腸内細菌は性格をも変える?鬱を引き起こすパワハラ・いじめにも負けない精神状態を保つ最強な腸内環境の作り方。
若い人ほど危険、メンタル低下の原因
働く世代に「心の病」が増加
先日、働く人たちの「心の病」に関するアンケート結果が公表されました。
この調査は、昨年の7月〜9月の間、全国の上場企業2273社を対象に、日本生産性本部「メンタル・ヘルス研究所」が行ったものです。
それによると、年代別では40代が、前回調査と比較して3.4ポイント上昇し35.8%で、
全年代中、心の病を患う人が最も多かったと言います。
また30代も32.6%と拮抗する結果となりました。
そして、前回調査(26年)に比べ、心の病が10〜20代で急増していることがわかりました。
14年までは10%台で推移していましたが、17年は27.9%と深刻な状況になったのです。
別の企業への調査では「心の病が多い世代は20代」との回答が多く、30代、40代に迫る勢いがあることが報じられています。
メンタルをすり減らす若者たち
その原因として、
1、職場の人間関係
2、企業が求める高い要求
3、過剰なパワハラ
が挙げられています。
職場の人間関係はメンタルバランスを崩すきっかけ要素として大きく、春には新入社員が入り、そのタイミングで職場の人間関係が変わります。
上司との相性や、同僚との関係などによって、ストレスの量は変動します。
また、会社合併や統合があれば、全体の雰囲気が一変する会社もあるでしょう。
それから、上場企業は競争社会で、職場では「競争」「陰口」「比較」「嫉妬」は付き物で、これらが原因で職場うつを発症するケースが多いと言います。
一方、企業はコンピューターやITの進歩によって、仕事の質・量ともに高いレベルを求めるようになってきています。
新人にも即戦力を要求し、能力以上の負担が多いケースもあります。
パワーハラスメントが横行することで、精神的プレッシャーに伴う強い不安から悲観的になり、自殺企図のような衝動行為に至るということも稀ではありません。
パワハラを受けて精神的に病んでくると、次第に無気力になり、嫌な上司の顔を見るだけで、怖くなってからだが震え出したりすることもあるといいます。
上司は、自分の行いを善であると信じ込み、部下のミスを執拗に責め、暴言を吐き、うつや休職に追い込むケースもあります。
上司もストレスを抱え、はけぐちが仕事ができない社員や、新人に向かってしまうのでしょうか。
厚生労働省による「平成26年患者調査」によると、日本でのうつ病患者数は約112万人となり、調査以来最多となりました。
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¥ 53,361 (税込)ココロとカラダは繋がっている
これだけ増えてきても、心の病気に有効な処方箋は、まだ見つかっていないのが現状です。
一度診断されると、その呪縛から抜け出すことも難しいようです。
そのココロはどこから来ているのでしょうか。
体に不調があれば、心も平常ではいられなくなるように、心と体はつながっていると、誰もが“なんとなく”感じています。
ここに、心と体の面白い関係を解説している本がありました。
一部を抜粋して紹介します。
カラダをゆるませて、ココロを許すことに焦点を当てた、これまでにない全く新しいココロとカラダのメソッドをお届けします。
社会の理想と現実のギャップが許せない→頭頂
自信を持てない自分のココロが許せない→眉間
過去の人間関係が許せない→のど
パートナーが許せない→胸部
父が許せない→お腹
母が許せない→骨盤
自分の見た目が許せない→肛門、膣
『ゆるスイッチ』 著 おのころ心平 より引用
☆動画コンテンツIN YOU Tube『耳で効くオーガニック 【朗読】鬱にならない食事方法』
腸の病気との関連
マクロビオティックでは心の病気の対処について、以下のように述べています。
食べ物によって人が創られ、感情が生じるとすれば、食べ物を消化吸収する胃腸や肝臓などの消化器系が問題となる。
「腸にある宿便が暴れているのが躁病、精神分裂病などの興奮状態。
脂肪の過剰摂取により解毒臓器である肝臓を傷め、十分に脂肪で分解できないため血液が酸化し、その結果怒ったり暴れたりするものである」。
中略
躁病、精神分裂病などの興奮状態には、しいたけスープが功を奏する。
第一大根湯や果汁も併用すると良い。また宿便を抜くために浣腸をかけるのも一法である。
精神病患者の食事歴は
主食をほとんど取らずに、肉や果物など陰陽の両極端の食物を過剰摂取してきた傾向があるように思われる。
