、チェーン居酒屋、お菓子などでほとんどの食事を済ませている方もまだまだ多く見かけます。

３．１１以降、あまり一般的には知られていませんが、がんをはじめとした病を患う人口も着実に増えてきています。

そんな中、わたしたちが最も気をつけるべき点は、例外なく、どれだけ身の回りから危険なものを排除するか。ということ。
そしてできる限り安全なものを選び、口に入れるかということです。

しかし、すでに取り入れてしまったものを排除するのはなかなか難しい。

特に放射線物質をはじめとし、体に一度入ってしまったら、性質上なかなか外に出にくく、蓄積されてしまうものもあります。
知った時には時すでに遅し・・
そうならないためにも、上記のことを心がけるほかにも、日常で比較的簡単に取り入れやすいデトックス作用の期待できる食材を積極的に活用する知恵が求められます。

そんな現代人の救世主。数百年も前から薬として用いられたデトックス野草「すぎな」

すぎなってただの雑草だと思っていませんか？
雑草のように、ものすごい繁殖力で辺り一面に広がるすぎな。

畑をしている方にとっては、取っても取っても生えてくる生命力の強い野草なので、農家の天敵として厄介者扱いされている程ですね。
でも、実はこのすぎな、その力強いエネルギーが人間の身体にも素晴らしい効能を与えてくれるスーパー野草だったのです。
同時に、数百年も前から漢方としても用いられるほどの立派な薬草でもあるのです。

ドイツの専門家：「あらゆる病気に効果がある植物」と紹介。
ガンにも効果があるとすら述べられている。

すぎなはあまりに身近すぎて野草というイメージより雑草に近いかもしれません。
しかし、実は様々な効能を持つ野草として、古くから利用されています。

特にヨーロッパでは昔から民間薬として活用され、ドイツの文献「神の薬局より贈られた健康」では「あらゆる病気に効果がある植物」と紹介しています。
そこにはなんとガンにも効果があるとまで書かれています。
さらに、あの自然療法でカリスマ的存在の東条百合子先生もすぎなを使ったいろいろな療法を推薦しています。

すぎなの栄養素と効果効能とは？

つくしが出した胞子から生えてくる緑色の草（栄養茎）がすぎなで、トクサ科の多年草のシダ植物。
すぎなという名前は見た目が杉の葉に似ていることから由来し、漢方では問荊（もんけい）として昔から知られています。

すぎなは、ビタミンA、C、E・カルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウム・鉄・リン・亜鉛・サポニン・葉緑素・ケイ酸などが豊富に含まれているミネラルの宝庫なのです。
すぎなはほうれん草に比べて、カルシウムは155倍、リン・カリウムは5倍、マグネシウムは3倍と驚くほどに栄養素が豊富です。

すぎなの生命力は自然の大地に深く根を伸ばし、地中の微量ミネラルをいっぱいに吸収する力がものすごく強力なので、そのパワーが私達に素晴らしい薬効を与えてくれるのです！

すぎなに期待できる効能

・デトックス作用

葉緑素の成分が血液をつくり、きれいにする。
傷ついた組織を修復し、肝臓の機能を強化するので体内の毒素を排出しやすくする。
また、ケイ素が含まれるため、放射線対策に使っている方もいるそうです。

・利尿作用

身体のむくみを解消する作用があり、腎炎・膀胱炎・肝臓病にも効果があると言われています。
すぎなにはカリウムが豊富に含まれているので、体内のナトリウムを排出してくれるので、その結果として水分代謝が活性化される。

・肌の調子を整える

すぎな風呂に入るとかぶれやかゆみを改善する効果もあり、アトピー性皮膚炎にも効果的。

・コレステロールの低下

血管に付着しているコレステロールの水素陰イオンを引き抜き、血管を掃除してくれる。

・高血圧の予防

血圧低下作用がある。

・自律神経の乱れを整える

ナトリウムとカリウムが自律神経のコントロールに役立つ。

そのほかにも下記のような様々な効能が期待されています。

すぎな茶の作り方・飲み方

香ばしい香りが緑茶に似ているので、飲みやすい！

①茎の硬い部分を取って水洗いした後、天日干しする。（中央の硬い茎から生えている柔らかい部分だけ使う。）
※4～5月頃に出た、芽吹いたばかりの若いすぎなを摘むといい。

