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市販薬にも添加物は沢山含まれているのに、そこだけ気にならない人がいるのはなぜ?衣食だけオーガニックならいいの?たやすく手を出す前に自然療法という選択肢も。

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食べ物や着る物だけがオーガニックならいいの?という疑問

   
IN YOUの読者の皆様はもうすでに、オーガニックや質の高いもの・暮らしに関心が高いかたが多いと思います。

私の周りも、なるべく添加物が少ない食品を選びたいとオーガニックスーパーや通販を利用したり、
ケミカルナプキンを使わない生活をしたりと「自然なもの」にフォーカスした生活をしている人が多いです。

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ところが、薬となるとどうでしょう。

そこだけが自然な在り方から切り離されたように、何も気にせず摂っているということはありませんか?
同種療法士として自然療法の世界に関わりながら感じることは、食べるものや着る物だけがオーガニックならいいの?という疑問です。

せっかく添加物をなるべく遠ざけて暮らしているにも関わらず、
それ以上の添加物もある薬は、その意識から切り離されたように何も考えず摂っている人が多いという事実。


メリットとデメリットを知り「選択」する


私は、薬は摂ってはいけないよ!
薬は悪いものだよ!と伝えたいわけでは決してありません。

むしろ全く思っていません。
同じように、コンビニのおにぎりやカップ麺なども、摂ってはいけない悪しき物だとは思っていないのです。

全てには適した場所や時があるということです。


薬は、理由に関わらず痛みを止めたり、菌を殺したりすることができます。
それは状況によっては、素晴らしいことであり、私たちの命を救い得る恩恵だといえるでしょう。

コンビニのおにぎりやカップ麺も、保存が効くというのは、
災害などでライフラインがストップしたときに私たちの命を繋いでくれる大切なものになると思っています。

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しかし、それだけ強力な力があるものを、いともたやすく、ファーストチョイスとしてむやみに摂り続けることは、
同時に存在するデメリットも一緒に摂っていることもまた忘れてはいけないことです。


添加物もりもりの食品にそれだけ気をつかっているのなら、同じようにもりもりの薬にも意識を置いてみることを提案します。


症状が出たら即薬、病気を治すにはすぐ薬ではなく、今何が必要か?どうしたいか?
食べるものや着る物と同じように、メリットとデメリットを知って、薬も「選択」するものです。

薬の添加物にはこのようなものがあります。

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薬が作られるときにも多くの添加物が使用されます。
有効成分を薬という形にするには多くの添加物の力が必要なのです。

・賦形剤 量を増やし形を作るもの。乳糖やでんぷんなど。
乳糖は、牛乳に入っている成分です。

牛乳を避けていても、気にせず摂っていればお腹が弱い人にはゴロゴロしたりと負担になることもあります。

・保存料 主にパラオキシ安息香酸エステルやクレゾールなど。
パラオキシ安息香酸エステルはいわゆる「パラベン」です。
添加物として認められていますが、発がん性があったり、胎児に影響を及ぼす「かもしれないが詳細が明確ではない」とされています。(マーミー参照)

肌につけるものはパラベンフリーのものを選んでいる人も多いと思いますが、薬となると経口摂取です。

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・保存や酸化防止 亜硫酸ナトリウムなど
ウサギに対する動物実験では、体重減少や胃出血がおこっており、人間にも認められる可能性があるとされています。
(食品添加物の危険性.com参照)

食品の添加物と同じく、許可され、安全とされている添加物です。
ですからこれらをどう捉えるかは個人のひとつの選択です。

薬の添付文書に必ず目を通していますか?

昔からある薬にも、1年前、2年前に新しく副作用が追加されることもあります!


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高血圧によく使われる薬ノルバスク錠を例にみてみましょう

高血圧と診断されると割と一般的に処方されるノルバスク錠。
「薬の危険な副作用~ひよこ薬剤師からの忠告~」によると、このお薬にも2016年に3つの副作用が新たに追加されています。

・劇症肝炎
・横紋筋融解症
・無顆粒球症(白血球中の好中球の著しい減少)


と、非常に大きな副作用です。
それ以外にも改訂前から添付文書に記載されている副作用の数はなんと約90項目に及びます。

文書に記載され提示されているのですから、血圧を下げる為にこのお薬を飲むことを選択するということは、これからの副作用も納得の上自己責任で摂りますという意思表示ということになります。

お薬の添付文書はこちらのサイトで検索することもできます。
医療用医薬品の添付文書情報

もちろん、血圧を即下げなければ命に関わる時や、その症状がもっと重篤な症状を引き起こす可能性がかなり高い時、すぐに薬を使用することが必要です。
しかし、血圧が高いことを見直す余地があるとき、自然療法という選択もあります。

そもそもオーガニックなものを選択する理由はなんでしょうか

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オーガニックなものを選択する、添加物を避ける、ナチュラルな衣服や住まいを選ぶという行動の根底にあるBEはなんでしょうか・・?

