東洋医学から見た秋の養生食。秋に活発になる「肺・大腸」を助ける!万能「梅酢生姜」寿司の作り方
陰陽五行では秋は肺と大腸に位置します。
秋は、栄養価の高い食物がたくさん採れる実りの季節です。
この時期は東洋医学の基礎となっている「陰陽五行説」では『金』にあたります。
その美味しい作物それから空気からの栄養を摂り入れるのは大腸・肺系の器官です。
腸は第二の脳
発生学から見ると、受精卵が分裂して最初に作る器官が腸がです。次に、皮膚が生まれる
更にやっと脳ができ、いろいろな器官が順に出来上がります。
腸 ➡ 皮膚 ➡ 脳
この3つの器官の関係は最近の研究で次第にはっきりとしてきています。
ですから、意外ともいわれるかしれませんが、思考に深く関与するのが腸とも言えます。
大腸の環境を整えることは、ボケ防止だけでなく、健康にもプラスになります。
辛味食材でデトックスを促進
これからの時期は乾燥しやすくなってくるので、肺も弱りやすくなっていきます。肺が弱ると 二酸化炭素を排出できず、取り入れる酸素の量が少なり、当然、血液中の酸素量も減ることに。
酸素量が減少すると、腸においても働きが鈍くなり、老廃物が溜まり、栄養の吸収が悪くなるのです。
こういう時には「辛味」の食材が「肺・大腸」を癒してくれるので積極的に活用したいですね。
辛味は 体を温めて水分や気の流れを良くする働きがあります。
中でも生姜は 血液の流れをよくして老廃物を外へ出してくれます。
では早速梅生姜で作るお寿司の作り方をご紹介しましょう。
紅葉シーズンにピクニック気分でも持って歩けるキュートさが嬉しいです。
梅生姜の寿司飯と稲荷ずしの作り方
材料
作り方
① 生姜を洗って皮ごと2㎝程度の長さの千切り
アレンジ
味付けした油揚げに詰めて稲荷ずしにして行楽に持って出かけることもできます。
生姜を浸ける時に 茗荷やサッと湯にくぐらせた薄切りレンコンを一緒に浸けても可愛いピンクに染まります。
家族に友人に愛情を沢山わけてください。
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