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これってただの風邪? 薬剤師が教える「自宅療養or受診をすべきか境界線の判断方法」Q&A【風邪編】

宮本知明
薬剤師/GAJ認定ジェモセラピスト(植物療法士)/漢方ソムリエ。 病院薬剤師を経て“薬と共存しない生活”の念いからホリスティックな健康観と出逢う。新婚女性、新米ママさんを西洋医学・東洋医学・自然療法の良さを合わせた統合医療の知識をもった“ホリスティックな健康観を持つ女性”に育成する「ホリスティック医療家」として執筆業・講師業で活動中。 公式ブログ /公式HP

この記事を書くにあたって
私は、これまで、薬に頼りすぎない生活を提唱してきました。
食事や生活を見直す意識が生まれることは、最終的にはストレスの少ない生き方につながったり、
女性が家庭の健康について目を向けるようになる
という話をさせていただきました。

しかし、本当なら自己判断して対策をするって難しいのです。
自分の変化に気づいて、自分で対処をすることに自信がある人ほどお伝えしたいのが、
病院を受診することは負けではないということです。

場合によっては、同じ熱でも自分で対処できる物とできない物が存在するのです。
そこの見極めができて初めて、自分の変化に気づいて対処できる人であることをお伝えしたくて、
今回から自宅療養で良いものと病院を受診しないと危険なものをご紹介して、
皆さんの健康的な薬に頼りすぎず、
自分の変化に敏感に感じられる人になっていただけたらと思います。


風邪をひいたかな?と感じた時には

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風邪の定義とは

一般の方の風邪の認知のほとんどが「熱、だるさ=風邪」これが多くの方の認知だと思います。
また、医療従事者でも症状が軽るそうな場合に「熱、だるさ=風邪」と言ってしまいがちです。

まず、風邪の定義ですが「自然に良くなる上気道のウイルス感染症」を風邪と言います。
ポイントは「ウイルス感染」であることです。ここで知って欲しいのが、抗生剤は効かないということ。

また、風邪に効く薬というものは存在しません。
その理由は、定義にも書いてあるとおり、「自然に良くなる」からです。
つまり、3〜5日、長くて1週間休めば自己治癒力で自然に治るのです。

本当に「熱、だるさ=風邪」でいいのか?

実は、一般の方が風邪だと思って受診してみたら意外な疾患が隠れていることがあります。

例えば
・軽い咳と少し呼吸が苦しい感じがする→心不全だった

・のどの辺りが痛い→心筋梗塞だった

・だるさと微熱が長引く→急性肝炎だった

・熱が出た→腎盂腎炎だった


細かい理由は割愛させていただきますが、

これらの例を知って皆さんは本当に「熱、だるさ=風邪」と判断して、
薬をドラッグストアで相談せずに買ったり、経過観察で自宅療養していいのでしょうか?


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典型的な風邪の症状の定義とは

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そもそも、風邪の正式名称は上気道炎(風邪症候群)で、
首の呼吸器のウイルス感染症を総称して風邪と呼びます。

80〜90%が呼吸器ウイルスによるもので、多くの場合1週間以内で自然治癒します。

健常成人では、ライノウイルス(約30〜40%:春と秋に多い)、
コロナウイルス(約10%:冬に多い)、小児ではRSウイルス、アデノウイルス(夏に多い)など
7種類のウイルスが風邪症候群を引き起こしています。

風邪の症状は、皆さんもご存知の咳、痰、喉の痛み、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、熱、だるさ、
目やに、声のかれ、関節や筋肉の痛み、頭痛などいろんな症状があります。

しかし、この中でも特にこの3つが約24時間くらいに同時に、または順番に起きるときに、
風邪と判断して良いとされています。その3つの症状は「咳」「鼻水」「のどの痛み」です。

つまり、皆さんが思っている「熱、だるさ=風邪」ではないのです。


のどの痛み=つばや食べ物を飲み込んだときに痛みがあるもの
このときに痛みがないものや咳をした後にのどが痛いものは含みません。

また、鼻水は垂れてくるものだけではなく、鼻をすすったりして飲み込んでしまって、痰のようにのどに引っかかっている症状がある場合は、痰ではなく鼻水の可能性が高いです。

こんな症状が出たら病院へ「細菌感染」

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その前に皆さんは、ウイルスと細菌の違いはご存知でしょうか?

