風邪を引いたら約94%の人が病院に行く、または薬を飲むと回答する日本人。ちょっと風邪を引いたらすぐに病院に駆け込む日本と海外先進国の医療制度の違いとは?これからの時代全員が必要になる予防医学
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ちょっと風邪を引いたらすぐに病院に駆け込む日本人。
日本では例えばちょっと風邪気味だな、というときに病院に薬をもらいに行く人は非常に多いと思います。ちょっとでも、具合の悪そうな人をみかけたら「薬を飲めば?」と声をかける人も、よくみかけます。
この異常とも言える光景が今の日本ではあまりにも「当たり前」になりつつあります。
疑問にもつ人すらほとんどいないのが現状です。
しかし、これでは根本からの治療になりません。
なるべく薬に頼らない、日常からの予防が大切である。その理由について今日はお話します。
薬に頼りきりの日本人。風邪を引いたら94パーセントが病院に行く、または風邪薬を飲むと回答。
それでは実際、どのくらいの人が薬に頼っているのでしょうか。
株式会社プラネットの調査で、興味深い結果が出ています。
風邪と自覚したとき、62%が市販薬を服用、31.9%が病院へ・・・
風邪の食対応として、どのような行動をするのかを3,652人に調査した結果です。株式会社プラネット 調査結果ページより 引用 https://www.planet-van.co.jp/
この結果で見ると、1位は市販薬を買う人が男女ともに60%を超えています。
また、4位の病院に行くという回答も男女ともに約30%となっているようです。
男女差でみると男性のほうが即効性を求める傾向があり、病院に行く、ドリンク剤を飲む、などの回答が女性を上回っています。
就業率が男性のほうが多い日本では、仕事を休まないため体調を薬やドリンク剤ですぐ治したいという考え方の男性が多いため、このような差があるものと考えられます。
また、日本では皆保険制度があるため、少し具合が悪くなると病院に行って即効性の高い薬を処方してもらう、という人も多いのです。
しかしこの行動習性にこそ問題が潜んでいます。
日本の医療業界はそこにつけこんで、大量の薬で患者を薬漬けにしているのです。
日本の病院の処方薬は病院の利益のために出される
世界で二番目に薬を消費する日本人・・・
グローバルノート株式会社の2015年での統計データで見る世界の薬剤消費国別ランキングでは、日本はアメリカに次いで世界2位の薬剤消費大国です。
https://www.globalnote.jp/post-10290.html
グローバルノート株式会社の2015年での統計データより引用
アメリカと違い皆保険制度が適用されている日本では薬剤にも保険が適用できるにも関わらず、薬剤の消費はすさまじいものです。
このような状況は日本と先進国の医療システムの違いによる差が原因なのです。
医師ファーストの国日本と、患者ファーストの国イギリスの差
日本では、具合が悪くなり病院に行くと、医師から症状を問診で聞かれて薬を処方すると複数の種類を出されます。
少なくとも、私が行った病院やクリニックでは1種類ではなく、数種類の薬をいっぺんに出していました。
なぜ医師が沢山薬を出すのかというと、日本では医療機関に支払う費用はいわば出来高払い制だからなのです。
つまり医療行為を行ったり薬を処方するほど医者が診療報酬をもらえる、お金が沢山入ってくる仕組みになっているのです。
中には患者の状況を見て、不要であれば薬を出さない、または必要最低限の薬だけ処方する医師もいるかもしれません。しかしこの日本の医療システムがある限りは、そうした良心的な医師は一握りにならざるを得ない状況です。
先進国は成功報酬型の医療システムも普及。
イギリスと日本では最大患者の数が4倍の開きも・・
それに対して先進国の多くは成功報酬型の医療システムが普及しています。
患者が健康になることにより収入が増えるため、医師は患者を根底から治療することに注力することができ、
結果として必要以上の薬は出さず患者自身の治癒力を引き出すことにつながります。
特にイギリスの医療制度はかかりつけの診療所患者側が登録するというもので、登録の変更もきくことから医療機関側が努力を有するものになっています。
関西大学のイギリス医療保障制度という論文に、日本とイギリスの違いが述べられています。
https://www.kansai-u.ac.jp/Keiseiken/publication/seminar/asset/seminar12/s196_1.pdf