『食養手当法』 著 鈴木英鷹 より引用
また、この本の中でも、感情(脳・神経)と腸は一見、関係なさそうで関連があることにも触れています。
これまでの経済社会を牽引してきたのは、いわば男性社会=父であり、『ゆるスイッチ』の著者が解説するように、
父を許せないココロとお腹(腸)カラダはやはりつながっているように思えます。
若い人ほど不足しているもの
主食の穀物の摂取が減少し、肉や果物など陰陽が両極端の食べ物を過剰に摂取する食事の傾向は、40年ほど前からのことです。今の20〜30代が生まれた頃には、もうそれが当たり前で、口当たりのいい食物繊維がほとんど含まれていない食品ばかりでした。
主食と言っても、ふわふわの食パンが喜ばれ、精白された食品が増え、お米の消費量は減りました。
代わりに畜産品や油脂の摂取が増えました。
日本が長寿社会になっているのは、今の70歳以上の方々の幼い頃は、粗食が当たり前だったため、体の基本ができていたのではないかと考えます。
食物繊維が豊富な食事、特に水溶性食物繊維を多く含む大麦(押し麦)を常食していたことは現代人と大きく異なる点でしょう。
この表の対極の形をしているのが、アレルギーやアトピー、うつ病患者数の推移でしょう。
つまり、食物繊維を十分に摂れていた頃は、アレルギーやアトピー、うつの患者数も報告されていなかったということです。
近年、水溶性食物繊維が腸内細菌のエサになり、腸内細菌はそれを食べて短鎖脂肪酸を産生し、
それが腸から脳へさまざまな指令を出す信号になっていることが解明されてきました。
うつに関係の深い脳内ホルモンといえば、セロトニンがあります。
セロトニンは脳内ホルモンと言いながら、脳には2%しかなく、腸に95%存在しています。
というのも、腸内細菌は、私たちがせっせと腸に届けるエサを食べてでセロトニンを産生していると考えられます。
そうなると、やはり腸活は若い人ほど必要不可欠になってきます。
腸内細菌の驚くべき働き
人は、腸内細菌とずっと折り合いをつけて今にいたっています。
そのせいか、私たちはなんとなく、ココロとカラダは繋がっていると感じています。
実は、このなんとなくという感覚、あなたが第六感だと思っているものは、腸内細菌が脳に送った化学メッセージなのかもしれないという話もあります。
私たちの「なんとなく」が、実は腸内細菌によって操られているとすると、腸内細菌の構成が変われば、性格まで変わる可能性が見えてきます。
実際、腸内マイクロバイオータ(腸内細菌叢)は、柔軟性に富み、健康増進や疾患の治療にも効果的な手段とされています。
今後の医療では、もしマイクロバイオータにある重要な機能または細菌種が欠けていると気づいたら、新たに微生物を補えばそれに対処できると考えられています。
腸内マイクロバイオータを変える能力は、マイクロバイオータの「再プログラム化」として知られ、人の健康を増進するすばらしい方法であることが判明しています。
健康な人生を支える細菌の育て方、と表した本から、以下を引用します。
脳が腸内の微生物を「認識している」だけでなく、これらの細菌は私たちの世界観のみならず行動まで変えるという。
マイクロバイオータの影響力が腸をはるかに超えて、ほとんど誰も予測しなかった脳にまで及ぶことが明らかになりつつあるのだ。
腸内マイクロバイオータは、幸福感を調整する強力な神経伝達物質であるセロトニンの体内濃度に影響を与える。
不安感やうつに対してアメリカで最も処方される医薬品に「ブロザック」「ゾロフト」「パキシル」などがあり、これらの医薬品はセロトニンの量を変えている。
しかもセロトニンは、マイクロバイオータに翻弄される、私たちの気分や行動に関わる多数の生化学物質のうちたった一つに過ぎないらしいのだ。
『腸科学』 著 ジャスティン・ソネンバーグ、エリカ・ソネンバーグより引用
そして、興味深いのは、この本の終わりに実践的なアドバイス&レシピが付いていることです。
一品一品の食物繊維の量が明記され、腸活には食物繊維が有効なことが、漫然と眺めていてもわかります。
マイクロバイオータに配慮した食事
マイクロバイオータの多様性を高め、腸内細菌がつくる短鎖脂酸を増やすことが、
健康なココロとカラダをつくるカギになります。多様性の高いマイクロバイオータを得るには、賢く食べ物を選択することが求められます。
マイクロバイオータに良い食事の4原則
1、 水溶性食物繊維を多く含む食品を食べる。
2、 肉の摂取量を減らす。
3、 飽和脂肪酸の摂取を減らす。
4、 プロバイオティクス(有用菌)の摂取。