細かいことは無しにして、ここでの違いは、
それぞれが自分で増殖する能力があるかないかです。

細菌は、私たちの生活のいたるところに存在しております。
彼らは栄養と水がある環境であれば、どこでも増殖することができます。
逆にウイルスは、自分では増殖することができません。
細胞に感染して細胞の中の機能を使って増殖します。

私たちの知る風邪は、上記で紹介したようにウイルス感染で起きて症状は3つ起こります。

しかし、細菌感染の特徴は、1つの場所に感染するということです。
つまり、症状としては、1、2つの症状しか出てこないということです。

先ほどの例を振り返ってみましょう。

・軽い咳と少し呼吸が苦しい感じがする
・のどの辺りが痛い
・だるさと微熱が長引く
・熱が出た


典型的な風邪の症状の定義にどれも当てはまりません。

この場合は、風邪に代表されるウイルス以外の感染と細菌感染の可能性も考えなくてはなりません。
よって受診する必要があります。

「咳」「鼻水」「のどの痛み」の症状が、
約24時間くらいで現れないと風邪ではない可能性があります。すぐに受診しましょう。


また、解熱鎮痛薬と呼ばれる薬は、熱を下げてしまいます。
これは、皆さんの体の免疫がせっかく良い環境で働いているのを妨げてしまいますので、
よっぽど辛くない限りは使用しないようにしましょう。

また、汗を出すために布団で温めたりすることは良いことではありません。
汗は、熱を下げる反応です。汗がたくさん出ているときは、治りかけている状態だと思ってください。

そのため、布団で温めすぎると逆に体温が下がりにくくなってしまいます。
しっかりとした水分補給と適度な布団をかけて寝るようにしましょう。

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鼻水が止まらない場合には

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鼻の症状が強いときの病気の可能性

風邪の典型的な3つの症状の内、特に鼻水が強く出ている場合に
考えなくてはいけないことをお伝えいたします。
風邪症状の中でも、鼻に関係するくしゃみ、鼻水、鼻づまりの
どれかが主症状の鼻症状メインの場合、そこまで重篤な疾患の可能性は低いと思われます。

感染症としては、ウイルス性副鼻腔炎と呼ばれる鼻の奥の方の炎症がほとんどです。
感染症以外で考えられる可能性は、アレルギー性鼻炎、
季節性鼻炎のどれかにほとんど含まれます。


細菌感染していないか

鼻症状メインの場合に、一番注意しないといけないのが「細菌性副鼻腔炎」です。
この場合は、受診をして抗生剤で治療しないといけません。
しかし、実際のところは風邪による鼻症状であれば、
症状に2つの波ほとんどがウイルス性で、細菌性は0.5〜2%と言われております。

鼻水と痰の色で細菌性が判断できるのか

ご存知の方もいるかもしれませんが、
鼻水と痰の色で「黄色から緑色のドロっとした粘性のもの」(膿性鼻水・膿性痰)が
起きたときに出てきたりした経験ありませんか。

これは、細菌感染している指標にはなるのですが、
これだけで細菌感染と言えない部分もあります。

この反応は、細菌だけでなくウイルス感染でも異物が体に入っても起きます。

また、このような「黄色から緑色のドロっとした粘性のもの」が出てきたときは、
症状が良くなってきている過程を教えてくれているのです。

よって、「黄色から緑色のドロっとした粘性のもの」が出てきても、
それだけでは細菌感染と判断できないのです。

自宅でも判断できる細菌感染の判断法

細菌性鼻症状を見極めるポイントの1つは、
鼻症状に2つの波があることです。いわゆる風邪をこじらせたときです。


1つ目の波
咳、鼻水、微熱が確認できて3日くらいで改善傾向

2つ目の波
数日後に、再び鼻水が悪化して、高い発熱


このように2つの症状の波がある場合、
1つ目の波はウイルス性、2つ目の波が細菌性の可能性が非常に高いです。
1つ目の波で改善傾向だったときが一番体が弱っている状態のときに、
普段なら何悪さもしない細菌に感染してしまって、2つ目の波が来てしまい風邪をこじらせてしまうのです。

これらに加えて、細菌性鼻症状を見極めるポイントとして

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・頬の片方だけが痛い、腫れる、熱がある
・顔が圧迫されてる感じがする
・黄色から緑色のドロっとした粘性の鼻水、痰が出る
・鼻の横辺りを押すと痛い
・下を向くと頬が痛い
・上顎、上の歯が痛い


このいくつか当てはまる場合は、細菌性副鼻腔炎の可能性が高いので、
自宅療養ではなく受診するようにしましょう。

症状に2つの波があるとき、鼻周り・目の周辺に痛みや圧迫感があるとき、
上の歯が痛むとき、細菌性の鼻症状である可能性が高いです。すぐに受診するようにしましょう。


のどが痛い場合には

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のどの症状が強いときの病気の可能性

風邪の典型的な3つの症状の内、
特にのどが痛い場合に考えなくてはいけないことをお伝えいたします。
のどは、鼻のときとは違って風邪と判断したがために、
重篤な疾患や細菌感染症が見逃されてしまうケースがあり注意が必要です。

のどの症状は、痛みやイガイガした感じなども含まれてきます。

こちらも、ウイルス性なのか細菌性なのかに加えて、
生死を左右するような重篤な疾患のサインなのかを見極めないといけません。
ただの「のどの痛み」が命取りになることがあるのを知っておきましょう。