イギリスと日本の医療データを人口1,000人あたりでで比較した急性期の病床数と臨床医数以外の数値を見ると以下のようになります。
・総病床数=日本13.7:イギリス3.3
・年間外来診療回数=日本13.2:イギリス5.0
・入院平均在院日数=日本33/2:イギリス7.8
・入院平均在院日数(急性期)=日本18.5:イギリス6.8
このように、イギリスでは日本と比較すると最大で患者数が最大で4分の1以下という大きな差があります。その差ははイギリスでの患者が開業医を登録する登録制度によるものが大きいのです。
イギリスでは、開業医の収入は市民の登録人数により決まるものとなっています。
このため、登録人数を増やすために医師は患者が病気にならないように徹底して病気の予防を行います。
もし登録した家族が重い病気になったら、その医療費は開業医が支払い、信頼を失った開業医は登録した家族も失うことになります。
これにより患者第一の制度をとっているイギリスは、医療機関側の都合に合わせて患者をいつまでも治さない傾向のある日本と大きな開きがあるのです。
また、日本では抗生物質を当たり前のように処方されますが、これは免疫を正常に保つ腸内細菌を殺して免疫機能を低下させてしまう危険なリスクもあります。
これにより腸内環境が一気にみだれ、本来の免疫機能が低下し、薬剤耐性菌が大量に生じてどんどん自発的な治癒力が失われ、結果として病院に通って根本的に病気が治らず医療機関が利益をむさぼるのです。
更に、薬によって起こり得る深刻な副作用も問題です。
市販薬でも起こる恐ろしい副作用
薬を飲む上ではも副作用のリスクはいつもあります。
また、市販の風邪薬で重篤な副作用を引き起こすこともあるのです。
難病指定のスティーブ・ジョンソン症候群
MSDマニュアルではスティーブ・ジョンスン症候群の情報が公開されています。スティーブン・ジョンソン症候群は、高熱や全身の倦怠感などを伴い皮膚、口唇・口腔・眼・外陰部などを含む全身に紅斑、びらん、水疱が多発して表皮が壊死性障害に至る重篤な病気です。
尚、体表面積の変化が10%未満の場合はスティーブ・ジョンソン症候群、30%を超えると中毒性表皮壊死融解症と病名が変化します。
死亡率は小児では7.5%、成人では20~25%と非常に高く、難病指定もされており後遺症が残ることも多い恐ろしいものです。
その原因はスティーブ・ジョンソン症候群の50%以上、中毒性表皮壊死融解症では95%が薬剤なのです。
市販薬を飲んだことで重篤な症状へ。結膜炎、手足口病と誤診されたスティーブン・ジョンソン症候群の事例
京都府立医科大学附属病院が運営するスティーブ・ジョンソン症候群および中毒性表皮壊死症のサイトでは、市販の薬を飲んで重篤な症状に陥った女性の事例が紹介されています。
http://eye.sjs-ten.jp/story/patient02
発症した女性は22歳の女性で新社会人、微熱と喉の痛みを覚えて家にあった市販の解熱薬が使用期限内であることを確認して用法・用量を守って飲用。
しかし、その2,3時間後に口元に違和感を覚え、翌朝になると目も充血していたため眼科を受診し結膜炎と診断されて点眼薬をもらったそうです。
熱や頭痛も治らず、顔に発疹が表れ熱は39度まであがり、市販薬を飲み続けても熱は下がらず今度は内科のクリニックをッ受診して手足口病と診断されます。
その後も熱は下がらず40度まで上がって口の中に水疱、全身に発疹が広がったため夜間救急を受診し、大学病院の専門医を紹介され、そこでやっとスティーブ・ジョンソン症候群と診断されたのです。
この女性は結果として回復はしたものの、両目が乾燥して長時間パソコンの画面が見られないという後遺症が残りました。
私がこの事例から感じたことは、医者の誤診があまりにもひどいのではないか、ということです。
症状を真剣にきちんと聞けばただの結膜炎ではないことは、素人でもわかったのではないか。
症状が似ている手足口病と診断するのも、血液検査を伴って行われたものか、甚だ疑問です。
この事例からも、イギリスの開業医と日本の開業医の報酬形態の差から見る日本の医療システムが、いかにいい加減なものかがはっきり分かります。
根本から健康でいるために今すぐできる生活習慣病対策・予防方法とは
ドラッグストアや調剤薬局がコンビニよりも多く、病院やクリニックでは薬を沢山処方することで医療機関が儲かる日本。
私たちが必要以上の薬を飲むことよって健康を害されず、日頃から健康でいるためにはどうすればいいのでしょうか?