②水1ℓに対して、乾燥させたすぎな大さじ１～2杯を入れ、やかんを火にかける。
沸騰したら、弱火にして7～８分煮出す。すぎなを取り除いたお茶を飲む。
一度にたくさん飲まないで、チビチビ少しずつ飲むようにする。（飲用する量は1日250mlまで！）

※強火で長時間煮ると、有効成分のケイ素が消失してしまうので気をつけて下さいね。

すぎなフレークの作り方

香りが良いので、サラダや香ばしいふりかけにも！

①摘み取ったすぎなを洗った後、天日乾燥させる。
茎の硬い部分は使わず、柔らかい所だけを使う。
良く乾燥したすぎなを、手でもみほぐして細かいフレーク状にする。

すぎな風呂の入り方

薬草風呂で冷え性や神経痛を解消！

乾燥させたすぎな100gを一晩水につけて、翌日それをそのまま沸騰させて、その液をお風呂に入れる。
10分～20分、汗をしっかりかくまでお風呂に入る。

そのほかの使い方！
すぎなパウダーにしていろいろなものに混ぜてもOK

また、すぎなを乾燥させてから、コーヒーミルなどで挽いて粉にしてもGOOD。
スープにまぜたりカレーライスにまぜたり、スムージーにすれば栄養が何倍にもあがります。
味にクセがないので料理をえらびません。

使用の注意

長期的な大量摂取は危険という報告もありますので、あくまで日常生活の補助的な存在として飲んでください。

どのようなお茶や健康食材においても同様ですが、危険と呼ばれるものはたいていサプリメント形式のものを長期的、または大量にとった場合が多いです。

どんなにすぐれた食材であっても、間違った使用方法では、何らかの深刻な健康被害がもたらされるわけです。

ですから、「この食材だけ食べていれば安心」という安直な考えは捨て、あくまで事故責任の下、食事のプラスαとして適量を守る、粉末にするときは大量に使いすぎない、といった常識的な使い方をしてください。

・どこにでも生えているすぎななので、農薬や除草剤などがかかっていない自然なものを選びましょう。
また、放射能汚染のされた土壌でそだったスギナは逆効果になりますので使わないでください。

・小さなお子様、妊娠中の方・授乳中の方の使用は絶対にしないで下さい。

・心臓や腎臓に疾患がある、ニコチンに対する過敏症がある人

・胃炎・消化性潰瘍のある方は、消化器官の粘膜をすぎなの成分が傷つける事があるので注意してください。

・食事中や食後に飲むとすぎなのタンニンと食べ物に含まれる鉄分が化学反応を起こして、鉄を身体の外に排出しやすくしてしまうので、すぎな茶は食事の30分前までに飲むようにする。

最後に。

山菜や野草が元気に育つ時期。
栄養豊富で身体に良く、美味しい物を摘み取るのがとても楽しみになります。

何事も「信じすぎ」「偏りすぎ」は間違った結果を生み出しますので、すぎな単体にすべてを求めるのは危険です。
しかし、実際スギナを使って何らかの症状の改善が見られたという事例が多いからこそ現在にいたるまで支持されてきたのも事実。
ご自身でも十分に調べられたうえで、うまく取り入れてみるのがよいでしょう。

生命力豊かに元気に生えているすぎなは、力強いエネルギーを持っているのでただ放っておくのはもったいない。
あたたかくなってきた今は、すぎなを摘み取るのに絶好のタイミング。
身の回りにありふれているからこそ見逃しがちなすぎなの素晴らしい野生のパワーを、是非普段の生活に取り入れてみては？

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