【最重要】飲み込んだときの確認

のどが痛い症状が、ツバや食べ物を飲み込んだときに痛いのか、痛くないのかで、まず分けていきましょう。

飲み込むと痛い
いわゆる「のどの痛み」の可能性大
→飲み込んだときに浸みたりして痛いのでのどの入り口や中が痛くなる場合は、感染症の可能性が高い

飲み込むと痛くない
これは、首のあたりが痛いのにのどが痛いと勘違いしている可能性があります。
→その後、首あたりを触っても痛みを感じないようであれば、それは放散痛の可能性が高くなります。

放散痛とは、どこか内臓の部分に病状が起きているときに、
サインを出すために痛みや炎症反応をまったく関係ないところに起こす反応です。

この場合、首、肩、顎、歯が痛いと訴えているのに、
触っても痛いと言わないときは心臓・血管の疾患の可能性があり、
特に高いのが「心筋梗塞」の可能性があります。

心筋梗塞では、主に触っても痛くない「胸痛」が主に見られるのですが、
例外も多く上記であげた箇所に痛みを感じることもあります。

たとえ心筋梗塞でなくても、
押しても痛くない放散痛が突然強く現れる場合、それは臓器からのSOSのサイン。
鎮痛薬を飲んで対処するのではなく、すぐに受診するようにしましょう。

細菌性を疑うべきタイミングとは

のどの痛みのほとんどがウイルス性咽頭炎で、いわゆる風邪の主症状の1つです。
しかし、ここでも細菌性咽頭炎と呼ばれる細菌感染症が10%未満ですが、
起きることを知っておかなければなりません。
この細菌性咽頭炎の中でも、A群溶連菌性咽頭炎は、受診をしなければならない、
のどの痛みの代表とも言われています。
これを見極めるツールとして、Centorの診断基準というものがございます。

【Centorの診断基準】
・38℃以上の発熱
・首筋を押すと痛い(圧痛を伴う前頸部リンパ節腫脹)
・のどの奥の発赤と白い苔(白苔を伴う扁桃の発赤)
・咳がない
・15歳未満、45歳を超える


このうち2つ以上当てはまれば、A群溶連菌性咽頭炎の可能性はかなり高くなります。
特にのどの奥に白い苔がある場合は、
他に症状が出ていなくても感染している可能性は高いので、受診することをオススメします。

【その他の方法】
実は、このCentorの診断基準だけでは、10〜20%の患者さんでの見逃しがあると言われています。
細菌性とウイルス性を見極めるポイントも合わせて、判断の精度を上げることが重要になっていきます。

1、「鼻水が出るか・出ないか」
風邪の項目でも説明いたしましたが、細菌性は幅広く症状を出すことはありません。
逆にウイルス性は鼻水・咳・のどの痛みといろんな症状が出やすいという法則を覚えておきましょう。

2、ウイルス性よりも細菌性はかなり強いのどの痛みのことが多い
食事をして飲み込んでいるうちに痛みが改善しないのが細菌性、
いつの間にかなくなっているのがウイルス性です

【最重要】重度な病気が潜んでいるのどの痛み


のどが痛いと訴えてきても、
実際に見るとのどの痛みに関係する症状が見られない場合があります。

症状の強さに関係なく、何かをしている時に

・突然、ご飯が食べれないほど、のどが痛い
・突然、口が大きく開けられなくなった
・突然、呼吸が苦しい


こんな時は、すぐに救急車を呼ぶか、受診を急ぐようにしてください。

最悪の場合、心臓や血管の疾患である大動脈解離、
心筋梗塞、狭心症、くも膜下出血
の可能性があります。

ツバや食事をしているうちに痛みがあるのか、消えていくのかで、
細菌性かウイルス性を判断し、細菌性と思われる場合はCentorの診断基準もチェックして受診しましょう。

また、痛いと感じているのに飲みこんでも痛くない場合には、
首回りを押してみて痛みを感じない場合は臓器からのSOSのサインです。
突然、のどが痛くなったり、口が開けられない、呼吸が苦しくなる場合、
心臓や血管の疾患の可能性が高くなりますので、すぐに受診しましょう。


最後に

自宅療養or受診をすべきかの境界線についてお伝えしてきましたが、
必要以上に検査や不要な治療を受けたり、薬の接種を推奨する気は全くありません。
できる限り薬に頼らない自然治癒を目指すことが大事ですが、
素人判断でよからぬ事態を招かないためにも、必要な情報として頭に入れていただけると幸いです。

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宮本知明
薬剤師/GAJ認定ジェモセラピスト(植物療法士)/漢方ソムリエ。 病院薬剤師を経て“薬と共存しない生活”の念いからホリスティックな健康観と出逢う。新婚女性、新米ママさんを西洋医学・東洋医学・自然療法の良さを合わせた統合医療の知識をもった“ホリスティックな健康観を持つ女性”に育成する「ホリスティック医療家」として執筆業・講師業で活動中。 公式ブログ /公式HP
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