1.病院からの必要以上の薬の処方を断る。専門家に聞いたり専門書で調べるなどして薬のリスクを勉強する。
医師は自分たちの利益のため、患者の根本的な治療や副作用の心配もしないで薬を処方することがほとんどです。
勝手沢山の薬を処方される前に、それが適切な薬なのかをあなた自身でも調べたり、他の専門家に質問するなどして下調べ・確認して必要でないならば断ることが大切です。
特に副作用やリスクについて何も知らずに飲む人がほとんどですが、中には深刻なリスクのあるものも存在します。
また、抗生物質には特に注意が必要です。
抗生物質により腸の免疫が機能が低下するだけでなく、抗生物質多用で薬耐性菌が増加することにより2050年には世界で1000万人が死亡するリスクがあると厚生労働省で推計も出されているのです。重篤な症状や急を要する場合は別ですが、どう考えても軽度の症状ですぐ病院に行ったり薬に頼ることは、避けたほうが賢明です。
2.漢方薬を利用する
漢方薬は日本で独自に発展した漢方医学で処方されるもので、西洋医学での薬と違い、症状だけでなく全体のバランスを見ながらその人の体質にあったものを処方します。その概念は「証」といい、気・血・水というものさしで不調をはかり、その人体の仕組みにあった漢方で対処します。
生薬と呼ばれる植物の根や葉、樹皮、果実や種子など植物由来の原料が多く、そこに動物・鉱物を組み合わせており、自然由来の原料のため自然治癒が望めます。
未病と呼ばれる病気になる前の不調にも対応でき、根本からの治癒が期待できます。
ただ、日本の製薬会社では植物本来の力を殺す熱加工や危険性のある添加物を加えているケースもあります。
特にコンビニなどで安価に売られているようなものは、注意が必要です。
また、あくまでも薬ですので、副作用がないわけではないので、ベストな選択とまではいきません。
3.オーガニック食材から自己免疫を高める
結論として、一番ベストな選択です。
治療にお金をかける前に、予防をするということです。
薬によるアナフィラキシーショックや副作用での重篤な病気も避けることができます。
薬ばかりに頼るのではなく、食生活から自己免疫を高めて病気を予防することが健康を保つためには極めて重要です。
免疫機能の60~70%は腸にあるといわれ、腸内細菌のバランスを良くする食事が自己免疫アップにつながります。
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¥ 18,225 (税込)腸内環境を整える食べ物
お勧めの食材は腸内環境を整える植物性のヨーグルトやプロバイオティクス、納豆、味噌といった発酵食品や、きのこ類や海藻といった腸内細菌のえさとなる食物繊維が多い食品など。
●腸内環境を整えるオーガニックプロバイオティクス
抗酸化作用の高いもの
また、ポリフェノールやビタミンA・C・Eが多い果物や野菜も抗酸化作用が豊富なため、免疫機能を高めるとされているので、色彩の豊かな無農薬・オーガニック野菜をできるだけ幅広くいただきましょう。
その他、りんご、人参、トマト、バナナ、ほうれん草なども併せて食べると更にお勧めです。
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薬剤で汚染されず、健康な食生活を送ることこそが、予防医学の実践
現在の日本では、薬局で販売されている薬も製薬メーカーが利益を得ることはもちろん、病院では、患者よりも利益重視で考えがちな傾向が強いです。
もちろんごく一部、本当に真面目な病院やお医者様もいると思いますが、残念ながら、患者はたくさんの人の中の一人として捉えられており、ベストな選択での根本的な治療は考えられていないことが殆どなのです。
そんななかで自衛をしていくには、多額な治療費を使う状態になる前に、自分の体は自分で守るという考え方を身につけ、
日々健康的な食生活を送ることが大事です。
そして食材を選ぶ上でも、体に有害な食材ではなくオーガニックな食材を選ぶことで真の健康につながります。
すでに実践しているIN YOUの読者様からすれば、きっととてもシンプルなことであり、当たり前のことに思えるでしょうが、まだ、94パーセント以上の方がそうではない日本。
日々の健康を積み重ねていくこと。それこそが予防医学の実践につながるのです。
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