オーガニック商品は高いと思っていませんか?オーガニックに変えたことによってむしろ安くなった意外な〇〇
オーガニックと聞くとどんな印象があるでしょうか。
一昔前はオーガニックという言葉は、
一部の意識の高い人のみが使用しているイメージがある時代もあったかと思います。
しかし今ではコンビニでも一部オーガニックのものを置いているコーナーもあったり、
スキンケアコーナーもオーガニックのブースのスペースも増えて来ています。
オーガニックなものは高いというイメージもある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
事実こだわって作っているため、割高になるものがほとんど。
これは手間暇もかかっていますし、大量生産も難しいもの。
しかしオーガニックに変えることで、結果安くなるものあるのです。
私の場合はそれがスキンケアでした。
オーガニックは高い?私とオーガニックスキンケアとの出会い
私は見た目が昔からコンプレックスで、顔の形は変えられないかもしれないけど
せめて自分のケアで変えられる肌や体型は綺麗でいたいという思いがありました。
その為に気にしていたのがスキンケアです。
元々結構乾燥肌だったこともあって、刺激が強いものを使えば化粧水を使った後に顔が赤く痒くなり、
冬場になれば目の周りと鼻の頭が特に粉ふきいものようにカサカサ。
そうかと思えばぷつっとニキビがでたりと肌トラブルに悩まされる日々を送っていました。
保湿と書かれたものを見れば買ってみたり、
肌に優しいと書かれたら使ってるものを途中にしてライン変えしてみたり、
顔の部位によって使い分けたりと自分なりに色々やってみました。
それでも良くならなくて、やっぱプロの技かなと思って
エステにいってみたりといわゆる化粧品ジプシーを続けていました。
そんな時友人におすすめされたのがオーガニックスキンケア。
そんなきっかけでオーガニックスキンケアを使うことにしました。
オーガニックスキンケアでの変化を感じたはじめての冬
冬は寒くて辛いだけでなく、1年の中でも乾燥が最も酷くなる季節でもあります。
私の乾燥肌も冬は特にひどくなるのが毎年の恒例行事。
そんな時期にふと毎年の粉吹き芋のような状態になっていないことに気がつき、
肌が変わってることを実感したのです。
そもそもなぜ冬は乾燥するのか
冬に肌が乾燥する理由は二つあります。一つは、外気が乾燥する時期だからです。
さらにストーブやエアコンを使用するので更に私達の肌の乾燥が悪化していきやすいです。
もう一つは、寒いからです。
私達の身体は体温を維持する為に自然と働くようになっています。
身体は血管をきゅっと補足して体温が低下するのを防ぐように働きます。
そうすると血管によって運ばれるはずの栄養素が運ばれなくなるため、
水分保持と維持をしてくれるセラミドと皮脂に栄養素が行き渡らなくなります。
その為保湿の力がぐっと下がってしまう為、冬場は他の季節よりも乾燥しがちなのです。
その為私も含め冬場の乾燥肌に悩む人が多いです。
では何故冬のカサつきが無くなったのでしょうか。
これこそがオーガニックスキンケアの力なのです。
オーガニックスキンケアの魅力である肌育とは
オーガニックスキンケアを使用する最大の魅力は肌育ができることです。
肌育とは
外部からのもので肌の状態を保つのではなく、肌自身が強く美しくいられる力を育てることです。
正常な肌のサイクルに戻ることで肌自体が美しく・健やかになります。
肌自身が自力で美しくなれれば徐々に外部からのケアも少なくてすむようになってきます。
ではなぜオーガニックスキンケアは肌育に良いのでしょうか。
肌育のキーワードは皮膚常在菌
肌トラブルが気になる人は自分のスキンケアが不十分なのではないかと考えがちです。
しかし実はこれは逆である可能性もあるのです。
しかし日本人はスキンケアの使用するアイテム数がとても多いといわれています。
メイクの腕も他の国と比べるとかなりあるといわれています。
つまりスキンケアは足りないのではなく、
過剰であることがあるということです。
皮膚常在菌のバランスが美肌のカギ
皮膚常在菌とは
私達の皮膚には常時たくさんの菌が存在しています。
その数は200種類以上といわれています。
よくニキビはアクネ菌が問題だといわれ、菌がいるイコール悪いことのように思われがちです。
しかし実は菌はいるのが普通であり、肌の綺麗を保ってくれているのもこの菌達なのです。
大事なのはどんな菌がいるのが、それがどんな割合でいるのかというところです。
腸内細菌と一緒ですね。
皮膚常在菌がなぜ美肌を作ってくれるのか
菌が肌を綺麗にしてくれるといわれてもいまいちピンとこないところはありませんか?