私のBEは、自分の中に在る力を最大限に使いながら生きていきたい、
自分の心や体と対話しながら命を満喫したい、
この世界に享受されている自然のものと調和しながら生きていきたい、というような想いです。

皆様はどうですか?

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そして、症状という体からのメッセージや、その為に体に取り入れる薬や医療とも同じように付き合いたいと思っています。

高血圧という症状からのメッセージ

ノルバスク錠を例にしたので、高血圧という症状からのメッセージを聴いてみましょう。

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高血圧になる原因は大きくわけて3つ。


・ストレスによって肝に負担がかかり、陰陽のバランスを欠いたことによるもの
・エネルギー不足で血流が滞っていることによるもの
・いわゆるドロドロ血で血が流れにくくなっているもの


です。

原因を無視して添加物も副作用も享受しつつ血圧をさげるのか、原因とそれに至った在り方にアプローチするのか、どちらが良い悪いではなくすべて「選択」です。食べ物、着る物、住まいでオーガニックや自然素材が選択肢にあるように、薬や医療にもその目線をプラスできます

食べ物や着る物だけでなく自然療法にも触れてみませんか

自然療法とは「自然治癒力」を引きだしたり、サポートをしたりすることで、身体や心のバランスを整えていく療法のこと(ナチュロパス ネイチュラ|インナービューティから引用) です。

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広義でいうと、ホメオパシー、ハーブ療法、バッチフラワーなどもこれらに当てはまります。
自然=ほったらかしということではなく、自然に治癒に向かおうとする力を引き出し活かすということです。

私は、自己治癒力が働く状態にあるならまずその選択をしています。

自然療法では根本的なところへアプローチできる

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血圧が高い→血圧をさげるではなく、血圧が高い→肝を整えよう、
ストレスが多い生活を見直してみよう
というアプローチができることは、その症状の根っこを断つことができます。

根本的なところを見つめることは、心と体を大切にしながら自然と繋がって生きていきたいという生き方と通じています。

自分のなかの「ある」を常に信じることができる

同種療法士としてクライアントさんたちと接するときに、私は彼らのなかに「ある」ものに注目しています。
血圧を正常に保つ力がある。その力を取り戻したり、バランスを整えるには?という具合です。

そしてそれを整えることに力を貸してくれるものもまずは自然のなかにあります。

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そうは言っていられない場面もあることは絶対に忘れずにいてください。

以前、子供の鼻血が水道のように止まらず顔面蒼白、レメディー何がいいですか?と書き込んでいる方がいて驚きました。
もちろんそんな時は、救急車を呼ぶか病院に連れていかなければいけません。

どちらがいいか?という天秤ではなく、今何がふさわしいか?を選べることが大切です。

食べ物や着る物を選ぶように、医療や薬を選ぶ場面においても丁寧に意識を置いて選ぶもののひとつに加えることができます。
その意識がプラスされたら、豊かに生きたいと願う皆様の世界が更に豊かに安心なものになるでしょう。


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柳千妃路
日本・英国ホメオパシー医学協会認定プロフェッショナルホメオパス。日本ホメオパシーセンター垂水舞子センター長。2児の母。次女のとびひに対し出された大量の薬と「ほおっておけばいい」の対処の相違に「病気ってなんだろう?」と思ったことがホメオパシーを始めたきかっけ。自身の鬱と酷い生理痛も克服。モンテッソーリ教員の家庭に生まれ、モンテッソーリとホメオパシーを取り入れた子育て15年。趣味は料理・カメラ。ホリスティックを世の中のスタンダードに!の想いを胸に活動中。女性のこころと体の啓もう団体こころりんくの運営代表メンバーでもある。
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