このように、食事や環境内の微生物などを利用すれば、腸内細菌の構成を変える強力な手段があります。私たちの祖先は経験値で知っていたのでしょう、日本の伝統食にもその知恵が生かされています。
けれども、日本人の食生活も随分と変わってきたことで、
マイクロバイオータは多様性を失い、不安定なものに書き換えられているかもしれません。
お急ぎの方にオススメ
前述のマイクロバイオータに配慮した食事1〜3は、日常の積み重ねなので、まずはできることからはじめていきましょう。
そして、今すぐできるのは4です。
ただし、マイクロバイオータは人によって異なり、どのタイプのプロバイオティクスを、どれほど摂取するのがどのような症状にいいかは、判断が難しいといいます。
そのため、自分のマイクロバイオータにあったプロバイオティクスを見つけるのが重要になってきます。
現在うつ症状で悩んでいる方や、お腹の調子を早く整えたい方には、プロバイオティクスを含む様々な食品やサプリメントを試してみることをお勧めします。
少なくとも1週間は続けてみて、自分に一番あったものを見つけるのがいいでしょう。
自分にあったプロバイオティクスを見つけるポイント
1、 便秘が改善する
2、 不快な腹部膨満感がない
3、 おならが出ることが少なくなる
4、 頭痛などが起きない
もし、このような効果が全く見られない場合は、そのプロバイオティクスとは相性が悪い可能性があります。別のプロバイオティクスを試してみましょう。
また、善玉菌が優位で腸が健康な状態は、毎日の便りで確認できます。
便秘は万病の元ですから、便秘解消はもちろんのこと。
それでも、出ればいいということでなく、理想的な糞便に近づくことを目安にしましょう。
ベストな糞便
1、 色は、黄色〜黄褐色
2、 いきまずに気持ちよく出る
3、 水分量が70〜80%(途切れずに出る状態)
4、 少し水に浮くぐらい
サプリメントを選ぶ場合、日本人は、古くから酪農文化がなかったため、乳由来の乳酸菌では馴染みが悪いケースも見受けられます。原材料はオーガニックで植物性のもの、シンプルで有害な添加物のないものを選びましょう。
【日本初上陸!こだわり抜かれたオーガニック&ビーガン乳酸菌】プロバイオティクスサプリ
みなさんは腸内環境をととのえ、免疫力をたかめるために何をしていますか?
ヨーグルトを食べる、発酵食品を食べる、etc色々あると思いますが、残念なことにほとんどの乳酸菌は腸に、届く前に死滅してしまいます。
さらに動物性の乳酸菌は賛否両論あります。しかも近年では植物性の乳酸菌のほうが効果があるのではないかとも言われています。
体の中に生きたまま届く乳酸菌ってどうやって選べばいいの?
エビデンスのある質の良い乳酸菌を選ぶしかありません。
◆他との圧倒的な違いブルガリア乳酸菌GLB44の特長◆
4時間後にも胃酸に強く生きて腸まで届く奇跡のプロバイオティクスが、こちら。通常の乳酸菌は腸に届かないうちに死滅しますが、ブルガリア乳酸菌GLB44を摂取してから、
培養された多数の善玉菌コロニー形成単位は胃酸(pH2~pH8)に負けず、4時間後にも100%生存が見られました。
100%オーガニック、アレルゲンフリー。
◆プロバイオティクスの効果
腸内環境の改善便秘対策
感染予防
免疫力を高める
現代病対策、予防、改善
美容
アレルギー対策、改善
こちらのオーガニックプロバイオティクス、言うまでもありませんが添加物は一切含まれていません。
乳製品などを使っていないため、ビーガンの方でも楽しめます!
原材料はブルガリア乳酸菌と野菜エキスのみ。
植物性だからお腹にガスだまりをしないのが特長のサプリメントです。
ほとんどの乳酸菌は粉乳と化学塩基の複合液体で培養されています。その結果、最終商品にはその物質の少量が混合されることに。
含まれる乳酸菌は原料がラクトースフリー、培養もグルテンや大豆などの主要アレルゲンが一切含まれていない野菜ジュースというこだわり加減。
植物性繊維のカプセルを使い、化学調味料及び人工原料は一切無添加。
IN YOUでオススメのプロバイオティクスなら安心です。
☆動画コンテンツIN YOU Tube『ドクターが教える!人間の健康に重要なミトコンドリアを増やす方法とは?』
オーガニック食品やコスメをお得に買えるオーガニックストアIN YOU Market
IN YOU Market腸内環境を整えよう!!IN YOU厳選オーガニックアイテム
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