そこで菌がどんな働きをしてくれているかを少し見てみたいと思います。
皮膚常在菌はたくさんありますが
表皮ブドウ球菌
アクネ菌
の働きを見てみたいと思います。
表皮ブドウ球菌
肌は弱酸性が良いとはよく聞きますが、その弱酸性を作ってくれるのがこの表皮ブドウ球菌です。
表皮ブドウ球菌は私達の皮脂や汗を原料として弱酸性の物質を作り出します。
これが汗と混じることでクリーム状になり、肌に弱酸性の膜を作ってくれます。
いわば天然の美肌クリームですね。
アクネ菌
皮脂をエサにグリセリンと弱酸性の物質を作ってくれます。
つまり保湿と肌の酸性化に一役かってくれているのです。
そんなアクネ菌がなぜ悪役扱いされてるかというと、
過剰に増えた時にニキビができるのに作用するためそこだけ取り上げられて悪役になっているのです。
つまり正常な数が肌にいる分にはアクネ菌も敵ではないのです。
トラブルをもたらす病原菌の多くはアルカリの肌を好みます。
つまり肌を酸性に保ってくれる菌達が適正量存在すると酸性化すると、
病原菌は肌の内部に入り込むことができなくなるので肌のバリアとなってくれるのです。
参照 人体常在菌の話 青木 皐
皮膚常在菌を守り肌育をするのに大切なオーガニックスキンケアとは
皮膚常在菌の重要性はわかってもらえたのではないかと思います。
それでは私達が皮膚常在菌を守るにはどうしたら良いのでしょうか。
洗いすぎない
合成界面活性剤などの皮膚常在菌に過剰に影響のあるものを使わない
汗をかく
このようなところが私達ができる皮膚常在菌を守るポイントになってきます。
ここでオーガニックのスキンケアの出番なのです。
オーガニックスキンケアとは
日本では残念ながら明確な基準はないので様々なものがオーガニックスキンケアとして売られていますが、自然由来のものを使用し、化学的な成分を使用していないものというのが基本にはなると思います。
一つの成分だけオーガニック成分で大半は化学成分が配合されているなど、
なんちゃってオーガニックの商品がまかり通っているので気をつけて選ぶ必要があります。
オーガニックではない、化学的な成分を配合したスキンケアにはメリットはないのか?
化学的な成分つまり石油系の成分が入っているもの。
そのスキンケアにもメリットはあります
安い
◯◯用という用途を限定したものを作りやすい
即効性を感じやすい
などがあげられるのではないでしょうか。
しかし同時にデメリットもあって、
皮膚常在菌や皮膚のバリア機能を壊してしまう
皮膚常在菌を過剰に洗い流してしまう
このようなこともあるのです。
石油系スキンケアを全部否定するわけではないのですが、
肌育、つまり皮膚常在菌の育成を考えるとオーガニックスキンケアのほうが皮膚常在菌を適切な量残しやすい。
その為肌育にはあっているのではないでしょうか。
私自身はそれを体感したので、今でもオーガニックスキンケアを使い続けています。
目の前の値段より、長期的な視点でオーガニックを選んでいく
オーガニックスキンケアはイコール高いという印象がありますし、
実際10年前くらいはほぼ90%ものが輸入だったため高いものが多かったですが、
最近はその現状も変わってきてるためもっと手に入れやすくなりました。
肌の悩みや状態は人それぞれですが、
元々の肌の状態を良くすることによってその悩みを改善できることは増えると思います。
肌の為を思って、様々なスキンケアを使いたくなるのもわかりますが
一旦肌が自力で良くなるのを邪魔しないスキンケアに変えてみるのも一つの手段ではないでしょうか。
今日使って明日解決することはないかもしれませんが、
肌本来の力が蘇ってくれば美肌に近づいてくるでしょう。
そうなれば結果様々なスキンケアがなくても綺麗な肌が保てるようになります。
私自身も肌の状態が落ち着いてきたので過度にエステに行くこともなければ、
化粧品を買い替え続けることもなくなったので結果としてスキンケアにかかる金額も時間も少なくなりました。
オーガニックのスキンケアは高いからと思って使うのを躊躇している方、
是非一度試してみる価値はあるのではないでしょうか?
自分の肌が育てば、意外と結果的に安くおさまるかもしれませんよ。
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